婚活している時、「価値観に違いがありそうだな」と思うと
そういうお相手を避けたりしませんか？
慣れてくると、その違いをより大きく感じてしまいます。
ただ、身近な人と価値観の違いがあるからこそ、
自分自身をじっくり見つめることができることも多いです。
価値観の違いによってうまくいかないのは相手のせいじゃないかも？
価値観の違いを、また違った角度から支え合うこともできますよ！
こちらの内容はYouTubeでも公開中です！
本日のテーマ
価値観が違うと結婚できない？
「価値観の違い」。例えば「何が好きか」が違う。
以前例に挙げたのは「野球とサッカー」。
「私は野球が好き、あなたはサッカーが好き」。
でも、共通点を見ることで共感しあえますよね。
2人の共通点は『スポーツが好き』ってこと。やり方はわかります。
それじゃ例えばお金の話。お金ってもろ価値観に執着するじゃないですか。
日々の生活の中の食費にいっぱいお金を使っている人もいれば、「食費なんかどうでもいいでしょ、そんなことよりもたまの旅行にお金をかけたい」と思う人もいますよね。
自分のやり方への執着が強いと、共通の価値観を探る気になれないことも…
二人の価値観を対立させて『競争』にしてしまいやすいんですね…。
価値観の痛みどこから？
婚活中の皆さんだったらいつもパートナーがいるわけじゃないかもしれないので、例えば兄弟や親との価値観の違い、そんなことをイメージしてみるとわかると思います。
例えば「自分は比較的におとなしい性格で、何人かクラスにお友達がいる」くらいの感じの人だとします。そして自分のお姉さんはすごい喋る性格で、社交性があってリーダーシップ発揮して感じたことを話すのが大好きで、いつも妹にもいっぱいしゃべって「これいいでしょほら」「これって素敵よー」「こんなの飽きちゃった」「そう思わなーい？」とその都度同意求められたりして。「なるほどお姉ちゃんすごい！でもいつも自分はそう思っているんだろうか？…」みたいな。下の子ってなんかそうなっちゃうことってありますよね。
お姉ちゃんがいないと、本当の自分は友達の中でも「私はこれもいいしこれもいいし、私が本当に好きなのはこれ。」みたいな、自分らしい価値観で自由に決めているんですよ。
ちゃんと自分の世界があると。
そうそう。にもかかわらず、お姉ちゃんといると「私の価値観どこ行っちゃったんだろう？」みたいな。
それはすごい体験する！
そうでしょ。あなたは私にちょっとそういうの感じてますよね。兄弟姉妹を転移しちゃっている？
そう。強烈にある。息子にもそれ感じるね。
「疲れたんじゃない？」と言ったら「疲れてないよ！」と怒り返されたりすることありますよ。
うん。「それぐらい自分に決めさせてよ！」となる。
そうなんですよ。（笑）上の兄弟が特に価値観を強制してるわけでもないんだけど、子供の頃の力の差からか、そうなっちゃう。そこに拒絶が起きたりするわけですね。
家族間の投影を取りもどす
でも単にそうなってるだけで、少し自分らしくいられる距離を取り戻せれば、案外いい夫婦関係になります。兄弟もね。
適度な距離ね。
つまり、「なんか巻き込まれちゃってるな…」と思ったら距離を見てみるといいのかもしれないと。「ちょっとごめんね」と。
そうですね。
これも1つの関係性の中の癒着ってやつなんですよね。
「お姉さんと妹」もそうだし、「お母さんと自分」もすごくあるじゃないですか。
特に親は小っちゃい頃から育ててるから子供が大きくなっても何もできないと思い込んでるっていうのがありますよね。
いつまでもね。
そうすると、「あれやってあげようか」「ちゃんとハンカチ持ったの？」みたいになっちゃってて、「持ってるってば！」みたいな。
「持ってるってば！」って言いながら調べなかったら昨日のハンカチだった、とかね。そういうのってよくあるじゃないですか。「うるさいなぁ！」って言いながら全然できてないとかね。
そこに自分が気づいた時、相手との距離を見て自分を大事にしたいですね。
ワーワー言ってる方も「私の言ってることを受け取ってもらえてない」って気がついたら、近すぎて癒着している可能性があるんですから、本当の意味で自分のことを大事にする。そのことで、自分だけじゃなく相手に対する尊重を取り戻す可能性が生まれるんじゃないかなって。
まさに。
価値観の違いから始まる関係を
だから「価値観が違えば結婚できない」なんて序の口。
「価値観が違ってるところから始まる」し、その価値観の違いによってお互いの生活スタイルとかいろんなところに競争とか戦いとか拒絶とか変な感情が生まれて…
そこを越えていくにはお互いの「意図」が大事。
それから「自分らしく生きる」こと。「もっと自分らしく生きたい」って思わないと、相手とありのまま話し合いを持つこともできないなって思うんですよ。
そこに尊重がないとね。だから適度な距離みたいなね。
距離にまつわる面白いことを言った人がいて。
「親密」ってどういう意味かというと…例えば化学反応しちゃってる時っていうのは、分子と原子がぐちゃぐちゃになっちゃってるような状態でもとに戻れないんですって。これを「癒着」というんですって。くっついちゃってる状態。
でも、「親密」っていうのは分子と原子が別々な状態で混ざり合ってるような感じね。例えばコーヒーとミルクが混ざってる状態。
個を確保しながらみたいな。
そうそう。コーヒーとミルクもミルクコーヒーになっちゃえば元には戻らないけど、別に化学反応を起こしてるわけじゃない。くっついちゃってるんじゃないんですよね。混ざってる。そしてこれはお互いの個性を感じるしそれ以上の味が生まれるし。
そういうの何て言うのか、調和している。
そうそう。調和している。だから「親密」は「対等」なんですよ。
ねぇ。調和だよ。親密で尊重もあって。
対等で尊重し合ってね。私たちもね。
婚活者は無意識で怖がっている
そこで丁寧にやっていくというのが「長続きする夫婦の秘訣」というわけです。
そういうことを婚活中の皆さんは無意識に怖がってる。分かるかしら？
例えば親同士が喧嘩してる、あるいは親と自分が喧嘩してると、「人間関係なんて全然上手くいかない、相手の言うことに従うか相手をなぎ倒して自分の通りにするかどっちかになるしかない」と強く思い込んじゃってるんですよ。
だからコーヒーとミルクが混ぜ合わさってるような状態が想像できないのがよくわかる。「調和してる」ってお互いに受け入れ合っている状態だってことですよね。
調和を見つけていく楽しみって、それは1人ではできないことですね。
そのためには十分語りあう必要があるし、「自分に立ち返ろうと思う」し、お互いがすごく人生を前向きに生きたいって思う気持ちがないと、対話に対する意欲って続かないと思うんですよね。そのための婚活です、皆さん。
家族以外の他者と関係が持てない
家族関係の中で競争とか痛みとかそのことがパートナーシップを持つことへの怖れに繋がってるっていうケースがあるとして、逆のケースに最近気づいたんだけど、「家族の中がすごい楽」っていう人。「家族の関係だからいい（けどそれ以外には無理だろう）」って思ってる人って案外いるんだなって。
最近そういう人が多いですよね。
「調和やハーモニーみたいな感じは家族以外では無理だろう」と頭から思ってるっていうか。
なるほど。本人たちに伝えるときは慎重になりたい内容だけど、それはもしかしたらハーモニーじゃなくて癒着の可能性があるかも。
あるよね。それはある。
その「無理だろう」という自信がない感じがそれを物語ってて、親に何かすごくしてもらえてる感じと、自分がうまく親にしっかり返せてないような自信のない感じがあって。
だから「あの親でないと自分は守ってもらえない」と思ってる。「まだ自分は弱い」と思ってる？なんかちょっとそういった気持ちが見え隠れしますよね。
そうですね。裏表みたいな、そのさっきのケースとね。
だから「本当の意味の『対等な人間関係』を親と作っていく」のも1つの婚活だと思った方がいいですよね。
親にもっともっと与えていく。私達は皆大人だからね。
歳を取った親に対して思いやりを持っていろんな面で自分が与えられることをしていく。
年齢的に、自分よりも先に死んでいく人達ですから、「どこまで親のことを理解してあげられるか」といった視点で見ることができるとすれば、すごい婚活が進むんですよね。
リアルラブの会員さんは、お正月休みなどで実家に帰って戻ってきた後、親との関係をテーマにカウンセリングすることも多いんです。すると突然すごく婚活が良くなることがあります。いい人見つかっちゃったりみたいなことも。
本日のまとめ
自分の周りの、それも近くの人間関係・家族関係を再度見直してみるのもいいことかなと思います。婚活に必ず役立ちますよ。
これまでの関係性からちょっと変わったりとかね、それが良い方へ繋がるっていうのはありますね。
ということで今日は以上でございます。
もし何か気になることがありましたらいつでも体験カウンセリングにお声かけください。
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では今日はここまで、ありがとうございました。
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