婚活中の皆様、
「結婚さえすれば…」と日々頑張っていると、
結婚が「幸せそのもの」のように思えるかもしれませんね!
でも、パートナーシップにはいわゆる「ゴール」はありません。
結婚した後のちょっとした悩みや迷いなどを知ると、
結婚へのイメージが現実的になり、むしろ達成しやすくなります。
ぜひご参考に!
パートナーとのコミュニケーションの行き違いから気づいたこと。
こちらの内容はYouTubeでも公開中です!
本日のテーマ

(唐突に)「大丈夫だったらもっと笑顔を見せろよ」ってご主人が言ったんですって。

えっ…それはボソッと言ったの?

うん。笑顔を見せろよって。奥さんは衝撃を受けて…
で、相談してきたんです。うちの会員さんなんですが、すごく真面目で向上心もあって勉強熱心で、成婚した後も継続してカウンセリングを受けていて、このほど赤ちゃんもできて。そこでちょっとした夫婦トラブルなんです。その詳細をお伝えしていきたいと思います。

そこからの学びだね。
ラブラブな夫婦に何が?
ご主人はすごくすごく奥さん想いで、とにかく奥さんの言ってくれることだったら何でもやってあげたいと。

「妻第一」みたいなね。妻ファースト。
そうそう、妻ファーストな感じですね。そして、もちろん奥さんの方もご主人ファーストなんですよ。だからラブラブなんですね。まだそれこそ3年も経ってないし、まさに喧嘩もしないラブラブなんですよ。

今は(笑)
ところが赤ちゃんができまして。この赤ちゃんのお世話は、なかなか並大抵なものじゃないところがありますね。

初めてだしね。
はい。それでご主人としてはちょっと、何というかちょっと「不得意モード」があって。
泣いてる赤ちゃんを静かにさせるとか、ご機嫌取るとか、そういうのはある意味赤ちゃん次第だし、静かにさせることができないからって落ち込む必要なんてないんですけど、「自分はダメだ」となっちゃうところがあって。自信がないっていうか。
そういう部分で、奥さんは苦労するところがありましてね。
彼女がすごーく具合が悪いときがあって、ご主人が「大丈夫?」って聞いたんですって。それに「うん、大丈夫」って返事して、でもつらいから暗い顔をしていたんだそうです。
その時、「大丈夫だったらもっと笑顔を見せろよ…」ってご主人が言ったんですって。

えっ…それはボソッと言ったの?
そこで奥さんはガーンって衝撃を受けたと。
先日カウンセリングで「実はこういうことがありまして…」って言ってとつとつと語ってくれた話ですよ。
そのニーズは誰のもの?
本当にしんどかったと。「もっと笑顔を見せろよ」といわれ頭の中はパニクっちゃったわけ。「さらに?それはないでしょう」って。
彼女は頭の中がそういう時って自己いじめが始まっちゃうというか、「自分が悪いんだ」ってなっちゃう。「私が悪いんです」って。

真面目っていうか、責任感が強い人ですよね。
そうです。その矢印は相手に向かないんですよ。
「笑顔を見せなくちゃいけないんだ」ってタスクが増えてショックを受けて、でもなんか変だっていうところで私に話をした感じ。
実は、これは悪いとか良いとかじゃなくて「誰の問題なのか?」なんです。「もっと笑顔を見せてほしい」という気持ちは、ご主人の側ですよね。

いわゆるニーズだ。ニーズは彼の方にあるわけだ。「こういう困難な時でも笑顔でいてほしい」みたいな。
そうです。「僕のために」なんです。
こっちはそれを満たさなきゃいけないことではないんですよ。

ここすごい大事なポイントだよね。僕はあなたに「期待しすぎだ」って言われるじゃん。
そう、それもニーズなんですね。つまり「これはあなたの問題よ」ってことを丁寧に説明する必要があるんです。

いわゆる「相手の課題」だ。「自分の課題にすることはない」と。アドラー先生がよくおっしゃってますよね。

そう、アドラー先生が言ってたあの有名な
「課題の分離」でございます。
彼女のマインドに起きること
それが喧嘩するってことじゃなくて「今疲れてて笑顔は見せられないのよ」って、「これはあなたの問題じゃないの?」って意味をさりげなく伝えれば、「あぁそうか」ってことになるわけね。
だって奥さんのこといっぱい想ってる人だから話せばわかるんですよ。
彼女はいつも「どんな話し方をしたらいいか」ってことなんですね。あるいは「これってどういうことなのか」をカウンセリングで話すんです。

なるほど、伝え方とかね。
すごく自分を責めがちな人は世の中にいますよね。

いますね、一定数ね。
幼少期にすごい怖い思いをしたりして、喧嘩があまり好きじゃなくて自分の怒りを外に出すのは絶対に嫌だと思って、自分で心の底に沈めちゃうわけですね。
「私が悪いんだ」ってことになっちゃうから、「自分が努力すれば済むんだ」って、何でも自分の中だけで解決しようとする。

自分が我慢するとかね。
でもそうすると、人の問題も自分の中に引き込んでしまうわけですよね。

自分の課題にしちゃう。
そうそう。これって高じるとどうなるか。言ってみると、結局何でもかんでも「自分が悪いんだ」ってなっちゃうから、だんだん相手の立場が上になっていっちゃう感じなんですよ。相手を上に奉っちゃう感じ。
そうするとどんどん対等じゃなくなって、いわゆるモラハラみたいになっちゃうんですよ。
「まだ君はここやってないのか?」「ごめんなさい…私が悪いんです」って。

なるほど、そういう関係を作ってしまう。
もちろん彼女のご主人はそういうタイプじゃないから、この2人はそんなことになりませんよ。とにかくちゃんと伝えようと思っているし、伝えられる人ですから、彼女は大丈夫です。
けど、これが高じると…。「私が悪いんだ」っていうそのマインドを人に話せずに、ただただ自分を責めて、ごめんなさいを言い続けるとそうなっちゃう。
「自分自身で工夫をする」っていう頭になっていないんですよね。
もちろん「私が悪いんだ」と思ってるんだからある意味「自分で工夫している」んですけど「相手の問題まで引き込んでしまっている」ってことに気づかない。

余分にね。
そうするとすごい苦労してる割には…

ストレスフルだし、
幸せを全然受け取れない人になっちゃう。
そうなんです。「すごい苦労している割には実りがない」っていうのと、もう片方では「そういう人とパートナーシップを組んでいる相手の人」も、やっぱりだんだんイライラしてくるわけですよ。
だって、相手にしてみたら自分の選択する領分が減ってくるわけじゃないですか。「だから君はダメなんだ」みたいになっちゃうわけ。だからモラハラみたいになっちゃうんだけど。
モラハラいうのは、一方的に100%モラハラをする人として成立してるっていうよりは、「モラハラをする人」と「させてしまいがちなパターン」っていうのが一緒くたになった時に、ものすごく立場に落差ができちゃうみたいな。

なるほど。そういうことが起きると。
自己成長のための課題にする
大事なことは「私が悪い」じゃなくて「あら、私に課題があるのかな。」という受け取り方。

なるほど。
「私の課題」なのか「2人の課題」なのか。「自分の中だけで済ましちゃうと、相手はそこには気づかない」んですよ。
だから「胸を開いて話してみる」。それが、もしかしたら両方とも前に進める、一緒に前に進むことができると思うんですね。

なるほど。それを言いたいんだね。
対等じゃない環境は良くないですよね。二人で一緒に考えていける環境を作り出すとやっぱり幸せ感は増すし。

そうだね。そのことに気づく前よりもきっと明らかに幸せを受け取れる。
特にパートナーシップに関しては、どっちかっていうと男性よりも女性の方が問題に先に気づきやすいんですね。「あら?」っていうのがあるんですよ。
聞いてる方が女性だったら女性の側(自分の側)からその問題を提示していくことがすごく大事。
男性はなかなかそこに気づきにくいですのでぜひ優しく。怒って言っちゃうと男性は心を閉じて近づかなくなってしまう。私が言うのも何ですけど。

なるほど。なかなか教訓になりましたよ。もう1つ付け加えると、あなたがさっき言ってくれた「私はダメな人」って「その人全体」じゃん。でも課題ってすると「部分(パート)」で済む。それはすごい大事なポイントだね。
落ち込んでしまったり疲れちゃったりとか調子が悪い時って、誰しもが元々の自分の悪いパターン、つまり自己肯定感がえらく低い状態になりますよね。
だからそこで「あー私が悪いんだ」って思うと、「私という人全体が悪いんだ」ってついついなってしまいがちなので、「自分の課題は何だろう」っていうところに置き換える。

パートにする。それは素晴らしい。
本日のまとめ
ということで、ずっと続く毎日の日常生活っていうところに漫然と私達はついつい生きてしまいますけれど、カウンセリングをするっていうことはそこに一瞬立ち止まって自分自身を眺めてみるっていう気づきの瞬間なわけですね。
それは本当にあたかもそれこそリトリートするみたいな、自分の心をリセットするみたいな、そういう大きな意味があると私達は思っています。
ぜひ皆さんもそういうちょっとした悶々としてることとか人間関係とか、そして婚活の問題とかそういうのがありましたら、一度体験カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
それではまだ登録してない人は登録をしてください。
そして何か気づきがあったらまたぜひ書き込んでくださいね。
じゃあ以上です。
では今日はこの辺で。ありがとうございました。
さて、「リアルラブ」では30分3,300円(税込)のカウンセリング体験をおこなっています。
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