独身者を描いた映画「PARFECT DAYS」にパートナーシップを学ぶ。

婚活 お悩み

婚活中の皆さん、結婚している皆さん、独身主義の皆さん

独身者のシンプルな生活を淡々と伝えている映画「パーフェクト・デイズ」はおススメです!

ふだん忘れがちなシンプルに「つながること」=パートナーシップの喜びを思い出します。

私達、婚活ではついついデータを優先し、お相手をモノのように扱いがちだったり…

結婚できても、長くなるとお互いへの尊重をついつい失いがちだったり…。

人やモノ、自然を尊重し、お互いが大切にしている価値観や畏敬の念を思い出しながら、

婚活やお仕事、結婚生活を過ごしましょう!

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この記事を書いた人
yuda

*湯田佐恵子プロフィール*
2000年「婚活カウンセリング&結婚相談所リアルラブ」を開設し夫博和とともに今年で25年。そもそもは自分の「結婚できない症候群」のため学び始めた心理学やセラピーだったが、婚活相談以外にも、人間関係、夫婦関係、妊活、子育てなども好評。

本日のテーマ

独身者を描いた映画「PARFECT DAYS」にパートナーシップを学ぶ。

映画の「パーフェクト・デイズ」、役所広司さんがカンヌで賞を貰った。監督はヴィム・ヴェンダースっていうロードムービーの大作家っていうか大監督。

渋谷の公衆トイレの掃除が主人公のお仕事で。恵比寿の周りのも4つぐらい出てきますね。

 Mr.perfect daysは、一人暮らしなのにパートナーシップ?

それで、今日あなたは何を話してくださるの?

1人暮らしでネットも繋がず生活している独身者の心象風景に、パートナーシップを学びましょう!

それはなかなか斬新な。

あの話を観て「自分達の生き方を肯定してくれた」と捉える一人暮らしの人もいるでしょうね。そして結婚している人は、あんなふうに1人で過ごせたらとても快適だろうなって思うかもしれない。

楽しそうだからね。辛そうじゃないもんね。そこに惹かれますね。「平山さん」て、小津安二郎さんの映画によく出てくる登場人物の名前なんですよ。途中から僕はなんか「平山さんに会いに行く」とか、「平山さんの行き方を観に来ました」みたいな感じになったんです。その人のドキュメンタリーを観てるような、そういう気分になりました。

Mr.perfect daysは世界とつながっている

確かに。役所浩司さんが演じる平山さんて人、いろんなものと繋がってる人だと受け取りました。シンプルに1人で住んでいるんだけど、まさに24時間いろんなものに繋がってるんだなと。

コンタクトというか。それは面白いね。

そして「あの人はすごく人間関係を楽しんでる」とも思う。

そういうのも伝わってきますね。

人間関係だけじゃないんですよ。朝日を見てニッコリ微笑んでる。写真を見て、写真を撮って。

公園の中の木をね。木々とか木漏れ日がテーマだったり。

そうそう。木洩れ日自体を楽しむっていう。お風呂に口まで浸かってブクブクしてるのが楽しいんだ?みたいな。

ただ、私たちついついそういうことを「退屈だからやる」とか、「寂しいからやる」みたいな、ある意味欲求不満だからやっているんだと思ったりしますよね。「1人で退屈で仕方がないから太陽見つめて、太陽に今日もありがとうって言おう」みたいな。むしろ人生を、つまらないことにすげ替えてしまっているような気もします。

ネガティブな動機がね。

私達「自分は不満」というのが暗黙の前提で、その不満をなんとかカバーするためにお酒を飲んだりご飯を食べたり、人と喋ったり悪口言ったりってことをしている場合がかなり多いですよね。でも、彼はなんというか、地に足つけて生きてる…って。

動機がポジティブ。

Mr.perfect daysは他者への尊重に溢れている

喋るのが好きじゃない人みたいですよね。なんかここはもう喋んなきゃダメだよなって思うとこだけ喋る、みたいなね。

寡黙な。

こういうこと自体もすごく必要最低限なんですよね。そしてできるだけ周りに対する尊重を大事にしてる気がしませんでした?

うんうん。

酷い目に遭いそうになったりするシーンもあってお金出しちゃって、多分あのお金は貸したっていうんじゃなくて手放す感じですよね。ここでこの人にはこうなってもらいたいみたいな感じで、自分はそれでいいっていう感じ。

うまくいってほしいっていうかね。

唯一ちょっと怒るシーンもあったけど、「怒るんじゃん、この人も」くらいの人間的な感じかな。

Mr.perfect daysはプチ悟っている

プチ悟りみたいな、いらないものは全部手放して本当に必要なものだけ。あらゆる人間関係も手放していく。私はこの手放していくこと自体にパートナーシップを感じるんですよ。

逆説的に。

そうそう。やっぱりパートナーシップとか人間関係って執着と逆ですよね。

へぇー。わかってるけどそれを実行するのは難しいなって一瞬ちょっと思った。

本当そうですよ。実際そうです。あんなふうな生き方を自分も取り入れたいと。あんなふうなって全部じゃないですよ。自分自身の執着しがちなパターンみたいなのがあるけど、例えば私の場合「自己主張」を手放すことができたら、素晴しいことになると思えるんです。

多分、ああいう人は案外いると思うんです。ああいう人ってこだわり自体を手放しているから、当然特に有名でもないだろうし、承認欲求からくるような勲章はないじゃないですか。

「あの人は平山さんという人で」って称えられることはなく生きていくわけだけど、だからこそすごいなって。エゴイズムみたいなものを手放してる感じ。

周りとのパートナーシップを見直そう!

パートナーシップという点から見ると、平山さんという人の生き方から学ぶことで日々の私達の、例えば嫌でたまらない上司とか同僚とかと「一緒にご飯行くの本当は嫌なんだけど付き合ってる」などありますよね。そう思い込んでいる関係性をもう1回丁寧に見直すことで、むしろ別の体験になるかもと思うんですよ。

それ賛成だね。

人と関わることで、その中に実は喜びがあったりするじゃないですか。

1番わかりやすかったシーンが、ベンチの隣にいるお姉さんが何も語らないでサンドイッチを食べながらチラチラと彼を見ていました。チラチラっと見てるのが、お互いになんとなくわかってるみたいな感じ。そこへ入り込もうとせず手放して眺めてる。その関係性を楽しんでいるのがわかると思って。近づいてもいいんです。近づく選択肢もある。オープンなんですね。

声掛けるとかね。

それは自由ですよね。自分自身の選択だなって思うし、近づいて、お互いに触れあって生きることが好きっていう人はそれはそれでいいと思うんですよね。

それを「仕方なく」じゃなくて、楽しいものとして選択してるならってことだね。

そうそう。だから選択肢はいろいろだなと思います。今はダイバーシティ=多様性の時代になってて、「決められた幸せの中に自分の幸せがない」っていうケースをいっぱい問い直してますよね。幸せを自分自身が見つけていく生き方は素晴らしいなと。

自分はどこまで人と関わっていきたいか?

「こういう生き方でないといけない」のではなくたまたま多数派になっただけ。

そう。今まで少数の声は黙らされてきたと思うんですよね。最近はそういう中にもああいった1人で幸せな生き方とか、あとはLGBTQのようにいろんな愛があるんだとか、そういう生き方も1つ1つが認知されるようになってきて、すごいいい時代だなって思います。

だからこそ、独身の皆さんに伝えたいのは、「自分はどこまで人と関わっていきたいか」です。本当に1人で生きたいと思ったらそれはそれで〇。

ただその理由が「自信がなくて人と距離を取っている」というケースも多々見聞します。「本当は結婚したい、本当は人に近づきたい、本当は親密になりたい」って思っているんだとしたら、ああいう生き方の選択肢もあるからこそ、やがては人に近づいてもいいかなって、自分に許可してもいいのではと。

平山さんは「太陽と繋がって生きている」感じですよね。太陽を浴びるとセロトニンがいっぱい出ますし。ただ物語の中では、自分の身内と偶然会って助けを求められて、そういう時にものすごく情動が動く平山さんがいて、「人間同士の幸せ度」って大きいなって。太陽とは比べられないくらい強烈かも。やがて彼はその人への執着も手放していく。愛すればこそ手放していくのかもしれない。

婚活休みたくなったら

ということで、遅まきながら本題です。

婚活していて順調な人は全然いいんですけど、休みたくなったりやめたくなったり、「自分は本当に結婚したいんだろうか?」って疑問に思ったり…

そこにも疑いが出てくるからね。

そこですよね。「婚活はいいけど結婚なんて続けていけるの?」みたいな。それはどっちを選んでもいいんですよね。「どっちを選んでもいいんだ、1人でいてもいいんだよ」って、自分の選択に許可を与える。許可を与えないと「結婚しなくちゃダメ」って苦しむ人多いので。

「私は楽しんで生きるんだ」って、まずは1人でとことん楽しむのも1つの案かなと。それをやれば「二人だともっと楽しい」って改めて気づくかもしれないですよね。

僕は今の話聞きながら1つ気づいたのは、あの映画を観て平山さんには「愛があるんだ」と。人間に対してだけじゃなくて、木々とか木漏れ日とかね。

そうですね。全てに愛がある。

孤独が辛い方へ

さあ、孤独を本当に楽しめているかどうかですね。

正直言って苦しい、寂しい、辛いと思ってる方、案外いらっしゃると思うので、無理しないでいただきたいです。

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