婚活中のみなさまへ。
今回は多くの方にとって関心の高い、当初大変人気があった松本人志さんの一連の騒動からインスピレーションを受けて、性に関するテーマに正面から向き合ってみたいと思います。
婚活していると、結婚を前に性に関して人に言えないお悩みを持つ方も実は少なくありません。特に結婚相談所の中では性に関してはルール上制限がありますので、成婚間近になってディープな相談があることが多いです。
いわゆる芸人さんたちが性的なことに対して奔放すぎる事に対して、私達夫婦が感じた違和感、「（特に男性の）『性処理』という思い込み」について、思うところをお伝えさせていただきます。
婚活中の皆様も、ぜひご参考に！
そしてお悩みがありましたらぜひご相談くださいね！
こちらの内容はYouYubeでも公開中です！
本日のテーマ
松本人志さん騒動に見る違和感＝「内なるセクシャリティとの向き合い方」とは？
あの出来事はかなり話題になりましたので、今日はそれをきっかけに「結婚とはどういうことか」、「パートナーシップとはどういうことか」、その大元のセクシャリティに対してなど、私達自身が日ごろ感じていることを改めてお伝えしていきます。
自分自身のセクシャリティと向き合う
「松本人志さん騒動」の話が報道されたころ「そうだ、内なるセクシャリティとの向き合い方だ！」って（ヒロは）言ってましたね？
うん。「まっちゃんちょっと間違えちゃったのかな」って気持ちがあって。
例えば私自身こうやって家庭を持ち生きているけど、「誠実さとは何だろう」と。もっと長いスパンでいうと「自分はこの人生でセクシャリティに関してどういうスタイルを今まで持ってきたのか、これからどうなのか？」と。そういうことを考えるきっかけになると思った。
カミングアウトですね。
自分のこととして問いなおした。決して他人事じゃない。
なるほど！共感を大事にしながら丁寧に話していきましょう！
問題なのは性処理的な観念
そもそも何故そういうことになったのか？私自身は…
「性処理的」なゆがんだものの考え方、というか、大元の「セクシャリティに対する思い込み」が起こしたことじゃないかと思っているんです。これは、ちなみに女性の側から見ている私の見方なので主観的な見方です。
男の人の性欲に対してつい冷たく眺めちゃうところがあります。「性の処理をする」っていう言い方自体にもう、全然他人事としてしまうところがありまして。
私の中では「（見知らぬ他人を使ってまで）【性処理をしなくては暴走する】なんて体のいい言い訳でしょう？と思っているんですね。
もちろんそれは人によって違うと思います。女性でも性欲がコントロールできないような人もいるかもしれないので、「男はこう女はこう」と言ってるつもりはないんです。
その「他人を使ってまでの『性処理』という行為がないとダメなんだ」、特に男は「性処理をするのが当たり前なんだ」という過去からの強烈な思い込みがあったからじゃないか？と。
性の扱われ方
まっちゃんのことはちょっと置いといても、「たくさんの愛人がいなければ満足しない」という前時代的な思い込みを持っている芸人さんや政治家は、今だって少なからずたくさんいますよね？
面白いなと思うのは、男性の今までの「性処理」的な価値観って機械的な感じ。人間なのに、モノに対して「定期的にメンテナンスしないとな…」みたいな感じじゃないですか。「数や量がないとダメ」みたいな。
本当にそういうものなのか？です。
人間としての感覚や感情が介在しないみたいな感じですよね。だからなのか、女性に対してもモノ扱いみたいな言い方がたくさんあります。
例えば、1回手をつけちゃった古女房は、自分にとって母親みたいな存在になってしまう。女性として見られないケースも多いですよね。「お前は家を守ってくれればいいんだ。」みたいな。
性認識の変化
さてヒロさん、この松本人志さん騒動を体験してあなたの「内なるセクシャリティの向き合い方」はどんなふうに変化したんですか？
自分はどうだろうと。
自分はどうだろう？「性処理」になっているかどうか？
そういう部分全くないなんてことはないと思うんですよね。たまにあなたが冗談なのか本気なのかわかんないけど「体だけが目当てなのね…」って言ったりする時あるじゃないですか。そういう部分があるなとは思いますよ。ただそこに大事なのはそれこそ愛があるかどうかとか、愛を感じてるかっていう結論なんだけどね。
そうですよね。
性の物象化
近年は男性の、機械的というか「性欲はあって当たり前」的な1パックセットになってるようなものの考え方が、少しづつ崩壊してきていますよね。
例えば「DV=体罰」など、「体罰が当たり前」といっていた時代が壊れ出してきてます。国技と言われている柔道だって「体罰が当たり前」だったけど、性虐待までも明るみにでたりしましたね。私達は少しづつ「自分自身を大事にし、相手を大事にする時代」になってきていると思うんです。
そういう中での「性処理」的な言葉の違和感なのかなと。
MeToo運動だってそうだよね。女性が物質のように扱われたことが発端というか。
もちろん、情熱的に激しく男性が接してくることを性的な喜びと感じられる女性も少なくないと思いますから、全員に「やさしくならなければならない」という話ではないんです。
性の個別化・個人化
皆それぞれ性格も違うし、それぞれ得意不得意も好みも違うしモチベーションも違います。
それに嗜好性が一致してるかしてないかってだけじゃないですよね。同性同士だっていいわけだから。パートナーシップは、性的嗜好が違ってても楽しめるんじゃないかと私は思います。
ドラマでよく「偽装結婚」みたいな設定ありますよね。本当は結婚したいわけじゃないんだけど、結婚のメリットが欲しいために2人で契約して結婚するとか。
なんかそういうドラマとか映画が多くなってるね。
多くなってますよね。たまたま出会った二人がお互いの嗜好が合っていればいいけど、合ってない場合だって全然問題ないですよね。2人仲の良い感じ、お友達同士を親密にしたような。
それだけで性的なパートナーシップなんですよね。
それは面白いね。
性的嗜好が決定打ではない
だから大事なことは性的嗜好じゃないと私は思います。
2人の関係性を決める決定打ね。
性的嗜好はお互いそのまま受け入れ合えばいいだけ。「無理のない範囲で相手を受け入れて、お互いが納得できるような関係を作ればいいだけ」と思います。いかがですか。
「正解はない」ような気もしていて。ただプロセスの中で探求していきたいっていうのがあるな。それも1人じゃなくてカップルで。僕は。
多くの人は「シングルのまま嗜好を探求していこう」と思ってますよね。特に若い人は。それはそれでいいんじゃないかっていう気がするし、カップルで探求できれば楽しいかもしれないし。
性というギフトの交換
カップルで探求するなら、お互いに思いやりを持つことが大事ですよね。
お互いが歩みよるのも大事だよね。どういう方向を一緒に見たいのか、そこが大事になってくるのかなと思う。
「夫婦で向き合い続けていくと、お互いのギフトを交換し合う」って言われているんです。
例えば片方が喋るのがうまかったら相手も喋るのがだんだん上手になっちゃうとか、物を書くのが上手だったら相手も上手になっちゃうとか。
そう考えると、その嗜好性みたいなものもだんだん影響し合えるんでしょうね。そんなふうに2人でいろんな世界を探求していければと思います。
結婚は性の探求の場にもなる
婚活してる人にとっては、性の探求も「結婚のビジョン」だと思うんです。
結婚後の半生をずっと一緒に過ごす中でどんな体験をしていくか。それを結婚のビジョンとしてイメージ出来ればと。「自分はどういう性癖なんだろう？」って自分の性癖を探求するとか。
フェチズムとか含めてね。
そうですね。近年は性的なこと含めて「探求」自体が正直にできるようになってきましたよね。
自分自身に興味を持って、「なんでこんなに自分はこれに興奮するんだろう？」とか、「ここがやっぱり素晴らしいと思う」とか、「美しさに対する反応」とかも全てそうだと思うんです。そういうこともすべて自己理解っていうか、自己洞察。
私とは何者なのか？みたいな。人類がずっと持っている問いね。
そうそう。ただ「自分はこうなんだ。」と決めつけた瞬間にもうパッケージ（思い込み）の中に入って「こんな自分」に執着しちゃうから、「生のまま」でいろいろ体験したいですね。
自己探求をしていく中で、誰かや何かに突然出会って、「ここは違うけどここはすごいそっくり！」みたいな相手と巡り合ったら、その後の半生は2人で協力し合ってお互いを探り合う、そういう結婚生活。それ、興味深いビジョンだと思いませんか。
核になるのは内なるセクシャリティ
そして、その核になるのが「内なるセクシャリティ」なんですよね。
何が気に入らないとか、あの意見が違うとか、そういうことを数えればキリがない。どんなに素敵な人でも。不満を数えて「相手が見つからない」って言ってるといつまで立っても見つからない。
前向きに惹かれるきもちがあったら、「ちょっとここ合わないけどここは合うわ」と思えたら結婚してみて結婚生活の中で馴染ませていくのが賢いやり方ですね。結果的に「違いがあるほど視野が広がる」から。
生き方の問題ね。1人で生きるのをちょっとやめてみて、2人で生きていくってことを選んでその中でプロセスを探求していくっていうか。そうすると面白いし、飽きは来ないかもしれない。
「夫婦は飽きちゃうかもしれない。1人の人では物足りないかもしれない」という怖れを持っていたり「年とるの見るの嫌だから若い人がいい」と思い込んでいたり。
怖れから逃げるように行動していると、相手を替えても替えても幸せは来ない。飲んでも飲んでも喉が乾くみたいになっちゃうよね。
渇きや飢えがね。
うまくいかない理由を何かのせいにするんじゃなくて、起きたことを自分の中に取り入れていく生き方ができると、幸せは確実にやってきます。
性的嗜好のシェアを
皆さんも人に言えないことってあると思うんです。ご自分の性的嗜好とかいろんなことがあると思うんですね。それを「人に言えるようになる」っていうのも1つのステップだと思うんです。
シェアですね。
そのことによって自己肯定感が大分上がってきます。良かったらぜひ私達に聞かせてくださいね。
きっと過去に似た人もいるしね。
本当。決して1人だって思わないでほしいなと思います。
「自分は変わってる」とか思わなくて大丈夫。
良かったら無料体験カウンセリングをご利用ください。3300円の体験カウンセリングを今は無料で受けることができます。ぜひお声かけください。
「リアルラブ」のメンタリングセッションは、あなたの持つお悩みを明確にして、自己理解を深めていきます。
どんなことでもお気軽に話してみてくださいね。
また、「自分は特に性的本能に関して強い関心がある。なぜだろう？」などと感じている方もいらっしゃるかもしれません。人の本能は3種類あり、人によってその優先される本能によって関心事も衝動も違います。本能の仕組みとあなたの傾向を診断できるツールはこちらです。
簡易診断というかたちであなたの過去の男女関係のパターンと人間関係、会社とか職場での人間関係とかのパターンと、過去の親との関係兄弟との関係、この３つの質問だけでこのどのパターンに当てはまるかってのがでてきますから、なんでしたらぜひやってみてください。
簡易診断はこちらです＞＞「結婚できない理由がわかるあなたのブレーキ簡易診断」
湯田佐恵子公式メルマガ
コメント