「性体験がないと恥ずかしい?」婚活中から学びたい結婚のあれこれ

婚活 お悩み

婚活中の皆様、あるいはこれから結婚を考えているみなさま。

本日は性体験に関する諸々のお話。

ある調査によれば、今の婚活世代は特に「未経験なのは恥ずかしい」と感じているそうです!

でも、大事なことは恥ずかしいかどうかじゃないですよね?

いざその時、自分がどうしたいか。

多様化の価値観の中で、自分自身は結婚に対し何を望むのか?

(こちらのブログは下記YouTubeと共通のテーマです。)

この記事を書いた人
yuda

*湯田佐恵子プロフィール*
2000年「婚活カウンセリング&結婚相談所リアルラブ」を開設し夫博和とともに今年で25年。そもそもは自分の「結婚できない症候群」のため学び始めた心理学やセラピーだったが、婚活相談以外にも、人間関係、夫婦関係、妊活、子育てなども好評。

婚活中のあなたへ「性体験がないと、結婚するとき恥ずかしい」?

セックス未経験は結婚するとき恥ずかしい?

24年に、NHKの番組「あさイチ」の「人に言えない話」という特集の中で、「性体験がないのは恥ずかしいこと?」というテーマを報道していました。

それを見ていたら、世代によって考え方や価値観が違うというのがよくわかりました。

「性体験がなくて大丈夫?」と感じるのは30代後半から50代前半世代

性の未体験を恥ずかしいと感じるのは必ずしもどの世代も思うわけではなく、30代後半から50代前半の世代がそれに該当すると。統計的にも出ているようで、その人達が若者だった時の時代背景と密接に関係していると。

流行歌なども大きく影響しているそうで、古くは70年代に山口百恵さんなどが歌っていた歌詞が火付け役になったようですが、80年代、90年代とどんどん性的な描写OKになっていきましたね。ドラマも、例えば「東京ラブストーリー」では「カンチ、セックスしよう」というセリフが。週刊誌でも公然と「セックスで綺麗になる」という特集が組まれるなど、どんどんオープンに進んでいきました。

ちなみに70年代前半くらいまでは「婚前交渉」は「不純異性交遊」などと烙印を押されていました。女性の場合は周囲に知れると「キズモノ」というレッテルを貼られ「嫁の貰い手がない」と言われていた時代。そんな親世代に対し、若者が反旗を翻した?

とはいえ、婚前のセックスや不倫がファッションのような時代だったと思います。

バブル崩壊と共に「婚前交渉はカッコいい」価値観の崩壊?

ところが日本のバブルの崩壊と共に、性に対する前向きなスタンスもどんどん後退していきます。

不況の波と共に「オタク文化」の認知が高まり「自分が良ければ、どう見られてもいい」というフラットな感じになってきたと。

そのため今「30代後半から50代前半の世代」よりも下の世代はあまりそういった風潮は感じてないらしく、未経験者も多いとのことで、女性で40%近く未経験がいらっしゃるようです。

今の婚活世代は「婚前交渉が当たり前」世代!?

「30代後半から50代前半」というと、婚活している世代とかなりかぶります。「セックスできないと恥ずかしい」と思ってる世代=まさに今、絶賛婚活している世代!

確かにリアルラブでも「性体験がまだないこと」がコンプレックスになってる人はいます。

ところが、確かに20代や30代の前半の人はあまり気にしてないようです。「たまたま出会いがなかったんですよー」と。

35歳以前の人達は、仮想現実に慣れており、2次元や2.5次元の世界の中で遊んでいる人も多く、リアルではないがそういった体験もその中ならあるという人も。

「性の事を今まで考えたことすらなかったです…」と成婚が決まってから相談に来た会員さんも。

【実例】未経験で成婚!「彼のためにも受け身ではなく前向きに」

2,5次元世代でリアルでは身も心も未経験のまま、全く準備せず成婚した女性は30代前半でしたが、「受け身ではなく自分も彼の関心を向けていることにちゃんと興味を持ち、相手のためにも二人で前向きに体験したい」と。素晴らしいです!逆に偏見がないですね。

そう。互いに誠意と思いやりを持てば、経験のあるなしなどどうでもよいことですよね!

「結婚したいけど性体験を望まない人達」も増えている。

「セックスしたくない人」アセクシャルという選択

そう。今や多様性の時代。

そもそも「セックスしたいか、したくないか」も選択できます。今「アセクシャル」という言葉で広く認知されつつありますが、「セックスしたくない人」もいます。いわゆる「男女の性行為を伴う結婚」ではない選択も、LGBTのように可能です。全て自由ですよね。

恋愛・結婚・出産・セックス、1つ1つの現象をどうしたいか、それぞれ選べる時代です。

「どう見られる」とか「こうするべき」を超えて、「自分自身がどうでありたいか」に、一人一人が向き合いパートナーと話し合っていきたいですね。

「こうするべき」よりも「自分自身がどうありたいか」を探ろう

恋愛対象も、どんな風に愛を体験したいかも、自分の着る服も、何もかもが自由な時代に入ってきたからこそ、すべてが自分自身の選択です。

私達だってそうです。「誰とでも自由な性を謳歌することこそがハッピーなこと」と思い込んでいた時代を経て、改めて「何のための性で、何のための結婚なのか」を、充実した結婚望む婚活中の皆様に一緒に考えていただきたいというスタンスで、今お伝えしています。

婚活中から考えたい!結婚の目的と性生活の価値。

大事なことは何のための結婚か?ですね。

先程のあさイチの番組の話では、「アセクシャル」のカップルが増えているが「結婚はしたい」という人も多いそうです。

結婚とは、幸せや充実感や、安心安全の場を作りたいという、安全基地や居場所です。そこから新しい家族を育み、自分たち自身の新たなビジョンにチャレンジしていけるような場が、「結婚」ですよね。そこさえ大事にできればあとは当事者同士で自由に決めていけばいいことではないかと。

何のための結婚かを考えれば「セックスがなくても結婚はできる」ことになりますし、「結婚の意味」もまた、二人の合意によって日々更新していけると思います。

結婚後のパートナーシップにおける性生活の重要性

さて、結婚生活でのセックスとは?

婚活をしているなら結婚準備のためにもこのことには向き合った方がいいですよね。

その特定の相手と性行為を行う。もちろん子供を作りたいという大目的はありますが、夫婦二人のためにも性生活は大事です。

結婚後の性生活は二人の絆を確かめ合う、という目的があります。それは「新たな愛着関係を築き上げる」という目的があるからです。

2人の関係はいろんな形で日々変化していきます。セックスにも現れていきます。何よりもそのセックス自体が安全安心の場であるということ。

これは二人が結婚する前の性的体験とは違います。結婚前の状態は、彼氏彼女であってもちょっと不安がつきまとっていますよね。

結婚した後のセックスは互いに責任を引き受けながら安心安全の場を作り、心からリラックスし合いながら身も心も自己開示する場なのです。

結婚後の性行為は夫婦の絆を深める最高のコミュニケーション

セックスなしのコミュニケーションでも構わないと思うんですが、両者が前向きに行うセックスというのは案外「高級なコミュニケーション」だと思います。

例えば、自分の快感だけを求めていくセックスは簡単です。一人の時や、お金を払って行う時など。

また、結婚していても片方が不満で、「相手を受け入れなきゃ」と思っているセックスは簡単。

「お互いが満足するように」というセックスは高級だと思います。エネルギーレベルも高い。

「肉体レベルのセックス」はその場限り。

「ハートレベルのセックス」は情にかられて愛憎悲喜こもごも。

「魂レベルのセックス」は、肉体も、感情も、思考もつながるエネルギーレベルの高いセックス。

もちろん十人十色の生き方があるし、十人十色のセクシャリティや結婚生活があると思います。

だからこそ、こんな形が最高だとか、あんな形がうれしいとか、これもできるよ、あれもできるよと、互いに伝え合えるような状態を作りたいですよね。

結婚後の性生活でよくある悩みと解決策

結婚したときは相手への気遣いもあり、思いやり深くて優しく接してくれたけど、だんだん慣れてくると、誰しも自分の快適さ優先の「いつもの自分」が出始めますし、なかなか相手が自分の性的ニーズに応えない場合、あきらめの境地で関係が冷めていく事が少なくないです。

結婚後、パートナーが性的な要求に応えてくれない時

ただ、性的な問題で葛藤が起きている場合、ちょっとしたトラウマが介在してる場合も多いです。例えば身内にお風呂を覗かれたりとか…

また、自分はLGBTなのかなとご相談に来られた方もいらっしゃって、同性を好んでいるのかと思ってたんですけど、最終的には異性を選択したんです。背景にその方の家族間のトラウマが介在してるんじゃないかなと思っていました。

性的な問題はセンシティブですから、意外に幼少期の傷ついた体験が元になって苦しんでいる場合も多いです。その傷が癒された後は、見違えるくらいにセクシャリティを受け入れられた方もいます。

ですから、「アセクシャルかもしれないから」と、本当に全部ダメなのかどうか、もしかしたらお話を聴かせてもらえればそんな気持ちになってしまった大元の傷ついた体験があるのかもしれません。

少しでも興味があるようだったらぜひ無料セッションにご相談にいらしていただきたいと思います。

結婚後に癒されると嗜好性も変わることも。

人は自分が本当に何を望んでるかを自分で知ってるつもりになってしまいますよね。でも、意外に勘違いも多いですよね。成長もするし嗜好も変化します。

例えばまだ子供の頃とかはお酒の味もわからなくてビールが苦いと思いますよね。ある年齢になって初めてこういう苦みが美味しいとかこの渋さがたまらないとか。ピーマンもそうですよね!

「自分はこうなんだ」と決めつけると、あとでつじつま合わせが大変になります。

ひとりで悩まないで。リアルラブの婚活カウンセリングで不安を解消できるかもしれません。

「自分自身を受け入れる」ということ、なかなか一人でやるのは難しいと感じるかもしれません。

そんな人のためにリアルラブではメンタリングセッションを行っています。

体験は無料です。zoomでもでいますので一度試してみてください。

どんなことでもお気軽に話してみてくださいね!

お問合せやそのほかのお申込みはこちら

結婚相談所「リアルラブ」の公式ページ

「結婚できない理由がわかるあなたのブレーキ簡易診断」はこちら

結婚できない理由がわかる

あなたのブレーキ簡易診断はこちら

湯田佐恵子公式メルマガ

湯田佐恵子 (ゆださえこ)湯田佐恵子公式メルマガ

「性体験がない!?」─婚活と結婚のリアルを考える 婚活心理学vol.5  byヒロ

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました