婚活中の皆さん 交際に進んだりしてだんだん二人の距離が近づいてくると、
お相手の欠点や弱点がやたら見えてきたりしませんか?
「なんでわからないんだろう!?」と不満が出てきて、
相手に優しくなれない時など、話せばわかるかもしれないのにうまく「言えない」。
「そんなこと言っちゃいけない」「相手にイライラしちゃいけない」
と我慢するのですが、不満は解消しているわけではないので
何かというと、ちょっとしたことでムカつき態度に出ちゃう。
相手をかなり待たせたり、トイレに行っても数分帰ってこなかったり、
ため息をついたり、聞こえないふりをしたり、約束を忘れちゃったり…!?
意識して意地悪しているのか、無意識なのか、
その境目な感じもあり、気づきが必要です。
さあ、そんな受動攻撃に気づいたら、あなたはどうする?
問題を超えてうまくいくには?
こちらの内容はYouTubeでも公開中です!
本日のテーマ
2人の関係を終わらせる「受動攻撃」のワナ。

この言葉、意外に知られてないかもしれませんね?
この感じに気づいているかいないかで、本当に終わらせてしまうか、それともまた復活するかが違ってきますよね。

相当違いますね。これを知ってる知らないでね。
受動攻撃とは?
受動攻撃は心理学用語です。

そうですね。

概要は何て書いてあります?

「相手に自分の意志をはっきり伝えずにサボタージュすることで相手の期待を拒むこと」。具体的には、例えばじれったいほどゆっくり実行したり。つまりその場ですぐ答えないとか返事をしないとか知らんぷりするとか、そういう事例が書いてありますね。「相手の被害者だ」っていう意識がありそうですよね。

被害者。相手に支配されている被害者だと思い込んでいる。「支配されている」って感じるのは大きいですよ。

そうですね。その場をとか自分自身をね。

「支配されてるという思い込み」ですよね。

そうそう。瞬間にね。

いつまで経っても土俵に上がってくれない感じですよね。

相手がね。

土俵に上がってくれないと「相撲」以前の問題ですよね!

それは面白いね。確かに対話っていうのは土俵上で行うような感じだもんね。対等な感じだからね。そうすると土俵に立って待ってる人は腹も立つし大変かも。ずっと待ってなくちゃいけない。
何が起きている?
例えば私たちと会員さんが話している場合なんかでもありますが、受動攻撃を始めると「そうですね」と言ったあと1分半とか5分とかずっと黙っていることもありますよね。

その時に考え込むにしても、能動的に「ちょっと待ってください」とか言えるはずだけど、それがない。
言えるわけだけど受動攻撃の時はそれがない?

そう。「ちょっと時間ください」とか、「ここがちょっとわからないんですけれど」とか。とにかく能動的に関わるっていうことが「サボタージュ」になっちゃうわけですよね。

ほお。ということは「言えない」?

「これを言ったらこう言われるな」とか先を読んでることもあるし、「これは言っちゃいけないな」とか、とにかく頭の中でいろいろぐるぐるしてる。

要は「言えない」という思い込み?

なんかこう縛られてしまうような感じだね。囚われてしまう。身動きできなくなってしまう。蜘蛛の糸に絡め取られるみたいな。
その本人を前にする私達も、もう絡め取られてる様子を見ているしかない。
絡め取られているっていう体験も事実でしょうけど、やっぱり「受動攻撃」っていうだけあってされる側は「復讐されてる感じ」も感じるんですよね。

もう1人の方はね。
おそらく投影が起きているんですね。もしかしたら親みたいな人物だと思い出して。

親とか、その人にとっての権威的な人物を投影していると。
そうそう。「だから自分は前に進めません」と一生懸命言ってる感じですよね。じゃあどうすればいいの?と相手もなっちゃいますよね。
婚活面談での事例
だいたいこういう時って本人の思い込みも多いんです。結局「何もしてないよ」って言うしかないんです。自分自身が勝手に思い込んでいる状態に気がつくことがまず1番だと思うんです。
例えば「今交際してる人とどうする?断る?それともこのまま続ける?」って聞いただけで「『真剣交際に進まなきゃいけない』と言われたので」と変換されて受け取ってしまうケースがよくあるんですよね。

期待されているとかプレッシャーをかけられているような。
そうそう。もうその人の中では、私の仮面をかぶったその人の親が「真剣交際に進まなきゃ相手に悪いでしょ」とせっついているみたい。心の中では親と喧嘩してたりするんですよ。
それで「やめます!どうせ私なんか結婚できないんです。もう私なんか…」と自傷行為でもしそうになる衝動。そこですよね。
受動攻撃はどこから来る?
さて、受動攻撃ってそもそもどういう所からなってるのか、ですね。

これは「幼少期の親とか家族との関係の中で生まれたもの」だと。特に親ですね。親っていうのは圧倒的な存在ですからね。子供は「愛されないと生きていけない」ってどっかで知っている。だから「そういう関係の中で子供が二者択一を迫られる」んですって。それは「愛か自立か」。その内容は「愛されたければ自我を捨てろ」。自己主張をね。そして「自己主張を捨てたくなければ愛されることは諦めなさい」と。そういう二者択一を迫られてるように子供には聞こえるんですって。

ほお。

子どもは「愛されたい」し、誰しも成長するから「自立」に向かってどんどん自我が芽生えていく。その時に、受動攻撃をしがちな傾向の子供は、そのどちらも選ぶことができずに「自立を選びたいのに、愛を受け入れたつもりになる。だから心の中では反抗的な気持が起こる」。でそれが受動的攻撃っていう態度になって現れるのではと。

なるほど。私自身を振り返ってみると「愛か自立か」で鮮明に自立を選択した気がする。「愛なんて拒絶!」という選択したから、今の「愛から遠い寂しい自分」という自己概念となったかも…。

子供の頃のあなたにとっては自立が大事だったわけだ。

んー、むしろ「愛は求めても得られそうにない」と思ってしまったのかも。「もう絶望的だ」って感じた結果の自立かな。
愛か自立か二者択一のワナ
要するに幼少期の深~い思い込みの体験だってことですよね。「愛か自立か」で選びきれなかった人も、「愛はダメだ挫折だやっぱり自立しかない!」って愛を拒否した人も、もう1回愛を選択することはできるってことです。

さっきの「愛と自己主張」とか、「愛と自立」、この2つはちゃんと両立するんだと。win-winを探していくのは大事なんじゃないかな。
そうですよね。「愛か自立か」で「どっちも受け取れない」ってなっちゃってる状態はもう、愛というよりは「癒着」です。愛が癒着に化けちゃってる感じ。
「愛(癒着)VS自己主張」が「愛とコミュニケーション」になればいいんですね!愛しあっているからこそ、対等に自己主張し合い受け入れ合える。
それが自分自身の選択に責任を取る生き方だと思います。受動攻撃は案外深いですね。

抜け道としては?
まずは気づくことですよね。自分が何をやってるか。誰でもあると思いますけど、「こう見えるよ」と相手が言ってる時についつい「こうしなければダメなんだぞ」と受け取ってしまうような誤解。

変換。変換なんだよね、これね。受動攻撃やってる人もそうだけど、変換しちゃってるんだよね。
そう。mustとかhave toに自分の頭の中で変換しちゃうんですよね。

勝手にね。自動反応だよね。
そうそう。頭の中で変換されてるだけで、その人は命令しているわけじゃないと。

それ大きいかもしれない。
頭の中を、いやいや縛ってるのは私自身だぞと。思い込みだったんだぞと。

そこにまず気づくことだと。
それに気づいただけで多分90%以上OKだと思う。
癒着を超えて

それから、2人どっちもがwin-winになる道を見つける。
「愛とコミュニケーション」ではなくて「癒着vs自己主張」だと、どっちを取っても結局は競争になっちゃうわけですね。だからこそ、「愛とコミュニケーション」を自分が選択する。つまり「対等である」ってこと。それをどこまでも選択し続ける。

受動攻撃のパターンて、まだ無邪気な頃、受動攻撃的がまだ出てない時に、もしかしたら自己主張して反撃されたとか、とにかく何か痛みがあるんじゃないかと思うんですよ。「自己主張するとこういう結果を導いてしまう」みたいな。
本日のまとめ
それではまとめ。
受動攻撃は「癒着VS自己主張」の闘い。
受動攻撃が起きている時は、必ず外側でも「競争」が起きている。
だから2人の関係が停滞する。前にも後ろにも進めない。
なので、まずは自分が受動攻撃をしているんじゃないかと気づくこと。
そこに気がついたら「愛とコミュニケーション」です。

改めて「愛とコミュニケーションは両立する」んだと。そっちを選びましょう。
ということで以上でございます。
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では今日はこの辺で、ありがとうございました。
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