婚活でも、交際終了をとても怖れてしまう方は時々います。
恋愛では、もっと極端かもしれませんね。
別れが怖いのはなぜ?
一人になると置き去りにされたような気分になるの?
その不安はいつから始まったの?
そんな風に優しく問いかけ、その怖れと向き合うと、
幼少期の思い出がよみがえる場合も多いです。
そうやって何かがわかれば必要以上に怖れることはないのです。
自分に優しくなって、つらかった体験を受け入れましょう。
もし、気になる方は体験カウンセリングをご利用ください!
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本日のテーマ
最近のトピック。「私でなくてもいいじゃん!」というセリフ。
これはクライアントさんに色々お話を聞いてるうちに出てきたセリフ。
入会する時に「若い頃にどんな交際したの」と聞いたりするんですよ。入会の検討する時に自分の交際のパターンとか男女関係のパターンとか、それから家族に対してどんな感じを持ってるのとか割とお決まりのことを聞くんですけれど。
その彼女は「若い時に割と好きになれた男性だったんですけど」。
「じゃあ別れたきっかけは何だったの?」と聞いたわけですね。そしたら「あーそうですね。だんだん好きっていう気持ちが薄らいできちゃったんですよ。相手の人のすごい圧が自分に向かってくる感じがあってエネルギー的にちょっと私疲れちゃいそうで…別れたいと。」
そしたら出てきたセリフがなんと「仕方ないけどわかった。それじゃ、次の彼女ができるまで付き合ってくれ」。
それはないでしょう!「じゃあ私じゃなくてもいいじゃん!」
そこでそのセリフが。
本当に「次の彼女ができるまで僕は寂しくて仕方がないから、お願いです、お願いです」って。
男性が言いがちな、ある種の男性というか。
私も思ったんだけど、でもそうでもないんですよ。
別れるのを異様に恐れる人たち
女性もそういうとこあって、うちの会員さんの中でも、やっぱり別れるのがすごく怖いと。もう「別れる」ってなったら日常が「あー…」って感じになっちゃうんだって。「パートナーがいない自分」っていうのが認められないみたいな。
だから「次の人が見えてこないと別れられない」っていうんです。その人はさすがに「次の彼氏ができるまで付き合ってくれ」とは言わなかったようですけど。
ということで「それって何だろう。」と。今日はそれをテーマにしたいわけです。
よく私たちは「ニーズ」っていう言葉を使います。
ニーズは英語で、「必要性」と訳すじゃないですか。だけどニーズって意味はそれだけじゃないんですよ。
例えば「ニーディ」って言うと「困窮者」っていう意味があるでしょ。困ってる人。
困ってるくらい何か欲しい人。
そして「ニーディネス」って訳は「顕著に注目・愛情・安心感を求める性格、困窮な状態」って、まさに承認欲求ですよね。
承認、愛情。
注目、愛情、安心感。
安心感は承認欲求とは違いますけど。
とにかくそこにはものすごい「緊急性」があるってこと。なんでそんな気持ちになっちゃうのか。誰しもがニーズはあるんですよ。
ニーディネスな気持ちはちっちゃい時が一番ありますよね。「お母さんどこに行ったの?」みたいな。
「弟じゃなくて私じゃなきゃダメ!」みたいな、そういう気持ちは子供の時はありがちな発言ですけれど、「彼女ができるまで付き合ってくれ」発言をしちゃう人は、それくらい未熟でございますね。
さすがにみんなそこは隠し持って上手にやるわけですけど。
でも、「そういう気持ちが自分の中にある」っていうことはわかりますかねえ?わからない人も案外いるんですけどね。もう切り離しちゃって感じなくなっている人もいます。
なるほど。
やっぱり自分はすごく甘ったれなんだっていうか、甘えん坊だなとか。例えば「パートナーがいないとすっごく強烈に寂しい」とか、そういう人はやっぱりニーディネスな感情、今も感じてます。時々大人に見えてもさいなまれてしまってる人はいますよね。
うちの会員さんもとっても素敵で、ものすごくお仕事頑張れる素敵な女性なんですけど「彼氏がいないと私死んじゃうんです…」って言ってるんですよね。
別れを恐れる理由
そこには理由がやっぱりありまして。子供の頃に親がそばにずっといてくれるっていう安心感が持てない。「見捨てられちゃったんじゃないか?」みたいなそういう感情ですよね。その人もやっぱりそうですよ。押入れの中に閉じ込められた体験があったり。
そこで創られたパターン。
強烈にそう思ってるんですよね。
例えば、一瞬の間だけ親がちょっと寝かしたまま出かけていったのを子供が勘違いをしてそう思ったっていうのもあるから、親のせいとは言い切れないですけど。
ただ自分の中で強烈にそういう不安があるっていう事実ですよ。すごく見てもらわないとダメ、目をかけてもらわないとダメっていう気持ちになってしまうっていうことですよね。
ただ多くの場合、大人になる過程で「こんな未熟な自分を何とか鍛えなければ」と思っちゃうわけですよ。
そうすると慌ててそれを隠そうとする、なかったことにする。
そうすると…何が問題かというと甘えられないんですよ。
なるほど、なるほど。
だからたった一人で相手が何かしてる時も、すごく自分は彼に会いたい。甘えたいという気持ちがあっても「今、何してるの?」とかって言えない。声をかけられない。
グッと堪えちゃうというか。
婚活している会員さんでもそういう人いますよね。
どっちかっていうと多いかもね。
婚活相手が「私にあんまり会いたくないらしいから連絡がないんです」とか言って放置しちゃう。「え、あなたの方はほっとくわけ?」みたいに言いたくなりますね。
「自分が必要とされてないのかもしれない。そしたらやっぱり自分から声をかけるのは迷惑だ」っていう上っ面なところしか見えてなくて、本当は「自分は会いたい」とか、本当は「自分はそれこそ見放されたんじゃないか、見捨てられたんじゃないか」っていう感情が出てくるのを、その手前で止めてるわけですよ。
「だって迷惑ですもん」とか言って、相手がちょっと忙しかったりするときに関係を詰められないで、結果婚期を逸していく。そういう人多いですよね。「一人で生きることに慣れすぎちゃってる」っていう言い方もできますね。
ニーディーな感情があるからと「人に甘えちゃいけないんだ!」って思ってしまうと、パートナーシップと逆の道を生きちゃうことになるんですね。
誰にでもあるニーディネスへの対処法
どうやったらいいか言いますよ。
「甘えないぞ!」というのは、男性性の道なんですよ。「甘えていい」んです。むしろ「共感能力を高める」こと。
いろんな子供がいて、すごい強烈に「お母さーん」とやってる子いますよね。
そういうの見ていても、「可愛いな!」って感じる人と、「うるさいなぁ!」と思う人といると思うんですけど…
うるさいなあと思っているそこのあなた!
これが男性性優位な「感情の切り離し」です!!
例えば職場の中でも、自分が一生懸命やってて、新人の人がわきから「すいません、これどうやったらいいのか教えていただけますか?」って聞かれて「うるさいなー」って思うのは、助けてほしいという感情を大昔から切り離しているんですよ。共感できない。
だからそこに立ち戻っていく。「わからないんだね、わからなくて聞きたいんだね」って。「でも私も時間があんまりないんだけど、じゃあコツだけこう教えてあげるよ」って。だって大変だもんね、みたいな。訊く以外の道はないのか?とか探ってあげるのも含めてね。
いろいろ教えてあげることだけが全てじゃないけど、つまり自分のエネルギーを費やしすぎて犠牲になるのはお勧めできないけど、とにかくこの人のことを共感してあげる。
そういう人ってだいたい甘えん坊の人ね。甘えん坊の人って、人に取り入るのが上手いじゃないですか。甘えん坊だっていうことを自分に許してる人。
逆手に取っている人ね。
人の懐に入っていくのが上手だよね。
こういう人は大して苦労もしないように見えるのに、すぐ結婚しちゃったりするんですね。(笑)
「独りで頑張る」っていう人は、ずっと何でも何年も結婚相手が現れないってパターンがあるわけだけど、甘えられる人のいいところを見つけるっていうのもありかも。
吸収する。
そうか、こうやって取り入れるんだと。
女性性が開くわけですよ。自分のニーディーな気持を受け入れる。
だから相手の甘えている気持ちも受け入れることができるし、自分も心から甘えてみるっていう。選択肢を増やすことができるっていうか、人と関わることができる自分になる。
引き出しが増える感じだね。人間関係がね。
そうそう。
それから親密になるのね。男女の婚活だと。
例えば男性性優位の人は自分一人で何でも仕事しちゃうから、例えばあなたはじゃあここのチームのプロジェクトリーダーになりなさいって言われても「はい、わかりました」みたいな。「周りの面倒みるなんていやだなー」とか思いながら一生懸命リーダーとしてのお仕事をしようとするんだけど、できない人の気持ちに共感ができなかったりするわけですよ。
そうするとリーダーシップも楽しめないんですね。でも、甘える気持ちを受け入れて許すことができてる人はリーダーをやっても「対等」な感じ。
「みんなでやろうね」みたいなね。「失敗したらお互いにちゃんと慰め合ったり、協力したりしようね」みたいな、そういう形で優しいリーダーシップが発揮できるようになります。
依存状態の人を受け入れることができると、自分にも他人にも優しくなれるわけですね。
鍵はそこだね。
だからといって自分が無理する必要はないんです。そんな形です。
ニーズを愛情に成熟させるのが結婚
今日はニーディネスっていう注目・愛情・安心感を顕著に求めたがってしまうお話をしました。そういう状態は自分自身でも、これは誰にでもある。
誰の中にもある、多少なりともね。
表現が過剰だったりする人もいるけど、実際は本当はみんなそういう自分に優しくなりましょう。優しくなればなるほど自己肯定感が上がって、また相手に対しても承認しあったり、許したりできるようになります。
親密な関係を作るための
一つの大事な要素でもあるからね。
そうですね。
ここをキャッチしてないと結婚っていうのは…ね。だって結婚なんてお互いの性的なニーズですからね。
ニーズを感じるからそれを愛情に発展させることができるわけだから、ぜひ自分の気持ちを受け入れましょう。
婚活のサポートをしてもらいたいという方がいらしたら、体験カウンセリングは下のところからお問い合わせできます。
そしてチャンネル登録などよろしくお願いします。
はい、では今日はここまでで。ありがとうございました。
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