婚活中の男女の皆さん、今日は真正面から性の問題を取り上げます。
私達は婚活メンタリングセッションを25年間行っていますが、性的なご相談も多く承ります。
性的な興味・関心の違いは、結婚しようとしている人にとって大事なことですよね!
話題の「正欲」という小説が映画化され、性的嗜好について改めて注目を与えてくれました。
「性」に関する嗜好の違いを、ご一緒に真面目に考えてみませんか。
こちらの内容はYouTubeでも公開中です!
本日のテーマ
本日は、婚活中の皆さんに改めて「性的嗜好」の悩みを問いかけています。
この間私達も観に行きました、「正しい欲」と書いた「正欲」という映画。

朝井リョウさん原作の。
稲垣五郎ちゃんと新垣結衣さんの「ダブルガッキー」ね。

そういう言い方するんだ。なんかベストセラーになってたり。話題作ですね。
もちろん映画の話をしたいわけじゃないんですが、ここで改めて気づいたことがありまして。
公には語られにくい「性的嗜好」の話

性的嗜好は「性癖」などの好みの方の嗜好でいいんですよね。(「志向」ではなく。)
性的嗜好?性的志向?それとも性的な思考?
そうそう。LGBTなどの志向の話ではないんです。性的な好み。平たく言うと「自分は何に興奮するか」などというお話の内容です。ですから本当は間違いなく「りっしんべん」の性欲の話なんですけど、元の本のタイトルは「正しい欲」にしてあるところが、「欲求」の「正しさ」を問うのかな?と。

結婚なんか最たるものとして関係してきますよね。
そうですよね。
婚活での現状は?
最近は多様性の時代と言われて、「皆それぞれ自由でOKなんだ」と叫ばれている割には、意外に「世間は見ているからこの枠の中に入らなければ」と思っているんだなーと感じる時も多いですよね。
婚活の中でも結婚相談所は「こうするのが当たり前」という枠が…
昔のお仲人さんのように、社会的ステータスを大事にする時代が長かったために、婚活の中でも特に結婚相談所は「こうするのが当たり前」という枠がとても強い社会だと思います。その枠で疲れきって「結婚なんてもう私はできません」と思っちゃう人も多いですよね。そこが残念ですよね。そんないきさつもあり、結婚相談所は性的な行為に関しては規約として制限があります。
その性的嗜好は本当にそんなに悩む必要が?
さて、いろんな性的嗜好があるかと思うんですけど、「その性的嗜好は本当にそんなに悩む必要があるのか」と思うこともあり、気になるところです。

それは?どういうことでしょう?
マイノリティゆえの悩み
多様性って言われてるんですからどんな生き方をしようと、どんな感情を感じようと…

どういう性癖を持っていようと!
そう。全てOKなはずなんです。あの映画の中ではそういうセリフも途中で叫ばれたりしますけど、「OKのはずだけどそんなふうに思っちゃいけない」って自分に枷をはめてるみたいな。「これは誰にも理解されない」と自分で決めてしまって…

両方あるね。「理解されない、変なのではないか?」「これがバレたらどうしようか」っていうのもありますよね。「普通はこうでしょ」っていう。そこから「自分だけが外れてるんじゃないか」っていうことで悩む人が多いみたいですね。今も昔もね。
そうそう。昔からそうだったんだけど、やっと今焦点が当たるようになってきた。

マイノリティっていうか、マイナーな性癖とかね。
いろんな性癖があっても人が嫌がることなく合意の上であれば、楽しんでいいと思うんですよ。

強制でなければね。
性フェチをめぐって

じゃあこういう問いかけはどう?わかりやすいから仮に同じフェチ同士だったら。
同じフェチ同士だったら…
あの映画もそうですが同じフェチ同士の話ですね。

それに対して?
同じ性的嗜好みたいなものが一緒であれば、そこの部分においてはすごく共通点があって楽しめると思うんですけど、それ以外の部分ではどうなの?みたいなのはたくさんありますよね。

うーん、確かに。生き方が根本的に違うとかね。そうするとまた不幸モードが…。
それから「性的嗜好って結婚してみないとわからない」ってありますよね。
ありますよね。というか、お互い本当にくつろいだ形で性交渉してみて初めてわかることですよね。
結婚後にお互いに性癖が違うことが分かったら

結婚後にお互いに性癖が違うってことが分かったら…「相手が自分とは全然違うとんでもない性癖を持っていたら、別れないといけない?」という会員がいます。
多くの人がそれを怖がっていますよね。「あの人ちゃんとセックスできるでしょうか?」とか時々私達も相談されたりしますよ。

成婚直前の時とかね。
絶対譲れないものなのか?
でも結局はどういうことなのか、蓋を開けてみないと確かにわからないですよね。蓋を開けてみて、それが本当に大変だ!なんてことは確かになくはないです。
成婚が破談に!?
女性の場合なんか怖くて逃げ回っちゃって、結局成婚が破談になったりする場合もありますし。

入籍する前だよね?
そうです。問題なのはその性癖が本当にものすごく執着していることかどうか?ってことですよね。
あまりその執着が酷いようだったら、2人で共有するのは難しいって思う可能性はありますよね。

あるある。多いかもしれない。
それは過剰な性癖の場合ですよね。いつからそうなってしまったのか、一体どういういきさつでそうなってしまったのか。ルーツって案外あると思ってまして。
性癖への執着を癒す…
おそらくその体験が、とても辛くて恥ずかしくて忘れたいのと同時に、激しい快感や喜びだったんでしょうね…。だからこそ、執着してしまったのかも。その体験を丁寧に振り返ることで、しこりのように固まった執着を癒していく事はできると思うんですよ。
成婚後のラブラブな初期段階で、そこをじっくりコミュニケーションしながら癒していくことができれば、そういう性癖を手放せるチャンスになると思うんです。
もちろん2人でそれを楽しめるんだったら楽しめばいいと思うんですけど、決して片方が無理してほしくはないですよね。
カップルで成熟してゆく
そしてパートナーがどうしても受け入れられない場合は、「セルフプレジャー」って言い方をしますけど、1人でその感情や興奮を感じるっていうこともOKかなと思っています。
「セルフプレジャー」という、未完了の感情を癒す選択
まだ自分自身が癒されずそこに執着してしまうような段階で、パートナーにあまり理解されず拒絶されてしまうことがあるとしたら、この自分自身の苦しい感情を感じることが一番大事だと思うんですよね。相手のせいではないので、満たされない感情を自分の中で堂々とやさしく受け入れる。切り捨てるのではなく。
パートナーとコミュニケーションを取りながらそれを繰り返していく事で、自分自身の性癖に対する未完了な感情を受容できるようになっていくと思います。

なるほど。それが成熟だね。
そうそう。2人の関係の中で成熟していく。これこそが「結婚」だと思うんですよ。
「結婚」が最大限に癒される秘訣。それは「自己開示」。
婚活中の皆さん、こういう赤裸々な自己開示こそが結婚なんです。怖がらなくていい。

そういう関係性を作るのをね。
私達だってそうですが、こんなことって話すだけでも怖いと思っちゃうんですよね。でも大丈夫。
頭の先から足の先まで全部話せるような関係ができるってことは、ものすごく癒されるんです。
その先の性欲のことも「なるほどね」というような感じで受け入れ合える。そこで多少意見の違いや喧嘩があってもそれは1つのプロセスで、コミュニケーションをあきらめる事さえなければ、だんだん理解が深まっていく関係になっていけるんです。
結婚は、2人で生きて行く意欲が大切
結婚は「2人で生きていくんだ」という意欲があることだけなんです。難しいことじゃない。

それだったら結婚なんかやめるみたいになっちゃう。
本当。「それぞれの価値観が違うのが当たり前」。だからこそ面白い。支え合えるってことですね!
さて皆さん、性的嗜好についてちょっと悩んでいるとか心配だとかそういうようなことも何でも結構でございます。ただいま体験カウンセリングは無料実施中。
「結婚が難しいな」「なんか婚活長いことしてるけどどうしたかな?」って思う人がいたら、「結婚できない理由がわかるあなたのブレーキ簡易診断」というのも私達のサイトにあります。
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