婚活中の皆さん、 あるいは恋愛にあまり慣れていない独身の皆さん！
自分の思いを、うまく伝えられない時はありませんか？
いやな気持ちや文句は言えることができても
「好きです…」 という前向きな気持を相手に伝えることが難しい…
一体自分自身の中で何が起きているんでしょう？
自己肯定感は、どう影響しているんでしょう？
ご自分の若い時にさかのぼって、 思春期の頃を振り返ってみませんか？
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本日のテーマ
好きな人に好きと言えない…！
婚活で好きになった相手に「好きと言えない」って悩んでいる人いるじゃないですか。
そういう悩みあるね。
「さぁプロポーズ！」って時に、男性はプロポーズしたつもりになってるけど伝わらなくて、女性はよくわかんないままだったってこと時々ありますよね。
それは時々聞く。
でもまあプロポーズじゃなくても、女性の方もそういう感じっていうのあります。
これってどういう事なんでしょうね？非常にナイーブで傷つきやすいから、その気持ちを素直に表現するということに抵抗があるんでしょうかねぇ？
「好きだって言えない」っていうのと「謝れない」っていうのと似てますよね。それから「お願いできない」。簡単なお願いならできるんですよ、「ビンの蓋を開けて」とかね。
でも本当に辛い時、自分の背中に矢が刺さって「もう私はダメ」っていう時に…あまりつらくて怒っちゃうとかね！そういうのはよくある話です。
今のに当てはまる人は、ちょっと女性が男性化してるのかもしれないですね。プロテクト（防衛）しちゃってるわけですよね。
子供の頃は素直に言えた
だいたいこういう素直な感情って一体いつぐらいから言えなくなったのか？って思い返してみるといいんです。子供の時は辛い時は辛いって言えたわけですよね。好きなものは好きって言えたわけですよ、お願いもできた。
いつからこういうことができにくくなっちゃったか。
後で振り返れば初恋っぽいことかな。隠れたりとか私はしてました。
思春期ですよね。
なるほど。
私達は思春期に、膨大なある意味、性的な目覚めが起こりますよね。
異性に対してとか世の中に対する物の見方が変わっていくときに、自分が本当に変化していく。自分の中で溢れるほどたくさんの欲求が生まれるわけでしょ。そこでものすごく何かを好きになったり、何かに困ったり。
セクシャルエネルギーが火山の噴火みたいに。
そう、噴火みたいに。それをすごく恥ずかしいと思うわけですよね。だから言えないんですね。
羞恥心ね。
恥ずかしいと思う必要ないんじゃないかな？なんであんなに恥ずかしいと思っちゃうんだろう。
誰も見てなかったりするのにね。
でもやっぱり自分の中に一杯一杯出てくる性的エネルギーなわけだから、恥ずかしいんですかね。
自分の衝動がわけわかんなかったりするからね。これは何だろうって。
セクシャリティが介在
そう。だいたいそれぐらいの時に女の子は男であるお父さんをものすごく「気持ち悪い」って思うわけですよね。
拒否るよね。
そして男の子はお母さんのことを急に「ババア」とか言い始めるわけです。
これって女の子や男の子に何が起きてるかというと、「自分の性的欲求が目覚めちゃったから相手が異性なんだって気がついちゃった」ってことですよ。異性だって分かった時に遠ざけないと惹きつけられて危険を感じるんですね。
本当は息子はお母さんのこと好きなんだけど、「好き」なんて無意識に覆い隠して全然気づかないで「なんなんだよ！ババア」みたいになっちゃうわけでしょ。
娘はお父さんに頼りたいんだけど「頼るなんて気持ち悪い」とか、「一緒に洗濯しないで」ってなっちゃうわけでしょ。私達ってすごいですよね、無意識にそうなる。
だから「好きすぎると結局そこに吸い寄せられていく」みたいな。それこそ「親密感の恐れ」がやってくるんですね。
さっき言いましたけど、なんで恥ずかしいと思っちゃうのかな。この恥ずかしいっていう感覚、もしかしていらないかもしれない。
なんで好きになっちゃうと恥ずかしいのかな？やっぱりイメージなんじゃないの。「自分の中での自分」ということに対する。
スタイル？
自分のスタイル。
自分はこういう人っていうアイデンティティみたいなもの？
基本的に好きだってことを表現できる人の方が愛されますよね。
好きだってはっきり言えるっていうのは、その人の自己肯定感が高いからですよね。
そこだ、きっと。
恥ずかしいって思って罪悪感を感じちゃうのは自信がないんですよね。
どっかでね、それとても痛い。自己肯定感ね。
そうそう。
「自分は大した奴じゃない」「自分はダメだ」って…
愛されないんじゃないかってもう予測してるわけです。
恐れがね。
だから例えば、小っちゃな頃から両親にすごく愛されてきて、まあ自分は本当に十分な愛を受けてきたって思ってる人はそんなに世の中多くないらしいんですけど、そう思ってる人は、好きなことは好きって言えちゃう。
愛されることに疑いがないというか。
疑いがない。
罪悪感が少ない。
愛されなくても全然受け入れられるんですよ。
満たされてるからね。
満たされてるから自分が愛することに自信を持っている。愛ってそういうことなんですよね。
でも面白いんだけど、相手が、お父さんやお母さんが自分を愛してるから自分が愛される技術を身につけてるんじゃないみたいなんですね。そこが面白いんですよね。
そこをちゃんともうちょっと。
自分は愛されるに値するか
「私のようなものがあなたを好きだなんてご迷惑でしょ」みたいなことあるじゃないですか。
愛されるに値するか？とかね。
そうそうそう、基本ここですね。
「愛されるに値するか？」だから自己肯定感が高い人は、好きな人に好きって言えるんですよ。
じゃあ自己肯定感が高いっていうのはどういうことか。いわゆる皆さんよく「親から愛されてるから自己肯定感が高い」と思っちゃうじゃないですか。
思いますよね。
それって親のせいじゃないんですよ。例えば同じ親が同じように分け隔てなく、そう例えば兄弟。分け隔てなく両親は愛してくれていて…
平等にね。
もちろん性格は違うけど、愛してくれている。片やすごく愛されて愛を与えることを学ぶことができた人と、もう片方は愛された気が全然しなくて愛を学ぶことが全然できなかったという側も。
なんか兄弟の中でも「やってあげてる感」が強くて、「私のもの全部分けてあげなくちゃいけない」って気になってしまうみたいな人っていますよね。それまで愛されてきたからこそそうなってしまったりする場合もありますよね。
だから親のせいとは一概に言えない。自分の中でひとつの出来事を「あぁ、なんか愛されてない」と感じて、その思い込みをものすごく大事に握りしめちゃったってことかな。そんなきっかけがあるのかもと受け取るとすごくわかりやすいかなと思うんですね。
自己肯定感を下げてしまうような体験を「あの時に自分は愛されてないと思い込んじゃったっていうことだ」と思ってあげるとわかりやすいかなと思いますね。
結局それは自分が愛されていないんじゃなくて、ちょっとした誤解だったり、話のちょっとした勘違いとか行き違いとか。そうじゃなくても、私達の記憶は「私は愛されてない。あの時もこの時もこの時もその時もこんなに愛されてない」っていうのを証拠としてインプットしてしまうんです。愛されてないことを一回気にしてしまうと。
焦点がネガティブなほうに当たっているとね。
ところが例えば「いや、もしかして、私愛されてたかも」みたいなことをちょっと思い出すと、「あ、そういえばあの時こんなことしてもらえた。あの時こんなこと言ってもらえた」とか言って思い出したりすることもできるんですよ。
恥ずかしさの正体？
ということで、「好きな人に好きと言えない」という不思議な感じっていうのは、私達の中にあるちょっとした恥ずかしさや罪悪感みたいなことが邪魔してる。
その奥には案外、幼少期に親に対して愛されてないと思い込んじゃったりとか、思春期とかにものすごくたくさんの自分が性的エネルギーに溢れてる状態で親を拒絶したりとか、本当は頼りたい相手に「頼っちゃいけない」って思ったりとかいうことのせいなんだと。
切り離したというか切り捨てたというか。
それは基本的に誤解だと思ったほうがいい。
好きな人には好きだと言いましょう。好きなものを好きだって言いましょう。
この婚活の場面でもね。
そうです。
だから「私はあなたのこういうところがとても好きだと思いました。そういう人が好きなんです」と。
ということで好きな人に好きだと言う。助けて欲しい時には助けてくださいと言う。自分が間違っている時にはごめんなさいと謝る、といえる人間になるよう心がけていきたいですね。
自分の心に素直っていうか、率直になる。
自分のナイーブな柔らかい心に率直になる。男の人も女の人も「女性性」に意識を向けるということが大事かな。
そういう気持ちを感じてる時は、自分に優しくしてる感じがするね。
そうですね。それこそ今ここを大事にできている感じじゃないですか。
助けて欲しい方は私達にぜひ助けを求めてくださいませ。
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以上です。今日はありがとうございました。
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