婚活中の女性の皆さん、結婚後の具体的な生活のイメージ、持っていますか?
結婚して3年後に「夫は何もしないんです…」と愚痴っても
その時から夫を教育するのは案外大変なんです。
「鉄は熱いうちに打て」です。
これから結婚を真剣に考えている時、もっと親密になりたい時こそ、
男性は女性の話す言葉にしっかりと耳を傾けます。
その時がチャンス!
動画は様々な成婚後の事例を挙げてご紹介しています。ご参考に!
こちらの内容はYouTubeでも公開中です!
本日のテーマ
今からイメージしておきたい結婚後の家事分担。
建設的な。
これは本当、最近は婚活する時のプロフィールにも男の人は「結婚後は僕はこんなことをしていきたいと思っています」「料理も作れます」とか「洗濯、家事一切は大丈夫」とか書いてありますよね。
そうそう、まさにタイムリーというかビビットなテーマですね。
書いてあれば問題ないみたいですけど、「自分はやってるつもりなんだけどそうじゃない」って場合もあるみたいだし。
男の人はやってるつもりで女性がそれを見てちょっとどうなの?って思うケースも案外多いみたいなんです。今日はそれをテーマにやっていきたいと思います。
はい、やってみましょう。
この間ちょっとお悩みを聞いたんですよね?
そうそう。30代前半のカップルでもう結婚して3年ぐらいで、赤ちゃんも生まれて、それでそろそろ奥さんの方が職場復帰というタイミングで。
なるほど。相談内容は何だったの?
奥さんの不満は「頼めばやってくれるんだけど」みたいな話。家事への意識はやっぱり彼女の側が圧倒的に高いらしくて、その不満を夫に何とか分かってもらおうとして言うと、夫の言い分は「週1回はちゃんとやってるじゃないか、ゴミ出しもトイレ掃除も。我が家は綺麗になってるじゃないか。何が問題なの?」と。
夫の無自覚な妻依存
そういう話はよくありますよね。
「出かけるときにゴミ出しをすることが自分の役割」だと思っている、みたいなね。「お風呂から出た時にちゃんとお風呂を洗う。だから僕も家事をやっている」ってなっちゃう。
出産した会員さんの話ですけど、奥さんの方が一生懸命何か勉強しようとインターネットで1時間ぐらい集中してたら「いやーもう限界。」ってやってくると。ピーピーピーピー泣いておろおろしてしまうわけです。
赤ちゃんね。
そうそう。「限界っ」てなったらご主人の方は奥さんに渡せる。けど奥さんはご主人に「限界っ」て渡すってことはないんですよ。
両方とも「限界っ」て渡せれば対等なんだけど、そうじゃなくて「子育ては君の方がベテランだろ」みたいになってるわけです。そういうところに妻としては腹が立つと。
何も男の人ばかり責めてるつもりじゃないんですよ。
例えば「私が風邪で40度の熱を出して寝てる時に夫が『大丈夫だよ、しっかり病気を治してね、こっちのことは気にしなくていいから』と言ってくれて、見たらお弁当1つだけ買ってきたんです!」って。「私の分は?」って。
忘れたのではないんだ?
「僕のことは大丈夫だよ、面倒見てくれなくても。」自分の分は大丈夫と。
無意識というか。
そうです。「優しいでしょ僕って」みたいな。
自分の分だけ。
そうです。「彼女は熱でも自分で作れる」っていうのが底辺にあるわけ。
端から奥さんに作ってもらうって前提にあるわけね。
この状況を創り出したのは誰?
いいですか。これから先が、大事な質問です。
「この問題を作り出したのは誰でしょう?」
なかなか深いね。
「そういう結果を作ったのは誰の選択ですか?」
いや、もちろん夫の選択もありますよ。ただそれで文句を言ってる人です。
「夫はこうなんですよ…って言って文句を言ってる人は誰でしょう?」
元気なうちに、二人がラブラブなうちに、ご主人に「あなた、申し訳ないんだけどこれやってくれない?」とか「あなた、お願い。私ちょっと出かけるからこれやっといてくれない?」とかいろんなことをお願いして夫を教育していれば、40度の熱が出ても気にしなくて大丈夫って。
常日頃から。
そうです。別に誰のことを言うわけじゃなくて、対等な夫婦として「交代ができるような状態」なら、自分が調子悪い時とか自分がどこかに勉強に行きたいとか、そうなった時にお互いがお互いのフォローができる。子供を育てる時なんかもそうだけど。
代わりになれるというか、取って代われるというか。
相手のことを言うばかりじゃなくて。
お言葉ですけれども言うは易くて。じゃあどうやったら?
というか、夫婦がwin-winになるにはどうすればいいの?
基本的に割と早いうちに「鉄は熱いうちに打て」ばいいんです。もう結婚が決まった、成婚退会した時から勝負ですよ、みたいな話。
男の人と自分が1つの生活をする時に自分自身がこんな生活スタイルにしたいと、もし自分が思っていたら、それを早いうちに共有して「こういうのいいと思わない?」ってお誘いしておくといいですね。
例えばキッチンとかクローゼットのようなものも、どうやったら使いやすいかなど、比較的男の人は関心が薄い。すごく無駄が多かったりとか。
全体像っていうか、やることの総量とかね。
そうそう。まあ時にはプロみたいな人がいますけどね。
逆に厳しい人いたりするよね。
使ったものはそのまま置く、みたいな人の時は「飲んだコップは洗ってあそこにおこうね」とか。いろいろ1つ1つを優しく習慣づけさせていく。
男の人ばかりが悪い習慣を持ってて女の人ばかりがいい習慣を持ってるというわけじゃなくて、お互いのコラボレーションで決まっていくものだから、「じゃあこういう時はこうしようよ」って話し合ってやっていけばいいわけですよね。
お互いがお互いに惹かれている時こそ話し合いをすると「それはいい考えだ!」って肯定的に受け止めてくれるから「熱いうちに打っておく」のがいいわけですね。
ある意味ラブラブなうちに。
男性は基本、女性を助けたい
「早いうちでなきゃダメ」という意味ではないんです。結婚して何年もたって出産したりとか、そんな時でも「お願い」って言えば聞いてくれるケースはすごく多い。
例えばさっき言ってた「もう僕限界」っていうことになっちゃったご主人なんかも、奥さんの言うことをいつでも聞いてあげたいし、奥さんを助けてあげたいっていう深い気持ちはいっぱいあるのね。
男性もね。
だけど自分が赤ちゃんに対して不得意だっていう感覚があったりするわけ。
そうだね。
みんな案外そうだと思うんですよ。例えば掃除するにしても洗濯するにしても何をするにしても、「自分は不得意だし、奥さんの方が得意だからやってもらっちゃおう」みたいなのがあると思うんだけど、奥さんは得意だからとずっとやり続けるとやっぱり本当に負担になっちゃう。だから「ちょっとお願い」って「慣れるまでちょっと面倒見てくれない?」と言ってそこは甘える。そしてご主人にやってもらう。
「ゴミはちゃんと出してもらいたい」とか、自分自身の持っている価値観もありますよね。夫にお願いすることはできるんだけど、その違う価値観を前提に夫に「これ汚いじゃない!」って言ってもわからない。「それが何か?」みたいになっちゃうわけですよ。
だってそれは価値観が違うんだもん。理解できない。
そういうことはよくありますよね。それは別に男と女が逆さまでもよくある話です。
だから「こうした方がもっとうまくいくよ」とか、「お願いね」って頼む。
大事なのはお互いの価値観を尊重することなんです。
相手の価値観を自分の価値観の方に無理やりに引っ張っていくっていうのはできない。だからお誘いすることと、その価値観を尊重することができます。
昔「アリとキリギリス」って童話ありましたでしょ。
夏の間にキリギリスさんはずっと楽しく歌を歌っていましたと。アリさんはせっせと働いていて、やがて来る厳しい冬のために備蓄していましたと。キリギリスさんは冬になって「はぁ寒い…食べ物がない」と言いながら、「トントン、アリさんすいませんけど食べ物恵んでください」って言ったと。
アリさんが断ったか恵んだかはどっちでもいいんですけど、このストーリーで大事なことは、「価値観が違う」ってことです。
だからアリさんがキリギリスさんを「天然ボケ」と批判しても仕方ないんですよ。キリギリスがアリを「バカな奴」って批判してもそれも仕方がないんです。
アリさんも働きながら、背後からキリギリスの奏でる美しい調べに乗って楽しい気分になれれば、キリギリスさんに寒い冬戸を叩かれても「あなた方のおかげで夏、楽しく仕事をさせてもらいました」ってお返しを差し上げることもできるかもしれない。
それが、違う価値観を共有して大きな価値を作る「対等さ」ってものですよね!
価値観が違っても対等っていうのはあるんです。そこ大事ですね。
本日のまとめ
いろんな人がいますよ。
いろんな夫婦のパターンがあるんだけど、「私一生懸命こうしてるんですけどなかなかうまくいかないんです」ってときは、子供の頃のパターンがそのまま結婚生活に映し出されちゃうことが多いです。
それを率直に伝え合えるような関係になっていけるのが「対等な関係」ですね。
なるほど。
以上です。
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では今日はこの辺で、ありがとうございました。
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