婚活しようと決めても、過去の恋愛が手放せず新たな出会いへ意欲が持てない人へ。
また、元カレと比較してしまい、今の交際相手に不満だらけで盛り上がれない人へ。
そんなあなたは過去の体験を「偶像崇拝」しているかも!
これは心理学用語なんです。
「外の世界の何かが自分を幸せにしてくれる」としがみついてしまうこと。
さあ、その対処の仕方は?どうやったら手放せるの?
具体的なエクササイズもご紹介しています!
(こちらのブログは下記YouTubeと共通のテーマです。)
【婚活中の方必見】元カレが忘れられない心理「偶像崇拝」とは?
婚活カウンセリングのリアルラブ 婚活メンターのさえ&ひろです。
偶像崇拝。終わった恋が手放せない。
偶像崇拝という言葉はもちろん宗教的な意味も含んでるんですけど、これは心理学用語なんです。
心理学用語ではどんな意味があるのか?をまずお伝えします。
*偶像崇拝の心理学的な意味は…偶像崇拝は、個人が自分自身に欠けている何かを補うために、偶像を参考に、その特徴や行動を模倣したり、自分と似ている部分を見出したりして、安心感を得ようとする心理現象です。
偶像崇拝とは?婚活における意味を心理学で解説

偶像崇拝。「外の対象、外の何かを崇拝することで私は幸せになれる」という思い込みですね。強い思い込み。

これは深層心理なんです。
例えば私達にも「これさえあれば安心」といったものってありますよね。

単純なやつだと「お金があれば」とか、「彼がいれば」とか。

そう。「スマホがあれば」とかね。「手放せないんです…」というもの。

「結婚さえすれ自分は幸せになれる」っていうね。

「結婚さえすれば」ってありますね。みんな言ってみれば「偶像崇拝」なんです。
「結婚」への偶像崇拝。もちろん「憧れのあの人」も当然偶像崇拝ですね。
実例紹介:「ないものねだり」の偶像崇拝が招いた悲しい結末とは
ちょっとわかりやすいようにと、自分自身の例を出して偶像崇拝を語りますと…
私自身も、婚活をしながらもなかなかリアルな相手が手に入らない時期がありまして、そこには「ナイーブで優しいイケメン」という「ないものねだりの偶像崇拝」があったように思うんです。
当時のドラマで「高校教師」というのがありましたけど、とてもセンセーショナルな内容で、また真田広之自身がとても、傷つきやすそうなガラスの心臓みたいな役を上手に演じてまして。
この線の細さが自分自身に欠けていると感じていて、ないものねだりであこがれの「偶像崇拝」だったなと。
どんな恋愛になったかというと、そういった線の細い男性と付き合うと1ヶ月も持たないんですよ。1回デートして終わっちゃったりとか。どうしていいかわからない感じに自分がなってしまいました。
「私は女として価値のない人間」と自分のことを思ってて、「ダメな人間があんなに優しくてナイーブな男性に愛されるはずがない」とどこかで思っているらしいんです。
だから、その自分自身の自己イメージみたいなものと戦いながら恋愛をするみたいな。特にその恋を邪魔するような障害もないのに、なぜか悲恋なんですよ。悲しい恋。

初めから。
初めから失恋。「えー?彼が私のことを本当に愛してくれるのかしら?」とか、疑心暗鬼。
「本当に愛してもらうためには頑張って愛されるように努力しなくちゃ」とか、「料理もできるようにならなくちゃ」とか。
そんなことで自分のマインドは頑張り続け、疲れてしまって、「あーやっぱり私は捨てられた」となっちゃう。
【婚活の落とし穴】偶像にしがみつく恋愛パターンとは?
婚活してる人たちも「ないものねだりの偶像崇拝」で、終わった恋を手放せない人は多いです。
「あの人はこんなに良かった、私にこんなに優しかった」と何度も何度も言います。
でも終わったんですよ、その体験は。
「あの人は素敵だった」と「自分さえうまくやればもっと…」と後悔していますけど、その人と付き合えた時はうれしすぎて有頂天だったかもしれないけど、実は何か落ち着かなかったのかもしれない。だから関係が持続せずに終わったんじゃないかな?とも思うんです。
恋愛や結婚は二人が力を合わせて作るもの。二人にどこか緊張感があると長くは続かないですよね。
偶像崇拝っていうのはあくまでも外側のもので、「これを手に入れたら私も幸せになれる!」と思っているから、装飾品のように自分がゲットすれば身に着けられると思い込んでいる。
始まりは予想外の展開で興奮しているから「幸せだ」と思い込んじゃうからこそ、終わった後にその思い出はいつまでも「素晴らしかった恋愛なんです」って残っちゃう。
「ないものねだり」の恋愛が対等な関係を壊す理由
「ないものねだりの偶像崇拝」の恋愛は対等じゃない感じがあるんです。その人そのものというよりは「自己イメージがものすごく低い」んですよ。
例えば、私の事例で言いますけど、私は「女として価値のない人間」という自己イメージがありましたから、「彼が私のことを本当に愛してくれるのかしら?」と思ってしまっていましたよね。
でも、客観的に改めて見なおしてみれば、相手が本当に私のことを女性として見てなかったら、交際をしようっていうことにはならなかったと思うんですけど、相手は交際をしようと近づいてきた。
これは自己肯定感の問題ですよね。
つまりとても素敵な優しくてナイーブな男性。その人を自分がゲットしたからといって、自己肯定感が上がるわけじゃない。
「連れて歩くことができる彼」みたいなオプションゲット!ですよね。ゲットした段階で「過去の栄光」になっちゃうんですよね。だって古くなったり失ったらもうおしまいじゃないですか。
恋愛はスペック集めじゃない!本当の幸せを掴むには
恋愛は外側のオプションをゲットすることじゃない。互いが作り出す体験です。
体験っていうのは、その体験によって自分が何かを学ぶことができますよね。
どんな体験でもこの体験によって自分がそこから咀嚼して、それをまたその先の人生に活かしていくことができる。だけど、偶像崇拝の場合、一方的な自分だけの体験なので、何かのご褒美の勲章みたいに過去の高貴な思い出になっちゃってるわけ。「あの時のあの男は優しかった…」みたいな。
体験していれば自己肯定感につながるのに、自分の体験として受け取れてなくて「あの人が優しかった」になっている。「体験が統合されてない」んですね。

なるほど。本当の意味でね。
【実践ワーク】元カレへの偶像崇拝を手放して婚活を前進させる!
さて対策編。
こういう時に1番効果的な方法、それは投影の実習です。
喪失の悲しみは、「自分を喜ばしてくれていたその人を失った。もう自分があのように喜べるときは来ない」という強烈な思い込みから来ています。
偶像崇拝で投影していたため、喪失感はいつまでも癒されることができないんです。
この肯定的な投影を取り戻せば、本来の自分自身の喜びも戻ってきます。
「相手を喪失した」という気持ちが統合されて、「完了」します。
ということで、肯定的な投影を取り戻す実習を、ちょっと夫にやってみたいと思います。
実は私達、3~4年前のある時期にまとまってお友達を何人か亡くしたんですよね。癌でね。
「失って本当に残念だと思ってる人」を実習で扱いましょう。
その中の1人は夫ととても仲が良かった人なので。

うん。共通の仲間ではあったけどね。
そうなんです。その人を失って、今も正直喪失感がありますよね?

今もね。
その人はどのように素晴らしかったかを3つ言ってみてください。

彼女は情熱的な人だ。
役者さんで、面白い役をうまくやる人でした。そして情熱的ですね。そして2つ目。

彼女は人を巻き込むのが上手だ。愛されキャラっていうか。
愛されキャラだった。崇めるタイプじゃなくて愛される感じなんですよね。3つ目は?

彼女は諦めないっていうか、やり続ける。結果が手に入るまでやり続ける。意思が強いっていうか、パワフルっていうか。
パワフルだったわけですよね。
さあ、それでは、投影を取り戻します。
今言った3つの要素を自分のこととして主語を「私は」に置き換えますね。
「私は○○だ」と言ってください。
婚活意欲を取り戻す!自己肯定感の再構築ワーク

「私は情熱的です。」
どんな感じがしますか?
大体2パターンに分かれます。Aパターンは「全くその通り!」と感じます。
Bパターンは、「とんでもない、それはあまりにも無理がある!」と感じます。どっちですか?

自分では情熱的でありたいと思ってるけどBパターン。
Bなんですね。
つまり、その人を見ることによってその情熱を取り戻したい感じがあった?

そうね。彼女に会うとなんか元気になるってことありましたもんね。
それは自分自身の中に本当にその情熱を求めて、情熱の熱望が起きてたんですよね。だから相手を見てあー情熱的だって思うんですね。
自分の中に「情熱的でありたい」という強い思い、意図がはっきりある。情熱を取り戻すんだと。
そして2つ目。

「私は人を巻き込むのが上手です。」
なるほど!

私は子供時代っていうか、少年時代までは割とそういうタイプだったんですよ、
実をいうと。
人を巻き込むのがね。楽しいことして。親に隠れて?

親に隠れて。隠れ小屋作ったり。彼女はだからそういう子供の心というか、童心というか、そういうものを忘れてない人だなって余計になってるわけ。
子供っぽい部分をちゃんと持ってる。その子供っぽい部分を失わないっていうことに対して見習いたいと言った気持ちがあるんですよね。

そうですね。
相手に見た輝きを、自分自身に統合する方法
そして最後が…「私はやり通すパワーを持っている。」どうですか?

ここが1番自信がない。やっぱり何かを成し遂げるには大きなことをそれなりにその期間やり続けるって必要じゃない。ちょっと欠けてるなっていう感じ。
ちょっと欠けてるなと。そして「やり通すパワーを持ちたい」と思ってるってことですね。
その意図、「やり通すパワーを持つんだ」と意図することこそが彼女からもらった大きな宝物ですね…
ちなみにこの亡くなった私達のお友達は、上村依子さんと言います。(ウィキペディアより。)テレビにも出てて顔をご存知の方もいらっしゃるかもしれないです。

再現ドラマの女王って一時言われてましたね。
亡くなっちゃって本当に残念でしたけど、私達に大事なことを残してくれたステキな人でした。
だからこそ、彼女という偶像を崇拝するのではなく、彼女と自分自身を統合させていきたい。

一緒に生きていくみたいな気持ち。
このワーク、そんな気持ちになっていくことができると思います。
さあ、まだまだ自分は過去の人に執着してるとか、亡くなった親が忘れられないとか、もし気になる人がいたり、気になることがあったら、無料カウンセリングをやってますのでお声かけいただければと思います。
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