人生設計に役立つ婚活カウンセリング(
今日は「真剣交際」に関するお話。
結婚相談所で婚活している人にとって「真剣交際」は結婚の準備期間となる大事なステップ。
ところがなんと、「真剣交際に進みたいかわからない…」という男性が!
それってどういうこと???
こちらの内容はYouTubeでも公開中です!
本日のテーマ
「真剣交際に進みたいかわからない」と言われた時。

そういうケースがあった?
はい。「真剣交際に進みたいの?」ってうちの女性会員が聞きました。そしたら「わからない」と相手の男性が答えました。
意志表示が苦手な人?
真剣交際へのお気持ちが50%から前に進んだきっかけで真剣交際を検討しよう!と本気で考えていたうちの女性会員は引きました。「わからない…」ってどういうこと???
本気で考えていた女性会員は「わからない…。」に引きました。

「わからない」ってのは誰のことをどういう立場で言ってるのかな?
元々そのお相手の方は自分の方から話かけてくることが少ない、という話は聞いてたんですけど、話しかけられた言葉には非常に反応が良くてとても知的な感じがするし、そろそろ真剣交際を考えてみようか?と思って声かけてみたと。
彼は何か言おうとしてたのかな?とも思うんですが…
彼が、主体的に言わなきゃいけない緊張感のようなアクションがありつつためらっていたようなので、彼女は「これはきっとその話だな」と思い「真剣交際に進みたい?」って聞いたらしいんです。
…そしたら「わからない」って言われてしまった。
「わからない」の真意は?
女性の方は、「結局進みたいと思ってないんですね」と字面で受け取ったわけですよ。
おそらく彼が言った意味は「真剣交際に進みたいけど本当に進めるかどうか、上手くやれるかどうか」が「わからない」という意味ではないか?と私は想像したわけです。
気持ちが動くのは当たり前
うちの女性会員に対してそれは伝えました。「それは自分が真剣交際に進んであなたを喜ばせることができるかわからないっていう意味だと思いますよ」と。
誰でもそうですけど、「前に進みたいです」って言って途中で「やっぱりやめます」というケースはたくさんあります。それは当たり前ですし。気持ちが動くのはね。
別の「真剣交際」に関するお話。
別件ですが、最近IBJのサイトで「真剣交際へ進むお気持ち0%から100%」とスライドで示せるようになってるんです。30%とか70%とか100%とか自分自身が選択できるんです。デート報告の度にそれを入れる。
IBJのサイトの「真剣交際へ進むお気持ち」は規定値が…。

会員さんと私達とで共有する感じだね。
そうなんです。ある女性会員さんが「50%」とあって「あっ50%!いいじゃない!」と言ったら、「違うんです、私は動かしていません。」つまり最初の規定値が「50%」なんですね。
かと思うと、毎回わざわざ0%にしてる人がいましてね。
「素敵な人です。」なのに真剣交際へのお気持ち=0%!?
それでちょっと待ってと。交際してるのに、それに交際の報告内容は非常に前向きで、「とても楽しかったです、相手の人の思いやりがとてもよかったです、素敵な人です。」と。で「真剣交際へのお気持ち0%」って書いてあるんです。
真意は数値で測れない
「真剣交際の気持ちが0%だったら、交際する必要ないんじゃないですか?」ってその人に聞いたんですよ。
真剣交際の気持ちが0%なら、交際する必要ある?
そしたら「あーすみません、『真剣交際へのお気持ち』じゃなくて『真剣交際への可能性』を聞かれたんだと思ったんです」と。「可能性はもう毎回毎回私いつも途中でダメになっちゃうから、『真剣交際への可能性は0だわ』って0%にしてました」と。

なるほどね。
でも言い得て妙なんです。「可能性はゼロだわ」って、すでに自分から決めてしまっている。
「あなたがそうやって規定値からわざわざ「0%」に戻す度にあなたの可能性も0に戻ってしまうのね?」という話をしたわけですよ。
可能性も0に戻ってしまう?

大事なのはそこだと。自分の決意っていうか、決断というか、責任というかね。
自分の気持ちが30%でもあれば30%って入れればいいのにね。

「こうしたい」でいいんだよね。
わざわざ50を0に戻している話と、さっきの男性の「結婚したいかどうかわからない。」という話、なんだか似てると思いませんか?
自分の気持ちに正直?

僕はその男性の気持ちわかんないけど、可能性のレベルで客観的にわからないっていう意味と、それからもう1つは自分の気持ちが今わからなくなったのかと。
自分の気持ちが今、わからなくなった
とにかく緊張しまくっちゃって、「真剣交際に進みたいかどうかわからない」って思ったのは本当のことなんじゃないかと私も思うんです。

その瞬間ね。
だからこそ彼女は不安になったわけです。

逆に嘘つきたくないとか、間違えたくないとか、いろんな思いが働くからね。
で、実際デート終了後の彼からのメールでは「大事な話を話し出せなくてごめんなさい」って書いてあった。やっぱり結局話そうとしてたんだ、と。

伝えようとしてたんだ。でもなんか伝えきれなかった自分がいるわけだ。
伝えようとしてたんだ。でも伝えきれなかった
お相手の先生も「やっぱりそうですか。上手くいかなかった体験は過去もありましたしね」って言ってたんですよ。

ちょっとそういう傾向のある人ってことかな。
自信がなくなっちゃうって事かと。大事なところでね。
トラウマが介在してる?
あーそういうことか!と思いました。
トラウマだったら、例えば飛び込み台の上で凍りつくことも。
トラウマだったら、例えば飛び込み台の上で凍りついちゃったりしますものね。そういう体験に対して思いやりを持つのは大事ですよね。
そのことだけで「この人子供っぽすぎるわ」とかジャッジするのは違うんじゃないかなと。

2回目は上手くやってね、みたいな。
真剣交際へのお気持ち「0%」の彼女は
先ほどの「真剣交際へのお気持ち0%」の彼女について言うと、0%になんでなっちゃうのか。
やっぱりトラウマチックな印象が。「今まで上手くいかなかったから」となってると思うんですね。
「自分の意志は通らない」という囚われ
結局自分自身が自分の人生を意図した通りにいかないっていう。

成功例がないというか。
そう。思い描いた通りにいかないって。だから「自分の気持ちなんか書いてもしょうがない」という感じがあるのかなと。
思い描いた通りにいかないという思い込み

そういうニュアンスにも聞こえてくる。
ただ皆さんそれぞれ言葉の受け取り方が少しづつ違っていて。
「気持ち」=「決心」と捉えちゃうってことあるじゃないですか。「真剣交際へのお気持ち=決心があるかないか」みたいな。
例えば30%なら決心じゃないに決まってるんですけど、いや50%だってどっちとも言えないから決心じゃないし、70%だって決心ではないと思いますけど。
自分自身が期待してしまうのが怖い
さっきの彼女の捉え方は「1%でも決心」みたいな気がしているのかなと。1%でもそれを書いたら、自分自身が期待してしまうのが怖いのかもしれないですね。
幸せは相手しだい?

それから、よく私達が会員さんから聞くのは、入会したての人が多いんだけど、「お相手の気持ちがあるから私は何も言えません」みたいな。そういう人いますよね。
「お相手の気持ちがあるから私は何も言えません」…?
「自分がいくら思ってても相手がそう思ってなければ」とかね。

だからどこか相手次第みたいなさ。「最後は相手が決めること」みたいな。
そこが違う。やっぱり自分の人生は自分が決めていく。

責任を持っていくっていうかね。
その彼女の場合は、自分の人生は自分で決めていくことなんだという現実を何度も聞いてわかっているはずなんですが、実際はその都度選択することに自信がないわけですよね。
決心したらずっとそのまままっすぐ行くみたいなイメージになってしまうわけ。でも、何かあっても変更できないとしたら怖すぎますよね!
決心したらずっとそのまままっすぐ行くみたいなイメージ?
やっぱり選択ってその場だけじゃなく「選択し続ける」ことが大事。

その瞬間じゃなくて?
その瞬間瞬間。真剣交際へのお気持ちが50%から52%になったとして、ちょっと気持ちが少し増えたぞみたいな、そのことだけでも案外大事にしようとか思うじゃないですか。
それが60%、70%になって、それこそさっきみたいなことがあって40%に減ったりもして。
何度でも選択すれば良いだけ
でもパートナーシップの人生を選択していきたいなら、また少しづつ上がっていけばいい。
「決心したら変えちゃダメ」だったら、「離婚は一切ダメ」ってことですよね!
「頑張るのがコミットメント」じゃない。
特に結婚生活は長いので、「変えてはいけない」なら決断が大変すぎますよね。
「結婚におけるコミットメント」とか言うじゃないですか。「もう私は1人の女に決めました!他の女と一切浮気はしません!」って。
「頑張るのがコミットメント」だと思うかもしれないけど、そういうことじゃないんです。
「この人とどこまでも向き合って毎日を楽しくやっていくぞ」というのがコミット。そう意図し続けると、結果として他の女に関心が行かないんですよね。
この人と楽しくやってきたら、結果として他の女に関心が行かなかった

意図が大事というか。
そう。意志の問題ではなく、意図をもって選択し続ける。
ずっと同じことを考えて自分を縛るんじゃなくて、「ちょっとこの人こんな所があるんじゃん、嫌だなー」と思っても「あら?こんな違うところもあるんだな」って自分の感じてる感情に正直になって、とにかくこの人を愛し続けようと意図していく。
コミットメントが苦手な人へ
婚活の時は「相手にコミット」する前に、まずは「自分の幸せな結婚」にコミットね。

2人で生きていく人生をね。
2人で生きていく人生にコミット
そう。それがコミットメント。とても優しいコミットメントだと思うんですよ。コミットメントってついつい「決めること」って訳されちゃうからハードルが高く感じちゃう。
むしろ瞬間瞬間を選択し続けていくことだと思うんですね。
疑いを持っても、コミットがあれば互いの傷を受け入れ理解しようと思える
それがあれば冒頭の「わかりません」発言の男性も疑いを持ったとしても、「あら、こんな子供っぽいようなことを言う時もあるのね」と。こういう一面もあるんだと。そうじゃない大人っぽい所も持ってるんだって幅広く理解できると思うんですよ。
お互いの傷を受け入れ合いながらやっていくのが「いい結婚」なんじゃないかなって思います。
リアルラブの体験カウンセリング
皆さんも、コミットメントに関して、何かご相談がありましたらいつでもお声かけください。
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