婚活中だったら「気に入ったお相手に断られたり」はある意味当たり前。いちいち落ち込むなんてないかもしれません。ただ、そんな時に限って職場でひどい目にあったり、それに自身や家族の健康などでもよくないことが同時に起きたりすると…ふと人生いやになっちゃうことってありますよね？
こんな時、「自分はダメな奴だ…」と全面否定してしまうとなかなか立ち直れません！
何が問題だったのか、まずは勇気を出して振り返りましょう。
うまくいくにはどんな対処法が必要なのか？
「こうするべき」と単純に課題を掲げるだけでは、なかなか達成は難しいです。
何が大事なのか？丁寧にお伝えします。
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本日のテーマ
「良くないことが起きる時」。
良くないことは誰でも起きますよね。良くないこと、最近ありましたか？
会員さんがお見合いしましたと。そして断られました。2人ともちょっと期待があって、この人と交際になったら嬉しいよねって言ってた。
普段日常生活の中でお見合い断られるくらいだったら日常の1コマぐらいの感じじゃないですか。日常が壊れるような良くないことっていうのもありますよね。
ありますね。会員さんの家族が病気になっちゃったとか。重い系の。
そういうのありますよね。
会社をクビになった
ご自身のケースも聞きますよね。クビになったとかね。「それって明らかに会社のせいじゃないですか！」というような内容なのに、「自己都合で退職」と。
理不尽な自己都合に。
そういう時って本当に辛いから、その結果をどうとらえるかが選択ですよね。
泣きっ面に蜂って本当にあるよね。1個蹴躓いたらバタッとなって、またさらに手を踏まれるみたいな。確かにそういうことは起きますよ。
本当ですよ。そうなってくるともう酷いですよね。そこで心が折れて「私は不幸だ」となってしまうと、もう一度手を踏まれたり。なんとも辛いところですけどね。
振り返りが大事
クビになったのか自己都合なのかは本人が知ってるわけですから、可能性があれば戦うけど可能性が見えない。戦うのはリスクというか。
リスキーだね。
起きてることを「一体あれはなぜ起きたんだろう」とか、「何を選択したから自分はこういう状態を体験することになったのか」と、自然と振り返りますよね。余程恥ずかしいことでない限りね。「もう思い出したくない」こともあると思いますけど、勇気出して！「なんでお見合い断られたんだろ？」と振り返る。
実際お見合い断られた時なんか、悔しかったり恥ずかしくて振り返りたくない気持ちはすごくあると思うんです。特に寄り添う人がいない時って、自分だけで振り返っているつもりになっても結局なんで断られたかわからないって時あるじゃないですか。相手の相談室からのお断り理由なんて体のいい言い訳だと感じるような時も多いしね。そういう時に一人で振り返るのは案外大変だと思うんですよ。
大枠で捉えると変えられない
1人で振り返る際、多くの人が陥るワナですけど「自分はこんなダメなやつだから。」と捉えちゃうと立ち直るのが大変ですよね。だって「ダメな私だから」と決めつけちゃうと、「私を却下」するしかないですよね。「婚活やめた方がいいや」みたいになっちゃう。
っていう結論になっちゃうね。
諦めちゃえみたいなことになっちゃう。だからカウンセラーさんに「いいじゃない、次行きましょ、次」とかって言われて、「わかりました次行きまーす！…次行くのはいいけど一体何でああなっちゃったんだろう？だってあの時相手はニコニコして『また会いましょう』と言ってたのに…結局ただの社交辞令だったのかな？…」
一人でいるとそんなネガティブな想像しかできなくなっちゃう時ありますよね。そうすると今度は世の中に対して不信感がさらに増していったり。
「やっぱり世間は…」っていう証明になっちゃうからね。
だからポイント、ポイントで具体的に振り返る必要があります。
１、まず「お相手と会った時に相手はどんな顔してたのか？」と。
表情とか反応とかね。
そうそう。
２、次に「どんな話したか」。そこも「相手の表情はどうだったか」とね。「そういえばあの時は自分は話をひねり出すのに夢中で、相手を観察どころじゃなかったな…」などと思い出せればいいですね。
改善点を見つける
1つ1つをまざまざと振り返れればすごく建設的なんじゃないかなと思うんですよ。
振り返りが大事だと。
そう。「あの時こうだったから次回はこんなことに気をつけよう」って。
でも往々にして多くのケースでありがちなことは、「相手がどんな顔してるか見れてない」とか、「自分の話題に集中しきってしまって何があったかわからなかった。」と。
沈黙をただ怖がってて意味のないこと喋っちゃったとかね。
そうそう。意味のないこと喋っちゃった。それから「『失礼なことを喋っちゃったかもしれないぞ』という疑いによって、相手の顔を見れなかった」っていうようなことが多いですよね。また逆に、相手が長々長々…ずっとしゃべりっぱなしで、「分かりました分かりました…早く帰りたいな」とずっと思ってましたと。「結局その時間は無駄になっちゃったんです」みたいなこともありますよね。
受け身になりすぎた。
結果を左右するポイントは？
冒頭で話していた、お見合いを断られた話はどういうシチュエーションだったの？
そのお相手の女性はやりたいことがあったんですよね。プロフィール上では曖昧にしてるけど、本当は本気でやりたいことがあった。おそらくね。
なるほど、ちょっとカマかけてきたわけだ！「結婚後のコレコレに対してどう思いますか？」みたいな。それに気づかず一般論で返答しちゃって「却下！」みたいな。
わかりやすく言うとね。
他人事みたいになっちゃった？
そうね。彼女からしたらね。
もちろん断られた本当の理由は今や誰にもわからないけれど、振り返りをしてたら「ここの所で自分がもう1歩入って違う会話ができたかも」ってご本人が思えたんですね。
そうそう。それは2人で発見した。ポイントここだったかもねみたいな。成功か失敗かをわけるポイント。
真剣に受け止めてあげる
結婚の可能性に向けてお見合いしてますから、そこは「そのケース、僕だったらもう応援しちゃいますよ！」などと言ってほしかったかもしれませんね。
それは大事だね。
そこにブレーキがあるとしたら、「人の細かいことに踏み入ってはいけない。」という思い込みがあるのか？無難にすましたくて他人事扱いになっちゃったのかもしれないですね。
けど、お返事自体は具体的に誠実に返答していれば、返事を変える必要はないですよね。だってその人と結婚することが自分にとっての幸せかどうかは未知ですものね。
まだ責任も取れないしね。取りようもないからね。
振り返りのエクササイズ
反省には2種類あると思っています。反省っていう言い方もちょっと嫌だから「振り返り」と言いましょう。「振り返りには2種類ある。」
何かというと、
１、まず感情的な問題を振り返るんです。さっき言ってたみたいに「恥ずかしいから振り返りたくない」って気持ちが出てくるじゃないですか。上手くいかなかったことってすごく失敗感がある。
そこでその失敗感をなぜ感じてしまうのか？「失敗したんだから失敗感を感じるのは当たり前でしょ」って思うかもしれないんですけど、今のケースもよくよく割って入ってみると、「人の細かいプライバシーに踏み込んじゃいけない」って思い込みが生まれるきっかけになった昔の体験みたいなものが奥にあったりするんですよね。
そういう自分の生活上の習慣みたいなことが案外あって、それなりの大事なメッセージを持っています。それを見つけて受け入れるのが大事。それを無視すると「こうしなきゃダメでしょ」っていうだけになっちゃうんですよ。
ノウハウだけで人の心は掴めない
例えばさっきの話「こう言ってあげたらいいでしょ、そんなこと言えるようになりましょうよ」っていうことだけ言ってしまうと、「そう言えばいいんだよな」みたいに覚えてしまうと、なんだかわざとらしいんですよね。力入っちゃってる感じっていうか。傷ついた気持ちが癒えないままにノウハウだけを一生懸命やってても説得力がないですよ。
ノウハウを教えてくださる結婚相談所って案外たくさんあるみたいなんですけど、例えば「お見合いは微笑みです」みたいな。「ニコニコ微笑んでいましょうね、微笑んでいれば必ずいい事がありますよ」。心では泣いてたり怒ってたりしても微笑もうと。
でも、わざと笑ってる時って相手にわかっちゃうじゃないですか。怒ってる時に微笑んでるみたいなことをやり続けても長くて3ヶ月ぐらいしか持たないと思うんですよ。そう考えると、やっぱり「感情に気づいて受け入れ、癒す」っていうのは大事。振り返りにはまずは感情です。
その後、２、どう行動したのかをしっかりと見る。
ここの行動は「もしかしたらこうすれば変えられるかも！」ってわかると「次回からはこうしよう、きっとできる」っていう感じで変わりますよね。
一貫性ができるよね。
本日のまとめ
そうやって1つ1つの振り返りをしていく事がすごく大事だと思ってるんです。婚活だけじゃなくて人生の中ではその1つ1つの振り返りができることによって、例えば職場の中での自分自身の仕事とか人間関係のこととか、家族との関係などもどんどん良くなりますので、カウンセリングを日常的に行っていくことをお勧めしています。
もし興味がございましたら、一度体験カウンセリングなどにいらしてみてはいかがでしょうか。
では今日はここまでで、ありがとうございました。
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