婚活していると、案外「不適切にもほどがある…」という体験ってありませんか?
婚活カウンセラーの私達から見ていても、そもそも婚活の仕組み自体にジェンダーギャップってあります!
ただどこの業界でもそうですが、不適切発言を怖れて遠慮しすぎても何も進まないですし、婚活で親密な関係は作れません。
不適切でなく適切に、人を愛し仲良くなりたい!…ですよね?
その方法は?
こちらの内容はYouTubeでも公開中です!
本日のテーマ
婚活で「不適切にもほどがある」と感じる時。
「不適切にもほどがある!」というドラマは、いろんなものの見方を教えてくれましたね。

個人情報の問題とかね。
婚活ルール&マナーの男女不平等
婚活分野全体でも、「不適切にもほどがある」って実際感じることは案外たくさんありますよね。
私達前から言ってますけど「お見合いの時のお茶代は男性が奢る」ルールとか。

うん。負担がね。
お見合いの時は「お茶代を男性が奢るのがマナー。」
男性は案外大変です。最近帝国ホテルでは2,500円なんですって。ということは2人で5,000円!

新橋にあるホテルはアフタヌーンティセット1人4,500円。予約席を確保するための費用だね。
4,500円を2人分男性が払わなくちゃいけない。1万円弱ですよ!すごいですよね。お見合いする度に男性は1万円札がどんどん消えていく。とんでもない!

そのホテルを毎回使ったらね。
もちろんそんな高いところを毎回選ばなくてもいいはずですけど、実際その支払い方でやる気がどうか見られたりしてしまう風潮はありますしね…。
とにかく、それ以前に「お金は男性が出すべき」という婚活のルールに問題が!
プロフ公開情報の不平等
それだけじゃなくてお見合いプロフィールの基本。
「年収公表は必須。」でも女性は任意。
男性は年収を公表しなければならない。女性は任意。
この違いはやっぱり大きな違いです。
実際は男性で500万以下の人って全体の半数ぐらいいるんですけど、結婚相談所に登録しても検索に引っかかってあまりお見合いできないことが予測されるのでなかなか登録に二の足を踏んでしまう場合が多いんです。
もうずいぶん前から結婚後の生活を男性だけが背負わなければいけないような時代じゃないですから、そこはなんとか変えていきたいですよね。
結婚後の年収を男性だけが背負わなければいけない時代じゃない
男性の皆さん、勇気を出しましょう。きっと未来は変わる。
この「不適切にもほどがある」っていう番組、最終回の1番最後に2054年の人が出てきて、30年先の展望を見せてくれてましたよね。30年先はそういうこと変わってるでしょうね。

男女の対等性っていうか。
個人情報の過保護?
私達リアルラブはメンタリングセッション=婚活カウンセリングを生業としています。それは結婚相談所の婚活だけじゃなくて、アプリの婚活サポートもしてますし、それから会社の中で気になってる人との可能性を探るカウンセリングも承っています。
そういう時につくづく思うことなんですが、最近会社の中で個人情報があまりにも守られ過ぎ…。
会社の中でも個人情報が守られ過ぎ??

それを聞き出すことも難しいし、「そういうことは聞かない。」という同調圧力というか、「既婚か独身か」なんて特にそういうプライベートなことはね。
これが1900年代だったら、結婚したい相手の連絡先を知るには卒業生のアルバム見るだけでいろいろわかって楽だったですよね。当時はタウンワークで電話番号も調べた時代ですものね。

これは大きい時代の変遷っていうか。
「その質問、コンプラ違反です。」
私達が婚活カウンセリングを行っている時のお話です。
会社の同僚の異性を結婚相手の対象にするには、まず「この人は結婚しているか結婚していないか?」から切り分けをしなくちゃいけないので、「そういう時はこんな聞き方はどう?」とおすすめしていた内容は…。
「この人は結婚しているか結婚していないか?」を切り分ける質問
例えば「朝は何時に起きるんですか?」という質問をして、相手が「僕は8時に起きてますけど9時に間に合いますよ」と言ったら、「えー!8時に起きて9時に間に合うなんてすごーい。奥さんすごいですねー!」と言えば「いや、僕は独りです。」と言わせ、切り分けることができていた。

そうね。どっちかだよね。
でも今はこういう発言も「コンプラに引っかかります」と言われちゃう。「セクハラです。その質問しちゃだめです」って(笑)。皆さんすごいなーと思いますけど。

本人が自主的に言うまでは。
ただねー…。
そこら辺はわざと「気が利かない人」になってもいいんじゃないでしょうか?
「わー、奥さんすごいですね!あ、これコンプラ違反ですね!すみません!」とかね。気づかないふりをする(笑)
周りのことを気にして自主規制してしまうと、阿部サダヲさん曰く「面白くねぇよ!」です。
わざと「気が利かない人」になってもいいんじゃないですか?

気を遣いすぎてね。
毎日が面白くなくなってしまいます。
コンプラ配慮が難しい
だから実際コンプラって、どこまで気遣ったらいいかがすごく難しいっぽいですよね。

その境目というか。
どこまで気遣ったらいいかがすごく難しい
私なんか案外「不適切女」を地で行くから、へへへって言ってられるんだけど、陰で同調圧力をかけられてしまう場合もあるわけじゃないですか。そこの判断基準がなかなかね。

そうそう。あの番組で、パワハラ、セクハラのコンプラ違反の基準をわかりやすく「自分の娘だと思え」と言ってたよね。例えば男性(おじさん)を想定してるんだけど、「自分の娘にだったらこれはしないな」ってことはしない、と。それはなかなか説得力あった。
「自分の娘だと思え。」
そうねえ。でも娘だったら「露出しすぎだ!」とか言うんじゃない?

逆に心配して。でも言い方は気をつけるでしょきっと。フランクな関係だったら。
いやいや、信頼し合っていればそれこそ「なんだブス」ってやってたじゃないですか。「うるせえじじぃ」とか「ハゲ」とか言って。

それ80年代の話ね。
そう!無礼講な感じ?
一回の過ちで人生詰むの?
話題変わりますが、あの話の中で気になったことがいくつかありましたね。
「1回失敗した人がずっと仕事ができないのは酷いじゃないか」っていう話も引っかかってます。

浮気の話ね。
1回失敗した人がずっと仕事ができない?浮気の話。
浮気の話は、「奥さんは許してるのに世間が許さない」と。

世間っていうのが面白かったね。世間って誰なの?
そういう世の中なんでしょう。でもやっぱり「見たくない」っていう女性の心理っていうのは確かにあって、「顔も見たくない」感覚。

テレビで2度と見たくないとか。
許しちゃいけないっていう気持ちは女性特有のトラウマなの?
それってもしかしたら女性特有かなっていう気もまたちょっとしてて。
許しちゃいけないとか許すべきじゃないとか、「べき」とか「ねばならない」っていう信念って真実じゃないと思っているんです。自分自身の成長のためにもこうしちゃいけないとかこうしなきゃいけないとかいう、この「べきべき主義」は。
「べきべき主義」はただ手放そう!
許しちゃいけないっていう気持ちが湧き出てくる。そういう時こそ手放すのが大事。浮気も「許すべきではない」と思っているなら手放すことが真実なんでしょうね…。
男性不信の罪深さ
とはいえ、男の人は女性と比べてたくさんの人とセックスをしたがるっていう傾向があるじゃないですか。特に女性が妊娠してる最中とかそういうところで。

それこそ不適切なタイミング。
男の人は女性と比べてたくさんの人とセックスをしたがる傾向。
そうそう。まさに不適切なタイミングなんだけど、男性にしてみたら「妊娠してるから自分の欲求は満たされない」ということだけで案外簡単にそうなっちゃうじゃないですか。生理的に男と女は違うという事実を受け入れる必要があるのかもしれないけど、だからこそずっと女性は我慢し続けてきたという歴史があって「やっぱりどう考えても許せない!」みたいな感覚が女性にはある気がします。
ただね、MeToo運動なんかも女性は今まで言わなかった主張をするために一生懸命頑張るんだけど、そのことをどんどん言えば言うほど男性が小っちゃくなって男性のモチベーションがどんどん落ちてしまう所が、すごく実は気になってるんですよ。
MeToo運動をやるほど男性のモチベーションが落ちてしまうのは気になる。
だから不適切っていう話、あのドラマは本当にいろんな意味で気づきを与えてくれたドラマなんだけど。
恐れからの自主規制が問題
「不適切」っていう言葉って、やっぱり恐れから言ってるような気がする。「こんなことを言ったらちょっとみんなから同調圧力を加えられる」みたいな。

炎上するんじゃないか?とかね。
「恐れがあるから言えない」。でも、だからこそ「面白くない!」
そうそう。「恐れがあるからそういうことを言えない」ってなってるから面白くない。「不適切を言っちゃいけない」んじゃなくて、「適切なことを自由に言える」。そして大事なことはやっぱり、「いい過ぎたら許す」ってことだよね。
だから1回の誤ちでずっと一生ダメって決めつけちゃうのは「べきべき主義」。それも許す。
「すべき」になると突然自由でなくなる。
「こうすべきである」に変わっちゃうと、突然自由じゃなくなる。
本来の女性性は寛容なはずだと。そこら辺ですよね。

本来の男性性、本来の女性性みたいな所にヒントがあるっていうか。
本来の男性性とは「与える」こと。女性性は「受け取る」こと。
つまり、男性も女性も、男性性と女性性の両方がありますよね。
不適切問題の本質
要約しますね。
「不適切発言」を気にする私達は、寛容じゃなくて、気を使いすぎて様子を見ているだけ。

要は「叩かれるのは誰だって怖い」ってなってるよね。どの役職に行っても。
「不適切発言」を気にしすぎるのは「寛容」じゃない。
叩くのではなくて、「これは不適切な発言かもしれないな」ということを寛容に受け止める。
それは「今、不適切ですよ」と、ただ受け止めればいいわけですよね。

不平不満の捌け口に使われてるのが問題。「寛容が肝要」っていう歌があったね、「寛容さと肝心な要」。
AI検索してみたら「寛容が肝要」とは、心が広く、他人の言動をよく受け入れることが大切である、という意味だそうです。
「女性性」ですねこれ。男性にもある。女性にもある。「寛容さ」とは男性も女性も「女性性を持つ」っていうことなのかなって思いました。
これからの時代、男女が女性性を開花させていったらどれだけ思いやりにあふれて、平和で豊かで、対等な関係が生まれるのかな!

そうですね。
女性性を学んでみませんか?
さて、不適切な体験にお悩みの方へ、
女性性って、男性にとっても女性にとっても大事なことだと思います。これからの世の中本当に真面目に自分の中の女性性を呼び覚ましていくことが大事だと思うので、婚活しながらそれについて学んでいきたい方。

私達も皆で学んでいくみたいな。
女性性を学ぶほどに皆さん魅力的になっていきます。自分らしさを取り戻すことができますよ。
体験カウンセリング3300円がただいま無料で実施中ですのでお声かけいただければと思います。
ありがとうございました。
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