婚活も初期なら多少不愉快でも激しい喧嘩は起こらないですよね。
でもだんだん交際が進んで結婚を意識し始める頃、突然激しい喧嘩が起こり、時にはそれがきっかけで破談になってしまうことも…!
価値観が全然違っていたとか受け入れがたい問題を抱えていたなど、理由がはっきりしている場合は「やめてよかった…!」となりますが、実はそういうケースばかりじゃないです。時には「もしかしてこの二人、本当は気が合いすぎていただけかも?意地張っちゃったのかな?」と思うようなケースもあります。何でケンカしちゃうんでしょう?
それは…もしかしたら、愛の叫び?
人によっては「パートナーとのケンカは前戯だ」という人もいたりします!
ということは、もしかしたら…仲直りすれば仲の良い夫婦になる可能性が???
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本日のテーマ
ケンカは愛を求める叫び。
ケンカは婚活してる最中にあまりしないとは思うのですが。
そうね、まだね。
あまりしないですけど、心の中は案外ケンカしてたりしませんか?
相手に文句や不安を感じる
婚活の最中に疑いが生じてしまって、本当だったら上手くいくかもしれない相手と喧嘩が原因で終わっちゃうのは悲しいですよね。
挙句2人のこれからをどうするかと話しているときに「本気で考えてるの?」みたいになった時とか、恋愛でよくあるのは「付き合ってる相手が結婚の話しているのに話題を避けちゃうんです」とか。
具体的に話そうという時にね。
なかなか進めない方にも事情があるんです。でもその進めないことを結局相手のせいにしちゃうんです。これが辛いですよね。
結婚が怖いのはお互い様
そういう時は二人とも本当は「結婚が怖い」。
なるほど。
そこなんです。「プロポーズをなかなかしてくれないんです」と言っている人いますよね。「プロポーズは相手がしてくれるもの」と相手のせいにしている。「クリスマスまでにプロポーズしてもらえなかったら私は別れます!」と。
それを聞いてこちらは「え、本当は嫌なの?」って思うわけですよ。でも大きな声で「だってプロポーズしてくれないんです!」みたいな。
それで「え?…じゃあプロポーズすればいいわけ?」と聞くと「プロポーズしてくれれば考えます!」って。
「考えます」って何だよー?と思うじゃないですか。しょうがないから向こうの先生には「プロポーズすればOKする…ようなんですけど」って伝えて。まあ、当日何がおこってもしょうがないわと。
そうすると向こうは「そうですか、じゃあちゃんとプロポーズさせるようにします」とか言って。でもあとで聞くと、「プロポーズと言えるか言えないかよくわからない境目のような言葉を発したので、それで一応『はい』って言っときました」とかって。
でもその後も喧嘩モードは続いてたのです。
結ばれたら怒りが収まった
プロポーズ承諾後のカウンセリングで「彼と旅行に行くことにしたんですけど、彼がその旅行の中で私に対してちゃんと愛情を示してくれない限り、成婚料は払いましたけど成婚しないで別れます」とか言ってるんですね。うわー!と思って。成り行き見守るしかないですね。
でね、旅行に行って1泊してきて、やっと男女の関係になったわけです。そしたら…
なぜか怒りがすっかり収まったんです!
不思議だったですよ。それで言ったセリフが…
「彼も普通の男でした。」
ヒョエー!できないと思ってたのかな?
ちょっと頼りないと思ってたのかしら?
そうなの。そして結婚して…全然ご機嫌なんです、不満ないんですよ。
「いかに愛されていたか」をやっと受け取れたみたいになってて。おそらくその男性も「あなたを愛してるんです」って言えなかっただけだったのかも。
ドラゴンレディの成婚
すごいことですよね。でもなんとか成婚したから良かった。
この手前の段階で大体の人は破れちゃうわけですよ。
そうね。別な理由をつけたりね。
ありがち。女の人があまりにもケンカ腰なので男の人は「御しきれない」って思っちゃうケースですね。
自分の手に余る。
この暴れ馬には乗れない、みたいになっちゃうわけですよ。でも暴れ馬は暴れ馬ですごい暴れてるには理由があって。
「本当にこんな私でもあなたは愛してくれるの?」みたいな。
そういう、実は心の叫びというか。
「お願い、私をなだめて~」みたいに甘えてる。
試されてる。
試されてるんですよね。「もうそんなに暴れられたら試されてるってわかっても引いちまうよ」って男の人は思っちゃいますよね。多くの男の人はそういう女の人に引きます。
女性はぜひ覚えておいていただきたいんですが、暴れて上手くいったケースは本当に稀です。大体ほとんどの人が引いてしまう。真剣交際前後に「やっぱり手ごわそうなので別の女性にしました」みたいな。
そうなりやすいよね、婚活だとね。
真剣交際から破談になって交際解除した相手の男性は、次の人としっかり真剣交際に入ってあっという間に成婚してることが多い。
高みまで一緒に連れてってくれた人はその彼女だったかもしれない…のにね。
そうそう、暴れ馬でスリルとワクワクを体験してねー。でも思考は「面倒な女性だ」ってなっちゃうのね。「この女性はあんなに暴れられることはないだろう」と、次の人でOKが出るんだと思うんですけど。
ケンカは愛の叫び
愛を求める叫びも、「愛して」「私を本当の意味で受け入れて」「心から私が信頼できるあなたでいて」みたいな。すごいNeedyっていう感じ。けど、そう言うことは結婚した後だってありますよね。夫婦関係っていつだってケンカするじゃないですか。
私達もこの程24周年を迎えまして、来年銀婚式でございます。
すごいねー。すごいねって他人事みたい。
よくケンカしましたよね。何度別れるって言われたことか。でも結婚カウンセリングやってるのに別れたら仕事上恥ずかしい。
ちょっと外聞が悪いっていうか。信頼性に欠けるよね。
でもそういう相談所の人案外いっぱいいますよね。
業界でいますね。
結婚を何回もしてる人が案外たくさんいますけど、「人を替えたらケンカしないで済む」と思っているのかな?
大体の人は2人目くらいで気づくよね。
ケンカは愛の前戯
「ケンカは愛を求める叫び」なんだと。このメッセージは案外僕にとっては効き目あるかも。そっか、そういうことかみたいな。
そうですよ。ポジティブですよね。
求めてるものはね。
よく皆さん言いますけど、「ケンカは前戯なんだ」と。セックスの前戯のことですね。
セクシュアリティと怒りのエネルギーって元は一緒のエネルギーなので、わーっときた時に怒りの方に行っちゃう。例えばメスがオスにワッと来られた時にふぎゃーって追い返すじゃないですか。あれもセクシャリティの前戯なんだと。
これもじゃあストローク?
そう、ストロークですよね。だから「ケンカして仲直り」が上手くいくといいですね。
でも度を越しちゃうとDVみたいになっちゃうし、「ケンカは良い」とお勧めしているのではないです。
「ケンカは愛の叫びなんだ」って認識しながら「あー叫んでるな」と受け止める。
結婚に縛られない
それと、いつも2人でいることばかりが幸せじゃないかもしれない。全然道が本当に別々だったら、別れた方がお互いにとって幸せっていう時もあるかもしれない。
お互いの人生にとってね。そっちが真実の選択だったらね。
だから相手の幸せがその別れた先にあるかどうかを考えていくのも大事かなと。あの人のことを考えれば、別れた方が私もあの人も幸せになれるなとかね。場合によっては別れる選択もベストって時もありますよね。
それぐらい自由な気持ちで一緒にいることが「縛られない良い関係」じゃないかと。
そうね。お互いに選択している感じがあるね。しがみつきじゃなくて。
そうすると感謝できますね。
結婚は相手選びじゃない
ですので、婚活してる皆さんには夫婦のケンカなんてすごく先のことに感じるかもしれないけど、でも今からなんですよ。相手を選ぶその瞬間から、「丸ごとわかってくれなきゃダメ」と勘違いをしたりとか、「縛られる恐怖」とかすごくありますよね。
例えばすごく縛りたいタイプの人だったりする場合。
いますね。
その縛りたいタイプの人に対してどう関わっていくかですよね。逃げてしまえばただ怒るばかりだし、合わせてしまえばちょっと奴隷みたいな感じで対等じゃなくなってしまう。
「私はこうなりたいんだ」ってありのまま主張することで相手の良さを引き出す。
そういう「縛りたい人」ってパワーがいっぱいあるわけだから守ってあげたい気持ちが強いんですよね。その人に「対等な関係を私は作りたいんだ」って丁寧に伝えることによって、その方のあふれるパワーを二人の対等な関係に使い、人として再生していくことだってできます。
ということで、目の前の相手と向き合って、楽しく婚活をしていきましょう。
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では今日はここまでで、ありがとうございました。
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