婚活中「この人ムリ…」と思ったのに、まさか成婚!?その意外な理由とは

婚活 疲れた…

婚活中の女性必見!「この人ムリ!」と思った相手と結婚!?

婚活をしていると、「なんか気持ち悪い…」「この人とは無理だ!」と思う時ってありませんか?

でも、そんなはずの相手と…まさかの成婚!

今回は、彼女の驚きの変化を詳しくお届けします!

こちらの内容は下記YouTubeと共通のテーマです。

この記事を書いた人
yuda

*湯田佐恵子プロフィール*
2000年「婚活カウンセリング&結婚相談所リアルラブ」を開設し夫博和とともに今年で25年。そもそもは自分の「結婚できない症候群」のため学び始めた心理学やセラピーだったが、婚活相談以外にも、人間関係、夫婦関係、妊活、子育てなども好評。

婚活中「気持ち悪い…」と思ってた相手と結婚!

東京、恵比寿の結婚相談所 婚活カウンセリングのリアルラブ婚活メンターのさえです!

今日は、「まさかの成婚!」というお話。

その方は、女子校だったそうですけど同性にもモテそうだなって感じの「かっこいいキャラ」。

性格も、「私はこうです!」キリッ!という感じで、「女子力使う」なんて言ったら「卑怯者!」って言われそうな、面白くて、真面目で、ちょっと勇ましい、それでいてかわいらしい女性です。

20代前半で婚活スタート!彼女が抱えていた課題とは

その人は割と早い内(20代前半)から婚活を考えてリアルラブにいらして、「まだ早いかと思うんですけど、ちょっと自分には弱い所があるので、もしかしたら今のうちからカウンセリングを受けたりした方がいいんじゃないかなーと思うんです」と。とてもご自身の事をわかってらっしゃるんです。

というわけでカウンセリング開始と同時に結婚相談所にも登録し、あまり頻繁ではなかったですけどお見合いや交際もしたりしてました。若いせいかちょっと惚れっぽかったりして、「あーなんかいい感じです!ドキドキしちゃいます」と感想を言ったかと思えば、2週間後には「いやーちょっとダメでした」と即お断りしたり。

一体どういう心の変遷でそうなっていくのか最初はわからなかったんですけど、何度かいろいろなお話を聞いていくうちに、思春期の頃にお父さんと揉めた時期があったとわかりました。

婚活にも影響が?父親との確執。

元々はお父さんのことは本当は大好きだったんだそうですけど、単身赴任で離れ離れになってしまった時があって、すごく彼女は寂しかったんだそうです。同時にお母さんの寂しさもわかって、「寂しさに負けずにお母さんを支えなくちゃ」とすごく精神的に頑張ったんだそうです。

あまり甘えられない性格なんですね。たまにお父さんが帰ってきても、甘えられずに頑張っているところを見せちゃう感じ。お父さんにしてみたら、家に戻ってきたのに長女に歓迎されているようには見えなかったのかもしれません。結果、やっと戻ってきた大好きなお父さんなのに、かなり折り合いが悪くなっちゃったんだと。

それがすごく辛くてハートブレイクしてしまったんですね。お父さんとやり合って酷い目にあったことよりは、「好きなのにつながれなかった」ことで、深く傷ついてしまったと。

父親との関係が原因でハートブレイク…

女性にとってお父さんとの関係は、結婚相手との関係に転移しやすいんですね。

「お父さんに甘えられなかった」方は「男性に対して甘えられない」ことが多いです。

最初は会う男性をすぐ好きになっちゃう」というパターンも、お父さんの転移だと考えればわかりやすいですよね。幼いころからインプットされた肯定的なお父さんのイメージがあるから、最初だけはすぐに男性を好きになれるんですね!

父親との関係を修復!心境の変化とは

お父さんとの体験をじっくりと聞いて、私としては、お父さんと話し合ったりすることをすぐ推奨したわけではなかったんですけど、なんと次の面談で「あの話、父親と話してみました。」との事。びっくりでした。行動力あるタイプですよね!

そして結果も、「お互い本音を語りあえてしっかりわかり合えたんです」と。お父さんをいかに大好きなのかということもちゃんと話せたらしくて、お父さんもすごく安心してくれたと。

同時に、それを話せたらすごく両親に心から愛を感じたというんです。

肯定的に「甘えていいんだ」と自分に許可が下りたようです。

幼いころお母さんのことは「お母さんは私がしっかりしてなきゃダメ」と感じていて、父親代わりに自分が守ってあげていたつもりになっていたんだそうです。

家族の大黒柱みたいなつもりになっていたらしいんですね。それで一体何ができたかは置いといても、そんな若い子がしっかりしなきゃと家族を支える気持ちになるということは、本当は辛かったろうし寂しかったろうし。挙句、お父さんが帰ってきた後はお父さんとのミスコミュニケーションで傷ついてしまったままだったので、本当にだれにもずっと頼れなかったんでしょうね…。

婚活しながらでしたけど、親との関係をもう1回見つめ直し、お互い許し合い感謝し合える関係にまで進めたんです。

結婚相手として「ムリ!」と思った理由は?

さて、「気持ち悪い」と思った婚活の話です。

この方は上記のお話の時も自発性がとてもありましたが、婚活ではそれが面白い現象に出まして。

通常、婚活をしていれば「相手と親密になるにはどうしたら?」と考える時期がありますよね。

例えば、タイミングを狙って「あっ危ない!車が。」とさりげなく相手の手を引いたりして、触れ合う関係に発展したりするように、できるだけ自然な形でお互いに近づき合うようにしますよね。

でもこの人は「手を握るなら自分から言わなくちゃいけない…」と頑張ろうとしてしまう。

「手を握ってください」「自分から手を握りましょうか?」などと言わなきゃ…と言うのです。

どうも「依存はいけない」という縛りがあるようで「そうでないと自分が気持ち悪いんです!」と。

これはつまり、昔、子供の頃感じていた、あの「甘えてはいけない」という禁止令のようですね…。

でも、もうご両親に対しては心から信頼して甘えられるようになっていたので、過去からの習慣になっていた「自立しなければいけない思い込み」が発動したに過ぎなかったようですね。

「そうか…何もかも自分からやらなきゃいけないなんておかしいですよね…」と。

恋愛感情のジェットコースター?好き嫌いの振れ幅が大きい理由

つまりいろいろとお聴きしてわかりましたが、彼女の場合、

「自分が全部やらなきゃいけない!」という思い込みが発動した時、同時に「甘えたい」→「そんなのダメだ!気持ち悪い」と感じ、無意識に相手の男性にそれを投影していたということになります。

今までの交際も、お相手に「甘えたい」気持ちと「甘えちゃダメだ」という気持ちがとせめぎ合って、激しく葛藤して疲れ果ててしまい「お断り」となっていたんですね。

婚活で「相手のここが無理!」と感じるのはなぜ?

自分が相手をちょっといいなと思ってるからこそ相手のネガティブな面を見つける。これがいわゆる蛙化現象ですね。相手と距離が近づきそうになる時に起こります。例えば真剣交際が視野に入った時。いろいろとイメージ出来るので「気持ち悪い」んですね。

今回の場合、気持ち悪い理由を訊くと、「彼の頬がふっくらしてるのが気持ち悪いんです」と。

「それじゃ投影の実習*をしましょうね」ということになりました。(*リンク先にやり方もあります)

最初「〇〇さんは××だ」を3つ言います。(今回は一つだけ挙げています)

「○○さんは」に続く言葉は?と聞くと「太ってて気持ちが悪い」と。

「その○○さんは」を「私は」に変えます。すると「私は太ってて気持ちが悪い」となりますね?

ということは「あなたは『自分が太ってて気持ちが悪い』ということですか?」とお聴きしたら…

「図星です!」とのことでした。「ちょっと今太っちゃいそうなんです。そういう自分が嫌で嫌でたまらないんです!」と。

「あー、自己嫌悪だったんだ!」と、納得したようでした。

何度も会ううちに…「気持ち悪い」が消えた。

リアルラブでは、女性性のワークで、瞳を見つめ合うことによって自分自身の感情を感じて自分自身を癒していくセッションがあるんです。彼女は、その彼と交際に入ってからは頻繁にそのセッションに参加するようになり、ある日「気持ち悪いって思ってたんですけど、会うと気持ち悪くなくなりました!」と。「会わない時の方が気持ち悪いんです」と。

無意識は「気持ち悪い」と思うことで相手と近づきすぎないように防衛しているんでしょうね。「気持ち悪い」と思い込むことでバリアを張ってたんですけど、会うと現実が見えて思い込みが崩壊する。面白いですね。「だから頻繁に会うんです」とのこと。これ、大事ですよね。

私達の多くの日常は思い込みで生きてるから、本人を目の前にしても思い込みから目が覚めないこともたくさんありますが、それは無意識にそういう眼鏡で見たいと思っているから、なんですよね…。

ということで、お互いのご両親にご挨拶をし、そしてプロポーズをOKしました。

最近の事例から学ぶ!婚活成功のための考え方

さて、今日のこの事例からの学びというか教訓です。

気持ち悪いと思いたい場合はずっと気持ち悪いままです。気持ち悪いと思いたいのは相手と距離を詰めたくないのですから。親密感への怖れです。

でも、自分が本気で幸せになりたい、親密感を受け取り、素敵な人と結婚したい…という気持が勝ると「いやいや、もうちょっとよく見よう」となり「気持ち悪いから逃げたい」というあの嫌な感覚からは抜けられます。もちろん、蛙が王子様になるほどじゃないですけど、でもそのお相手の肯定的な要素は見えてきますね。

「気持ち悪い」っていう気持ちを起こさせるのは防衛反応です。自分が危ないものに近づいているのではないかというサインなんですね。

その危ないものこそ…未婚の人にとっての「結婚」です。

自分の安全圏から飛び出す時には何か起きますよね。怖れが起きたり、怒りが起きたり、気持ち悪さが起きたりっていうことですね。

もう一つ大事なことは

「自分のオリジナルの家族との関係をもう1回ちゃんと見てみる」。

何か発見があるかもしれません。

すごく喧嘩してて仲が悪いと自分の表面意識は思ってても、心の中では「本当は大好きだったのに」という思いがあったり。喧嘩しているということはむしろ嫌いじゃないかもしれないです。上手くいかないとまた喧嘩になっちゃうかもしれないから丁寧に行うことは必要ですけど、会話をしてみる意欲が大事かなと思います。

婚活、ひとりで悩まないで。リアルラブの婚活カウンセリングがお役に立てるかもしれません。

「自分自身を受け入れる」ということ、なかなか一人でやるのは難しいと感じるかもしれません。

そんな人のためにリアルラブではメンタリングセッションを行っています。

体験は無料です。zoomでもでいますので一度試してみてください。

どんなことでもお気軽に話してみてくださいね!

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