結婚相談所&婚活カウンセリングのリアルラブ ヒロ&さえです。
(こちらのブログは下記YouTubeと共通のテーマです。)
本日のテーマ「男性を気持ち悪いと感じる理由は?心理学で読み解く”エッチな自分”との向き合い方」
私達リアルラブのヒロ&さえは、今までも「男が気持ち悪いと感じた時の対処法」や、「セクシャリティと向き合わないと婚活は難しい」というYouTube動画を出していますが、今回の動画はその統合版です。
婚活女性が「男性を気持ち悪い」と感じてしまうことは、そのまま「自分自身のセクシャリティと向き合っていない」ともいえるのだ、とお伝えしたいのです!
婚活で「男性が気持ち悪い」と感じる女性が多い理由とは?
「蛙化現象」と「男性を気持ち悪いと感じる心理」の関係
蛙化現象ということばがありますね。
*蛙化現象(かえるかげんしょう)とは、好意を抱いている相手が自分に好意を持っていることが明らかになると、その相手に対して嫌悪感を持つようになる現象です。(「よくある質問」に由来などあり)
つまり、女性にとって「気持ち悪い」と言いたくなるタイミングは、「お互いの距離が近づき始めた時」なのかもしれません。
「男の人って気持ち悪いですよね」という会員さんに、「そもそも『男を気持ち悪い』と感じてしまったのはどんな時だった?」と訊くと…
「交際が始まって、何回か会って少し打ち解け始めたかな?という時に、突然目線がふと胸のあたりに来て止まったり…。なんだか女性のパーツだけをこっそり見ている感じがするんです!」。
人間として女性を見ずに、『性のパーツ』をモノとして見ている気がすると。
突然「性的な関心」を向けられたことへの違和感!
女性は、安心し合える信頼関係を求めているんです。なのに突然、男性の衝動のようなものに危険を感じ、心は大きく葛藤します!
お相手がもともと眼中にない場合はお断りすればいいだけですが、蛙化現象のように「以前は少し好意を抱いていたのに…」という場合は、悩ましいところですよね?
さあ、一体何が起きているのか?心理学的に説明します。
これは女性の側が、心理学用語で「投影」を起こしている、とみることができるんです。
婚活男性を気持ち悪いと感じる女性は「投影」をしている?
心理学でいう投影とは「自分の嫌な感情を、まるで相手が感じているように思うこと」。
上記を当てはめると…
「相手を気持ち悪いと感じている」ということは、
「むしろ自分自身に対して『気持ち悪い』と思っている」のかもしれない。
つまり、性的関心を受け入れるのは、恥ずかしくて見たくない。だから「気持ち悪い」…のかも?
「エッチな自分」を受け入れられない心理とは?
となると、むしろ、女性が男性に反応して気持ち悪いと感じているということは、自分の恥ずかしい部分=セクシャリティーを自分の中で統合させるチャンスなのかもしれません!
自分を女性として受け入れることが大事なのではないでしょうか。特に、婚活しているということは、これから結婚し、家庭を作ることを考えているのですよね?
恥ずかしいからと無視していてはパートナーシップは始まらない
近年は多様性の時代ですから、パートナーと合意さえすれば性的営みを行わずに結婚を考える選択もありますし、どうしたいかは自由です。
ただどんな人生を選択するにしても、自分自身の一部を恥ずかしいからと無視していては、パートナーシップは始まりません。その部分を受け入れて、慈しんで愛してあげましょう!
ただですね、頭だけで理解しても「気持ち悪い」などの嫌な気持ちは変わりません。
誰でもそうですけど、あなたは「エッチな自分を隠してる!」「エッチな自分と向き合ってないからだ」などと指摘されたら「突然何?!」と怒ってしまいますよね?
投影は、頭だけで理解しても「気持ち悪い」気持ちは変わらない
先ほどもお伝えしましたが、これは「投影」なんです。
投影とは、無意識が心を防衛するための仕組みです。
つまり、「エッチな自分」を恥ずかしいと思って無意識に隠したのかもしれません。
「隠れたい自分」を無理に暴こうとしても、無駄に抵抗し怒りとストレスを作ってしまいます。
「男性が気持ち悪い」と…婚活は進まない。ではどうするか?
「男を気持ち悪いと感じているということは、女はセクシャリティと向き合ってない」と言える理由についてお話してきました。
次は「自分自身のセクシャリティ=エッチな自分」と向き合うにはどうするか?です。
では、投影の実習をしてみましょう!
「投影の実習」をやってみよう!男性への嫌悪感の正体とは?

私も蛙化現象には悩まされました。夫ヒロに投影の実習をしてもらいます。

ではあなたにとって「男とは…」何ですか?一言で。
「男とは○○だ」。3つくらい聴きます。
「男とは○○だ」と、3つくらい挙げる

さっきのを言いましょう。「男は女をパーツとして見ていて心を尊重してない。」

女性の心を尊重していないと。

そうですね。性的な関心が勝っちゃって。

じゃあ2つ目。男とは○○だ?

「男とは力で強引に迫ってくる。」女は力で負けちゃうじゃないですか。
性的な下心がある時に限って怖さをちょっと隠して下手に出るような。それも「うっ気持ち悪い!普段と違う」みたいな。

あからさまというか。

では3つ目。男とは?

男とはバカだ。

そんなあなた!反感買う!

すみません。でも「男ってバカだなー」と内心思ってまして。
「欲しいものには寄っていくし下に出るし。」と。

なんか急に変わったり、急に優しくなったり。

「満足したらすぐ寝ちゃう!」とか。女性から見ると単純に見えてます。
投影の実習 婚活を成功させるために「自分を受け入れる」には

これは投影の実習ですから…次の作業が大事です。
次は今言った3つの「男は」という主語を「私は」に置き換えてみましょう!

はい!

1つ目。「男は女をパーツとして見て心を尊重してない。」私は?

「私は男性をパーツで見ていて心を尊重していない。」
私が実は男性を尊重していないのがバレてしまいました!
「男は」という主語を「私は」に置き換える

2つ目いきますよ。「男は力で強引に迫ってくる。」私は?

「私は強引だ」となるんですけど、もちろん強引な部分もなくはないですよ。でも強引っていったって男の人の強引さとはちょっと違って…!という気持ちになります。…と、ごねたくなっています…否認ですね!

そうですね。「そんなことはない!あの人たちよりはまし!そうならないように私は一生懸命やっている!」と、つい感情的に言いたくなるのは「投影を認めたくない」心理から。それを心理学用語で「否認」と言います。

それでは3つ目。「男はバカだ」

「私はバカだ」ってことになる…。「バカな自分」をあまり意識せずに男の人に期待してる。つまり依存ですね。むしろ「私はバカで何もできない人だ」と思っているから、依存したがるのかもしれないですね!
婚活女性は、距離が近づくと相手を断ってしまうことがとても多い…
基本、自分を卑下している女性ほど男性に期待している。
だから、相手がちょっと近づくと「理想と違う!気持ち悪い」と思うんですね。距離が近づき始めると、女性は何かと嫌なことが目に入り怒ってしまう場合が多いです。
「私こうしたいんだけどそれやってくれないならいいです」。そして「あんな人だと思いませんでした」といってお相手を断ってしまう。
男性側が戸惑うパターンですよね。「あれ?さっきまであんなにご機嫌だったのに」って。
内心自分は惹かれてるのに、「ダメ、こんな男頼れない!」と惹かれてしまった気持ちを打ち消す。
期待値が高くなるほど「聞いてください!彼はあの時のデートで私にこんなことをしたんですよ!」と悪口も出てきます。
結婚後リラックスしている時にこそ体験できる女性の性の喜び
投影というのは相手が近づいてくる時に起きるんですよね。相手と距離が遠い時は平常心で「素敵だな」、あるいは「普通だな」と思います。でも近づいてきた時に「わーなんだこれは!」となりますよね。
そして自分が見たくない事を相手に投影する。だから必要以上に相手の弱点ばかりが気になってしまう。それはなぜかというと、自分が気にしていることだから。
もしかしたら「男が気持ち悪い」んじゃなくて自分を気持ち悪いと思っているのかもしれないですね。自分のセクシャリティ的要素をもっと受け入れてあげてもいいかなと。
大人の女としての心からの喜びは、結婚してお互いがリラックスしている時にこそ充分に体験できるものです。
癒しと至福感こそが本当の意味での「結婚の喜び」
最近、夫婦生活のテーマを語られ始めてはいますが、離婚や別居、セックスレスの問題などが多いですよね。夫婦間のセックスの豊かさを語られ始めるのはこれからなのではないかなと思います。
今はまだまだ男性中心社会だからなのか、夫婦間の性生活の話はいまだに禁句のイメージがあり、SNSにそういった投稿があると自分の親同士のセックスを想像するのか、若い人から「気持ち悪い」などとレスがあったり。本来は夫婦生活の幸せをさらに豊かにするのが性の喜びだと思います。
「エッチな自分」と向き合うことで、豊かな結婚生活を実現しよう
2人がより親密になることによってワンハート、ワンマインドになる。そして性的にも一つになる。夫婦生活の中で本当に安心して、お互いの身も心も開いてつながっていく。
この癒しと至福感こそが本当の意味での「結婚の喜び」だと思っています。
「気持ち悪い」と感じたら“エッチな自分”を受け入れるチャンス!
「エッチな自分」と向き合うことで、もっと幸せになれます。自分が女性であることを愛する。
自分が女性の肉体を持って女性として生きているこの現実を愛して、受け入れていく。
これから結婚しようとする人達はぜひ、そんな豊かな二人の結婚生活を実現してほしいです。
婚活していて、また「気持ち悪ぅ!」と思ったときはどうしたら?
婚活していてまた相手を「気持ち悪ぅ」と思ったら…
もしかしてこれは蛙化現象(=惹かれる気持ちと怖い気持ちが葛藤してるサイン)かも?と思ってあげると、自分の気持ちとしては楽になると思います。「距離が近づいて、相手への期待値が高まった結果として、葛藤が起きている」という可能性はありますよね?
婚活している女性の中には、もう何年もお相手を「気持ち悪いからお断り」し続けている人も多いんじゃないかと思います。
そんな時は、自分自身の側に気づきを持って「投影の実習」をしてみるといいかもしれません。
つらいとき、ひとりで悩まないで。リアルラブの婚活カウンセリングはお役に立てるかもしれません。
「自分自身を受け入れる」ということ、なかなか一人でやるのは難しいと感じるかもしれません。
そんな人のためにリアルラブではメンタリングセッションを行っています。
体験は無料です。zoomでもでいますので一度試してみてください。
どんなことでもお気軽に話してみてくださいね!
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