婚活中の女性の皆さん、「キミでなければダメなんだ」とお相手に言って欲しい!
そんな気持ち、ありませんか?
自分自身がお相手を「すごーく好き!」と、まだはっきり思えない時、
「せめて相手が自分を必要としてくれれば…」とついつい思っちゃうんですよね。
これはいわゆる承認欲求!
もちろん承認欲求のないカップルなんてあまりいません。
が、これが多すぎると二人のパートナーシップから対等さを奪ってしまい
しょっちゅうトラブルを作り出してしまいかねないのです。
相手からどう求められるかよりも、大切なのは自分自身がどう求めるか?ですよね。
意外に誰でも陥りやすい、そんな期待だらけのマインドに陥ったら、
あなたなら、どうします???
こちらの内容はYouTubeでも公開中です!
本日のテーマ
「あなたでなければダメ」と言って欲しい承認欲求。
会員さんで真剣交際をして何ヶ月か経って、「やっぱりとても結婚するみたいな気持ちにはなれないんです」って言って残念ながら終了したんですが、「後から振り返ってみても『私でなければダメ』って彼は全然思ってなかったんですよね」って言うわけ。
別れた理由は
聞いてて、「私でなければダメって言って欲しかったんだね」と。よくありますよね。

確かにそれは大事っていうか、必要な気するよね。
特にこういう婚活関係で知り合うと、「自分でなければいけない」っていう何かが特に見えにくいですよね。条件でなんとなく探して、なんとなく知り合ってなんとなく結婚できればそんなにいいことはないんだけど。「じゃあ私でなければいけない理由はどこにもないの?」って感じちゃうのはすごいよくわかります。
だけど「私でなければダメ」を探し続けているとずっと探し続けちゃうんですよね。これって何なんだろうって。
承認を相手から貰おうとする
それで思ったんですよ。上手くいってない時に限って「『私でなければダメ』ってこの人は思ってないんです」というセリフとして出る。

口をついて出てしまう。
そうそう。それで「これは承認欲求なのは間違いない」と思ったんです。承認欲求とは「相手が自分をどう思ってくれるか」によって自分が満足する。

評価ね。
評価してもらうことで自分の足りない穴を埋めようとしているんです。基本「自分自身が自分で承認できるのが自己肯定感」です。承認欲求が高すぎるっていうのはどう考えても自己肯定感が低い。「自己否定感が高い」感じ?

ちょっと自己嫌悪みたいな。
そうです。そうなっちゃう。
成婚した人達はどうだった?
それで考えたんですよ。私達過去にいっぱい成婚出したじゃないですか。じゃあ成婚して上手くいってる人達は「この人でなきゃダメ」って言い方してたかどうか?と。意外にしてないんですよね。
もちろん、「この人でなきゃダメなんですよ僕は」て言う人います。だけどそれを優しく諭した記憶がある。「僕はこの人でなきゃダメなんですよって言うと自分を下げることになっちゃうよ」って。「あなたがこの素晴らしい人と対等になったんだよ」って。

「この人でなければダメ」って、なんかちょっと依存してる感じがあるもんね。
依存というか、落差がある感じなんですよ。

対等じゃないっていうか。
そうそう。こんな私だったのにこの人とまぐれで結婚できたみたいな。

謙虚なのかもしれないけど、そういう人いますよね。
たまにいます。ただ結婚て、マインドが対等でないとお互いに疲れちゃいますからね。
自己評価が上がって成婚
面白いんですけど、この自己イメージ=自己概念は案外キョ―レツで。
例えば「私は人に必要とされていない人間だ」という自己否定の塊みたいな自己イメージを持っていると、当然結婚は難しくなります。そんな人が結婚をするっていうことは、この自己イメージを最終的に壊すことになる。
これを持ったままだと、「こんな私なのに、この人に受け入れてもらえたので結婚できました!」となるわけです。そうするとその後も「相手と自分はすごく落差があるから捨てられないように頑張らなくちゃ」みたいな、なんか妙なところに力が入っちゃう。「こんな私だったけどこの人と結婚できるくらいに成長したんだな」って認識を持つと、「成長して自己肯定感の高い私」という自己イメージが安定するんですよ。

自己受容っていうかね。
なので「この人でなければダメだ」っていうネガティブな言い方を成婚した人達はあまり言っていないことに気がついたんです。「この人だからOK」とか「この人でOK」という感じの言い方ですよね。この人だから自分のことを分かってくれるとかそんな感じの言い方。

そうね。「何でも話せる」とかね。「何でも受け入れてもらえそう」みたいな。お互いにね。結局10人のカップルいるとしたら大抵ほとんどの人が相手のことを「居心地がいいんです」って言うじゃない。その結果なのかもしれない。
そうですね。居心地がいい。
自分に自信がない
だから結婚前に「この人でなければダメと言って欲しい」という状態は、まだ自己肯定感がそこまで高まっていないと言えますね。「人に褒められないと自信が持てないんだ」とまだ思い込んでる。
昔「嫌われる勇気」というアドラー心理学の本がありまして、それには「承認欲求を否定します」って書いてあって。哲人っていう人が「アドラー心理学は承認欲求を否定するんだ」と。なぜなのかという説明が、これまた「対等さ」の話でした。
「承認欲求は対等さを否定してしまう」ということだったですね。「どっちかが上になってしまうと上になっている側に承認してもらうことになる」と。「褒めることで親の価値観を子供に押し付けてしまう」と。そうなってしまうと承認欲求によって、対等さを持つ事が難しくなってきたりしますからね。
もう片方で私達、「承認欲求を全て否定すると自己肯定感は高まらない」っていう動画を前にアップしました。
それも実際大事なことで。赤ちゃんから大人になる過程で自我が形成されるためには「認められたい」と思うのはある意味自然なことですし。
「嫌われる勇気」は承認欲求と言っても、そのことで対等さに欠けていることの問題点を語っていたんですね。
言ってみれば自我があるからこそ、自我を超える事に意味があるんだと思うんです。承認欲求があるからこそ褒められようとしますから、それ以上の自己肯定感を持とうと思えますよね。
自己承認の力づけ
大事なのは自分自身が自分を肯定していく力ですね。
相手が自分に対してあなたのこういう所がいい、こういう所が素敵だとか、私の大事な何々を思い出させてくれるとか、2人の共通点とか2人がインスピレーションを受け合うみたいな事があって初めて、お見合い状態を超えて男女関係が発展していく可能性が生まれるんですよね。
そこに持っていくためには、相手が褒めてくれる言葉をちゃんとアクセプト(受容)する。受け入れるだけの度量を自分が持ってないと、相手が褒めれば褒めるほど「もっと褒めて!」みたいになっちゃう。自己肯定感が低いとね。
褒められたらどんどんそのことをきっかけに「私ってそういう可能性があるんだ…!」と。相手が褒めてくれなくても、相手がちょっと困ってる時には自分から声をかけるなりの行動ができたり、それを自分自身で承認していく事です。
この人でOK!
相手との関係が自分の側の自己肯定感が上がっていくサイクルに入る。そうすると「この人でOKなんです。」「この人こそOKなんです」。「私にとってこの人は大事なんです」となる。

っていう感じが手に入ると。
そう。「この人でなければダメなんです」ってネガティブな言い方じゃなくて、「この人こそが私の人生に必要です」と胸を張って言えるような状態を作っていきたいですよね。

なるほど。
今日はそんな感じで以上でございました。
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では今日はこの辺で、ありがとうございました。
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