婚活は結婚相手を探すもの。だけどなぜか、人に認められたい=承認欲求が付きまとっていると感じるときはありませんか?
「人に認められたい」という承認欲求は自己価値の低さから生まれ、シンプルなはずの婚活をむずかしくさせてしまいがち。
映画「哀れなるものたちへ」はそんな承認欲求と真逆な、ありのままのわがままな欲求を自己肯定して見せてくれます。あなたの婚活は、順調ですか???
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本日のテーマ
承認欲求のない世界とは。
実際、婚活も承認欲求でやってる婚活が多いですよねー。「相手の異性の方にアピールしたい」とか「カウンセラーさんに認めてもらいたい」とか、すごく承認欲求で婚活してますよね。
婚活と承認欲求
それから人との比較で「あの人より先に結婚したい」とか。
1番大きいのは親ですね!「親を安心させたい」んじゃなくて本当は「親に認めてほしい」。
そうでなくても、どこかに承認欲求が滲んでるっていうのが案外多いですよね。
18禁のトンデモ映画「哀れなるものたち」

このテーマの元になったのはエマ・ストーンの「哀れなるものたち」という映画。
とんでもない映画でございました。ものすごいセックスシーンばかり。うわー!って言うぐらい。

18禁だったからね。
18禁だった。それがエロっぽくセックスのシーンを撮ってるんじゃなくて、ガッツンガッツンやってる感じなんですよ。ちょっと漫画チックっていうかコメディタッチでやってるっていうか。それがすごく快楽追求の象徴のような感じ。

とにかく主人公のベラっていう女性が好奇心の塊りでね。
主人公ベラは人造人間
予告編にも載ってるから話していいと思うんですけど、死んでしまったある身重の女性がいて…

イギリスの貴婦人ね。
その女性の体にまだ生きている胎児の脳を植えつけた。肉体的には女性なんですけど頭の中は赤ちゃん。で、その人の成長を描いた映画ですね。
ストーリーの話をすると、子供だったその子が外の世界を知って、親代わりの学者さんから「行ってはいけない」と禁じられている外の世界に冒険に行くみたいな。それから大っぴらにはできないような性の世界とか。そういえば、中世は「女性には性欲がないって言われてた時代だった」って話?

そうね。近世までね。
ベラという人は「これは快感だ」と思ったらその快感に突っ走っていく姿が素晴らしいわけですね。
ベラは好奇心の怪物
どこかで「性欲は恥ずかしい」って思っているところを全~部バラバラにしちゃって「性~欲!」っていう感じで描いてましたね。

ベラっていう女性がそういう好奇心の持ち主。知識とか人の話から性欲とかセックスってものがあるらしいってなったら、もう体験せずにはいられない。だから体験しながら確認するんだよね。「これが快感というものか」みたいな。
性欲だけじゃなくて、もちろん食欲もそうだし、所作みたいなものも全部ですけど「恥ずかしい」っていうキーワードがないですよね。人前でゲロゲロとかやっちゃうしね。恥ずかしいっていうことをまだわかってないっていう設定なのかな。

そうだね。周りの大人たちはそれを何とかわからせよう、植えつけようとするんだけどね。「人がどう思うか」とか「周りのマナーに違反してる」とかを盛んにね。でも全然頓着しない。
承認欲求の源は?
そこですよね!そういうことを言われて納得しようとするのって「承認欲求」なんだなって改めて思った。彼女はそういうことでは折れないってことかな。「私はとにかく外に出たいのよ、私はとにかく知りたいのよ」という感じ。
性欲も、ある程度経験すると性欲以上に大事なことがたくさんわかってきて、社会に対するいろんな知識を知りたいとか、あんなに可哀想な人達の行く末が知りたいとか、様々な興味を持つ。それがとても純粋な興味で、そこにはなぜか私たちが当たり前のように持っている承認欲求がない。
承認欲求がない。

そうだね。そこが1番のポイントかもね。
面白いなと思って。「承認欲求がない」のはなんで?と思って。そもそも「愛されている」って感じたいから、私達には承認欲求があるんですよね…
「愛されている」って感じたいから、承認欲求はある

その根源には愛情欲求っていうか、愛されたい、「愛されていると感じたい」っていうのがあるって言われますもんね。
そう。だから「褒められたい」とか「認められたい」とか。
承認欲求とは?
自分を価値ある存在として認められない。だから認めたい。
そうそ、承認欲求っていうのをWikipediaで調べていただいていたんですよね?なんて?

承認欲求とは「他者から認められたい、自分で価値ある存在として認めたい。」
「自分を価値ある存在として認められないから認めたい」んですよね。「他者から認めてもらえてないと思うから、認められたい」んですよね。

認められようとしていろいろやると。
そう。それがあの映画を見てふと気がついたっていうか。ベラに承認欲求がないのは、「愛されてる」って思ってるし、「自分で自分のことをすごく愛してる」んですね。それで当たり前。
「なぜ私達は当たり前を生きられないの?」という疑問を感じると思いませんか?
なぜ私達は当たり前を生きられないの?

本当にそうだ。
私達はある時からそうなっちゃうじゃない。ベラみたいな人が本当にこの世の中にどれだけいるのかは、なかなか興味ある疑問ですけど。
私達はみんな承認欲求を持ってますよね。相手によって自分の態度を変えたりとか、上手に相手に理解してもらえるようにさりげなく行動したりとか、ちょっとしたことで上手に承認欲求を満たしながら生きてますよね。
ベラは挫折を知らない!
それは何でって考えたんですけど、ベラには挫折がないんじゃないかなと。ベラは急速に大人になってしまったっていう設定なんです。だからかな?
赤ちゃんはありのままで無条件に愛されると思えている。

そうだね。赤ちゃんからね。
生まれてからある時期までって、私達ってすべてが思い通りになると思えるような多幸感を記憶しています。誰もが自分の味方で、自分を見るとみんなが笑ってくれて。皆さん覚えてるかどうか?全く覚えていない人も、言われると思い出したりする場合も多いんですが。
あの頃って立ち直りがとても早かったんですね。ちょっとぐらい変な事があっても次の何かを見つけてニコニコできてたし、「お天道様って私の後を付いて来るの!」と言えるくらい、ありのままで無条件に愛されると思えていました。

うんうん。誰でもね。
でもそんなことは長くは続かず、ある日ある時、決定的に打ちのめされるような事件が起きたりするわけです。これは人によっていろいろなんだけど、大体7歳ぐらいまでにはそういう体験をすると心理学的には言われていて、他人目から見ていてもその前と後だとちょっと性格的に違っちゃう感じがあって。

性格的に?
私達は発育過程で、何らかの挫折体験をする。
それより前はへこたれない、ずるくてワガママで勝ち気でみたいな子でも…

それこそありのままの無邪気な。
そういう子が弱~い感じの子になっちゃったりとかね。

その何かが起きた後ね。
赤ちゃんって、基本「自分が主人公」みたいな態度で可愛がられているじゃないですか。

そうね。自分がじっとしてても周りがいろいろ与えてくれる。
それは恩恵っていうか、それこそが赤ちゃんの魅力だったりしますよね。
その幼少期の間の挫折体験を、もしかしたらベラは経験していないかもしれないなと思いました。

その何か墜落したような体験をね。
ベラはへこたれない
だけどもちろんベラもへこまされるような体験はたくさんあるっていう設定なんですよ。

へこたれないもんね。
そう。「凹まされるけどへこたれない」っていうシチュエーションなんですね。自分にとって快感なのかそうじゃないのか、自分にとってしっくりくるかこないかだけで生きてるっていう。

そう。快感原則で。楽しいかどうかとかね。
快感なのかそうじゃないのか
つくづく思ったんですよ。ああいうのはドラマの中だからできるんでしょうけど、私達も日常の中でああいう生き方ができないものかなと思って。

そうだね。
ああいうような生き方ができたら、それはそれですごい完全なゾーンの中の体験になっていくんじゃないかと思うんですよね。ちゃんと「自分自身の本当」と繋がってる。

本質みたいなとこね。
ゾーンの中は自分自身がありのままの状態
ゾーンの中は自分自身がありのままの状態でいるってことですよね。そのありのままの状態を楽しんでるみたいな、そういう状態で一瞬一瞬を生きることができれば。

一瞬一瞬に夢中というか。
承認欲求の婚活してませんか?
例えば婚活してても、私達は結局ものすごい承認欲求がありますよね。「婚活の目的」自体が承認欲求だったりする場合も多いですよね。結婚するということが会社の中でのステータスになったりとか。
「婚活を何のためにするか」自体が承認欲求
もっと大事なことがある。結婚生活って、もっと自分が自分のまま、ありのまま生きることを助けてくれると思うんですよ。1つ1つの出来事がより自分らしく生きられるようになる。
それこそ主人公のベラの生き方は目の前に降ってくるものに乗っかっていくわけですよね。
この降ってくるものを拒絶したりして自分の障害物として不自由にならない。全部それに乗っかっていっちゃうわけです。
なんでもそういう感じで「じゃあ私行ってみる」って牢に閉じ込められたりするわけだけど。
ああなるほどねって。彼女に「行くんじゃなかった」っていう世界はないわけですね。
彼女に「行くんじゃなかった」っていう世界はない

そうね。後悔しないね。後悔っていうのがない。
全て前に向いてる感じ。
ベラは良い子ではないが自由
良い事と悪い事とでいうと、ベラは良い事ばかりしてるわけじゃないんですよ。えーこんな事するの?みたいなこともいろいろあったりするんだけど、だからこそ自由な生き方っていう感じでね。
そのためにも「自分が閉じ込められてるっていう思い込み」をなんとか覆したいですよね。
自分が閉じ込められてるという思い込みをなんとか覆したい

ルールとかモラルとかそういうことでしょ。それからこういうものだっていう思い込みとかね。枠というかフレームというか。
これは閉じ込められてるんじゃなくて尺度としてあるだけかっていう。じゃあここから外れてもいいのかみたいなね。それで外れてもいいし枠の中にいてもいいっていう選択の機会として捉えられれば、そんな楽しい世界はないぞと私は思うわけです。

そうね。そしたら選択していけるっていうことね。
ちょっと苦しめられてきつい罠にかかってたら、「この罠を外すにはどうしたらいいか考える」みたいな、そういうことだと思うんですよね。
そのことに正しいも間違いもなくて、評判が良いも悪いもなくて、ただただ快感原則で生きていこうみたいな。そんな感じがしています。
正しいも間違いもなく、評判が良いも悪いもなく、快感原則で生きる

承認欲求のない世界。
そう。それが案外楽しい世界だと私は思います。

思いますよ。どんなに楽しいでしょう。
目覚めと気付き

それにはやっぱり私なりに考えると、自分の好きなもの好きなことを徹底して追求していく感じかな。私とその追っかけてる対象があるだけというか。
自分の好きなもの好きなことを徹底して追求
それを、新しい気持ちで「世界と自分」と捉えるってこと?

ベラってそういう感じでしたよね。毎朝起きる度に成長も進んでるし。
すごい成長が早いんですよね。成長が早いことと気付きがたくさんあることにすごく意味があって。
「毎日が同じ毎日なんだ」と思うことによって気付きが少なくなってしまう。私達もそこですよね。この気付きを大事にする生き方をしていきたいと思います。

いわゆる目覚めだね。
婚活が遅すぎるなんてない。60歳でも70歳でもOK。
それを思うと、私の中ではもう40歳だとか50歳だということで婚活が遅すぎるなんて全然思わない。もう60歳でも70歳でもOKな感じがするんですね。
自分自身が若い状態だったら相手は必ず引き寄せられてくると思うんです。楽しくやることが1番だなと思っていて。
承認欲求で留まらない
承認欲求で留まらない。もっと自分は大きいから。
人にどう認められるかくらいで止まってしまってたら本当に人生面白くないですよね!
婚活の間に、自分のマインドを楽しくする
だからこそ、結婚するまでの婚活期間に、自分のマインドを楽しくさせることがすごく大事って思います。「日々を楽しむマインド」に変化させいく。
そういった貢献を私達はやってるんだなってつくづく思います。
ということで、婚活は楽しいものであるという意識の書き換えをしたい方は、私共に一度お話をしてみませんか?ただいま体験カウンセリングを無料で行っております。ぜひお問い合わせください。
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今日は以上です。ありがとうございました。
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