婚活地獄…
とんでもない言葉ですが、婚活で疲れ、鬱になったりする人も中にはいらっしゃいます。
中でも「コンプレックスの裏返し」のお相手探しは疲れて地獄にはまりがち。
自分自身が認めたくない、気になっている事=コンプレックスです。
顔や身体、生まれ育ちなど、様々なコンプレックスを人は持っていますね。
ただコンプレックスって、隠しても案外途中からバレバレ。
だって一生を共にするお相手探しですもの、隠し通すにもエネルギーが要ります！
さあ、それじゃ、どう対処していく？
こちらの内容はYouTubeでも公開中です！
本日のテーマ
コンプレックスの婚活地獄に陥っていませんか？
私が大昔に書いた本の中に「パートナー選びはコンプレックスの裏返し」という言葉がございました。
ありましたね。
それってどういう意味？なのかですね。
コンプレックスの裏返し
それではヒロさん質問です。あなたのコンプレックスは何ですか？
昔だったら背が小っちゃいことかな。
そうですね。皆さん決して髪の毛ではありませんよ。
告白してきた人が自分より小さい人だった時1回だけデートをしてあげた。
してあげた？
でもお付き合いはしなかった。なんか恥ずかしかったから、周りの目が。
恥ずかしかった？「小っちゃい同士で可愛い」みたいにみられるのが？
そうそう。今だったら受け入れられるけど当時は…。つまり自分のコンプレックスをいつも見せられるって思い込んじゃったんです。可哀想なことをしました。
そういうことで、「もっと自分よりも大きい女性を」っていう人もいますよね。
そうそう。僕大きくて平気。
そうすると、「自分よりも大きい女性を」って考えるのもコンプレックスにかなり影響を受けているという意味でございます。
自由でないって意味ではね。
良い悪いは別にいいんですよね。ただなんか「自由でない」っていうところです。特に今の話でいくと、視野としても狭まるっていうのはありますよね。「自分より身長低い人はダメ」みたいな制限が。婚活だったら「160cm以上の女性」なんて条件になっちゃいますよね。
罪悪感があると
婚活歴がある程度長いとだんだん気がついてくると思うんですけど、コンプレックスから婚活をすると、なんだか「相手の持っている魅力を欲しがる」みたいな。「自分自身の問題点を見ずに相手のものを手に入れたい」感じ。そんな選び方になってしまいますね。典型的なのは「おじさんは若い女の子が好き」みたいな。
自分と向き合わないで相手に期待する。思っていれば思ってるほど罪悪感にかられちゃうっていうのはあると思うんですよね。
罪悪感にかられるっていうのはその人との間で何が起きるの？
親密な関係になかなかなりにくい。本当には仲が良くなれないかも。
親密になれない
嫌な自分と向き合って許せてないと「自分は悪いやつだ」と思い込んだまま。だから引け目を感じちゃう。例えば結婚の場合、どんな家庭で育ったかって大きかったりするじゃないですか。自分は貧しい家庭に生まれ育ち親はこれこれの問題を抱え…という場合、「自分はそうだから、相手には何の問題もない人がいい」とか思って一生懸命ゲットしようとするんだけど、「やっぱり私の育ちは貧しいから…」みたいなストーリーになっちゃう。なかなか人にも言えなかったり。その言えないっていうところにまた罪悪感が！
親密になるところでトラブルおきること多いよね。相手からするとこの人何か隠してるんじゃないか？みたいに感じるのかな。
そうなの。最初のうちはわかんなくてもだんだんそうなっちゃう。例えば自分がすごい太っているのがイヤで「痩せてる人がかっこいいな」と思って細い人と一緒になったのに、なぜかだんだんその相手も太ってきちゃうとかね。デジャブかって。
そういうちょっと物語的なのもあるんだけど、結局それって心理学用語でいくと「投影」ってやつなんですよね。自分が隠してるようなもの、引け目を感じてるものを最終的には相手に見ちゃうわけですよ。最初はそうじゃないって思ってもだんだん見ちゃうわけですよね。
婚活相手を見つける秘訣
それじゃコンプレックスからの結婚相手選びではない場合は？
「結婚相手を決めるってことは、自分にとってどういう意味を持つのか」です。
「あなたの進みたい道の先にパートナーが存在する」んです。結婚相手はそこにこそ存在する。
その心は？
自分の人生を大事にするってこと。自分のコンプレックスを隠して生きるような引きこもり人生ではなく、自分自身の人生を本当はどう生きたいのか。
「なんで自分は生まれてきたのか」。与えられた自分の才能ってありますよね？
わからない人はね、自分の「弱点」はわかると思うんです。その弱点の裏に才能はあります。だから、皆さん勘違いしないように。
「与えられた弱点は、そのまま才能」なんです！
だから特に背伸びをする必要もないんですよ。それこそさっき言ってた「貧しい家庭に生まれ育ち親も問題を持ち」みたいに生まれ育った人がいたとしたら、その人はその貧しい家庭や親の問題も受け入れてみると、そこに自分自身の才能を見つけることができます。それはとても苦しいことだったりもするんだけど。
向き合うっていう意味でね。
会員事例
以前もちょっとお話ししたことあると思うんですけど、実は、自分の身内が犯罪者になってしまった女性会員の話。私達には言ってくれたんだけど婚活ではすごく抵抗があってつらかった。そしてお相手にもとても言えなかったんです。
私達はもちろん彼女が自己受容できるようカウンセリングしてました。そして出会った人がとても優しくてこれがよかった！少しづつタガが緩んできたのか、ある日彼に「今まで一番辛かったことは何ですか？」て聞かれた時に、まるでせきを切ったように泣きながら「こんなことがありました」って全部吐き出したんだそうです。
言えたんだ。
そう。彼は「そうだったんだね、大変だったね。」って。そこでもう完全に2人の絆が出来上がった。
結びついた感じ、深いレベルでね。
ごまかしなく生きる
自分自身の痛みと向き合って生きていくと、共感し合える相手が見つかる感じ。ごまかしなく生きられる。
そういう意味か、「進みたい道」っていうのは。
「進みたい道」っていうのはいろいろです。例えば「私はこれこれ貧しい家庭で育ったからこれだけお金持ちになってこういう仕事についてこ活躍していきたい！」とか思ったりするんですけど、「貧しい家庭に育ったからこそそういうビジョンを持つ」ってことで、そこに本当に自分のエネルギーが全部乗っかっていればその延長線上に結婚相手が存在するんですよ。
逆に言えば、コンプレックスから逃げさえしなければ、それがあるからこそ情熱が生まれビジョンが育つ。高いのも低いのもどっちでも判断しても仕方がないことなんですけど、「自分自身はこういう感じだったからこういう体験をしてる人を望む」って決めればそれなりに見つかっていくっていうのはありますよね。不自由だっていうのはその「自分自身のコンプレックスを見つめないでないものねだりすること」かなと思います。
健全な自己愛
だからコンプレックスと向き合うっていうことは大事なんですよ。
向き合って切り開いていく方が楽っていうのがね。でもそれって後でわかるよね。その渦中はやっぱり何かに捕まってる感じかな？
えーと、捕まってる状態で長くなっててもそのまま気づかないと、結局相手が手に入らなかったり、手に入ってもすぐ消えちゃったりするかな。
結局そうなる。
だから気づくことが大事。隠したくなるような自分をどこまで愛することができるかですよ。
そうね。「この自分で人生やっていくぞ」みたいな。
ここで大事なのは自分がどこまで気にしてるか。「気にしてないぞ！」って一生懸命思っても実は気にしてるってケースと、「すごい気にしてる」って言っても意外に気にしてないケースとありますよねー。
長く婚活してなかなか手に入らないみたいな人はちょっとコンプレックスがあるのかもしれないですね。それをないものにして相手に何かを求めちゃうのかも。
車のハンドルは自分が握る
相手は相手の人生を生きるだけ。自分も自分の人生を生きる。ハンドルはみんな別々ですからね。助手席に乗ってるわけじゃないです。
助手席にちゃっかり乗っていれば楽だけど「あら困るわ、そこを曲がっては」みたいに被害者にもなれるけど、でも本当はハンドルはみんな別々で心を合わせて「さぁ曲がるよ！」って、せーので曲がってたりするんですよね。それが1番楽しい。
助手席だと「そんな所曲がらないでよ」て言葉に「だったらお前1人で乗れよ！」みたいになっちゃうからね。そこら辺ですよね。
進みたい道の先に結婚がある
だから「自分が進みたい道は何なのか？」です。自分が本当に過去これがすごく嫌だったんだと、それを超えたら今は慣れてきて…
笑い話にできるとかね。
「こういう俺の魅力を受け入れてくれる人」みたいな。
そうね。
自分自身のそういう個性を受け入れてくれる人。それは結婚相手選びの条件としては大きいですよね。
それにはまず自分が自分を受け入れる。
自分の痛みと向き合い受け入れる。弱点と思っている自分を受け入れる。そうすると、その弱点に磨きがかかってきてどんどん輝いてきますね。
本日のまとめ
だから覚えておいてください。「あなたの進みたい道の先に結婚相手は存在する」。
あなたのコンプレックスやその他「自分自身の進みたい道」って何なのか、自分で考えてもなかなか見つからないんですっていう方はぜひ体験カウンセリングにお声かけいただければと思います。
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では今日はここまでで、ありがとうございました。
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