婚活女子の皆様、「家事は女がするもの」という古~い価値観を
男性の中に感じてしまうことってありませんか?
そして、それを発見した途端、不思議な怒りがこみあげてきたりしませんか?
怖いですねー。
虐げられてきた女性たちの古来からの集合無意識?
でも、二人で幸せになりたいなら、そんな両方の勝手な思い込みを超えて、
仲良く理解し合いながら生きていきたいじゃありませんか?
そのためにも、お互いの気持ちに共感し
相手に対して優しくなりたいものです。
婚活中の一つとして
そういった共感力を磨くことはとっても大事ですよ♪
こちらの内容はYouTubeでも公開中です!
本日のテーマ
「掃除は女がするものだという男の罪、それを許さないのが女の罪」。
うーん、どっかで聞いたようなフレーズなんですけど。
先日チューリップのコンサートに私、夫と息子を連れて行きました。…チューリップがラストコンサートっていうもんですからね。
連れて行かれました。
もう2度と聞けないのかと思って意を決して35年ぶりに行ったんですけど「来年本当のラストコンサートがあります」って書いてあってがっかりしましたねー。
チューリップの80年代の「わがままは男の罪、それを許さないのは女の罪」って曲がありますね。当時あの歌私は男女差別の歌だと思ってしまい、中学3年からずっとチャーリップを好きだったんですがそれをきっかけにやめたんです。
その頃「推し」なんて言葉もなく、当時で言うと「追っかけ」をやめたんです。
でも、今このタイトルを改めて見直してみると「そういうことか」と。「男女」の深みがちょっとわかってきたような感じかな…と思いました。
面白そうじゃないですか。語ってもらいましょう。
掃除がテーマのセミナーでの体験
最近、掃除をモチーフに扱ったあるセミナーがございまして。
私達みたいないろいろセミナーを学び続けている人達用の試験的なセミナーなんですけれど、掃除を通して私たちの持っている思い込みを深く探っていったんです。
「家族の中でいつも私ばかりが掃除している」など、グループでいろいろ自分の体験や感じたことをシェアするんですけど、「私はいつもやっているんですけど、全然妻がそれを認めてくれな…」と話し始めた時に、女性の方から鋭く「それは『掃除はいつも女がするものだ』って思ってないですか?」って言ったんですよ。
おぉー!みたいになって。
でもその彼は「いや。僕はいつもしているんです」と。男も女も関係なしに自分の方がしているということを主張しました。
男女それぞれの強い思い込み
どっちが掃除をたくさんしているかは、本当に現場に行って見てみないとわかんないぞ…!と思います。
つまり、男の人の方は本当に「掃除は女がやるものだ」って観念が歴史的にも染み込んでいるみたいだし、かたや女の方は「いつも私ばかり、女ばかりがやっている」という思い込みを持っている可能性もあるかもなと。
お互いそれを隠し持ってると。「やってあげてる」みたいな。
そういえば10年以上前だけど、私達のトレーナーさえも「僕は洗濯ちゃんと自分で干してるんですよ」って言いながら「でも自分が男でなくなったような気がするんです…」みたいなことを言ってた時期あったじゃないですか。
そのころは「そういうことをするのは女なんだ」って観念がむしろ当たり前だったかも。
そうですね。
まあそれも人によりますね。ヒロさんは洗濯や洗い物に関しては昔からないですしね。
そうそう、うちはね。
彼女が怖くて文句が言えない
掃除のセミナーの男性の話はまだ続きがありまして。
自宅を仕事場にしてらっしゃるみたいなんですけど、「自分の仕事場の脇に奥さんがたくさんの荷物を積み上げちゃう」って言うんです。そばに荷物を積み上げちゃってとても邪魔なんだって。
掃除の邪魔なの?
仕事の邪魔なんじゃないですか?
仕事のか。
それが日毎にどんどん積み上がっていくんだって。
とにかく気になるんだ。
そう。だけど奥さんには「怖くて言えない」っていうんですよ。
「えーそんなことなんで怖いの」って思っちゃうじゃないですか。
普通に言えばいいのにね。
「普通に言っても彼女はきっとものすごく怒ると思う」って言うんですよ。
あー、反撃されるのか?
まあ「彼女が怒るだろうと思ってる」って「思い込み」の可能性もありますよね。
そうですね。事実は過去に1、2回はもしかしたら痛い目にあったかも。
言い方とかいろいろあるかもしれないし。
たまたま機嫌が悪かったとかね。
そうそう。それでその人曰く「いやいやそれはもう性格によるとは思うんですけど、僕の妻は全然湯田さんとは違って」と。でも、本当にそうかしら?と。
彼女は確信犯?その真意は
それを言われて私が思わず自分だったら?と直感的に言ってしまったのは…
「もしかして奥さんがわざとやってる可能性はない?」って。
その積んどくやつを?
そう。彼が「なんでですか?」って言うから、
「それはあなたがずっと何も言わないから。もうずーっと言わないからいっそ『どんどん積み上げてやれ!』と思ったんじゃないかな」って。
どういうこと?どういうこと?
要するに、妻は「自分の事を怖がられてる」と感じているんです。気分悪いじゃないですか。自分の夫はそれが邪魔なのに「怖いから」って見て見ぬふりをしてそこから逃げているわけですよね。だったらもっともっと積み上げてやれ!と思っているのかも。
例えば変なところに空き缶が捨てられているとする。一つだけならいいですけど、空き缶が2つ3つになると、次の人はもう簡単に同じように投げたりするじゃないですか。
しますします。自転車のカゴとかね。
それが当たり前になっちゃってる。それって許せないじゃないですか。「最初の1個をちゃんと駆除しておかないと」っていうあの心理。
群集心理みたいなやつね。
「それを受け入れたのねあんたは。だったらもっとやってやる!」って感じ。
そっか、受け入れたんだよ。
彼女が怒ってるポイントは?
奥さんに「それはダメだ」って言わなかったってこと?
そうです。もし私だったらもっと確信犯。「迷惑がってるのは分かってるんだ!」とね。
?
要するに「妻なのに全然会話しようとしない。かくなる上は復讐だ!」
ポイントはそこか。
何で本当のことを言ってくれないんだろう??とね。
避けてるんだもんね、コミュニケーションを取ることを。
まあ、実のところは「怖がってるフリをして相手にしてない」と。
そこに腹立つのはわかる。
怖がってるのはフリなんです。言ってみれば「怖がってるのは男の罪、それを許さないのは女の罪」です。
それを言われるととてもわかってきました。
「対等」じゃないってこと。パワーバランスが「妻の方が上」と感じてしまって「僕は可哀想な人です」って位置にいる。
それちょっと私もやりがちな。(笑)
そうそう。その状況を意図的に変えようとしてないわけですよね。
向き合わないというか。
そうです。これは「人のせい」なんですよ。
責任を取らない生き方だと…
この間も「男の人は結婚相談所に登録してもなかなか結果が出ないから大変ですよね」って話をしたんですけど、「結婚相談所に登録している女性はバカばっかりで金たかりたいから仕方がないんだよ」と書いてくれた男性もいます。
そういう方にも「現実をちゃんと見て本当に自分は結婚したいのか結婚したくないのか考えてみましょうね」と返信させていただいてます。
本当に結婚したくないならそんな書き込みしない。つまり「結婚したい」のに、そこから目をずらして何かのせいにしてませんか?と思います。
そういう誰かや何かのせいにしたい気持は私達全員の中にありますよね。ただ問題は「そのことをやってる間は自分が前に進めない」ってこと。
君が言いたいのはそこね。
そうそう。そこに気がつかないうちは誰かのせいにしてしまいがち。「誰か救ってください」みたいなメッセージを出してしまうことも多いですよね。
あのブドウはまだ青いっていうのは何だっけ?
イソップ物語?
なんかイソップのそれと似てるね、その心理って。本当は欲しくて欲しくてたまらないものが手に入らないと思い込んでるから、被害者になって言い訳してる感じ。
そう。「言い訳してることがいけない」って言ってるんじゃないんです。ただ変化が起こらないだけ。「言い訳は成長のある1つの段階で過渡期」ぐらいに思っといていいんじゃないかなと。
先ほどの件で言うと、本当の意味では妻と夫のパワーバランスって一緒だったりする。
強いフリをしてる人と弱いフリをしてる人が、お互いに協力し合って喧嘩してるだけなんですよね。
恐妻家のアピールでなんか同情票も集まるしね。
そうそう。ヒロさんも同情票集めてたんでしょう?「大変ですね、あの奥さんとよく結婚しましたよね」「男性の鏡です」みたいな。
じゃあそれも承認欲求なんだ?そういうことでしょ?
解決法は?1つのアドバイス
承認欲求より気づきが必要なことは「自分の成長を止めてる」ってことですよね。
大事なことはそこだ。
先ほどの彼がこのことを奥さんと話題にすることで、2人の関係はまた近づいていく可能性が生まれますね。喧嘩しないでその話ができれば。
彼が「お願いがあるんだけど、これをあそこに移動してもいい?」と、共同作業にして「お願い」って言っただけで「あ、いいよ」と言ってくれる可能性はあるし。
彼にアドバイスしたの?
うん言った。
素晴らしい。
でも「いいよ」って言われただけじゃまだ彼自身は腹立ってるかもしれないですね。「そっちの方に置いてくれないかな?」とお願いするくらいの方がいいかな。
やっぱり対等な感じが欲しいですよね。
なるほどね。
本日のまとめ
婚活中の皆さんはこういう微妙なパートナーシップのちょっとしたいさかいや行き違いや共感し合えない気持とか
相手に対してのね。
そんなことを、さっきの彼みたいに怖がってしまうっていうのがありますよね。
「こんなこと言ったら怒っちゃうだろう」って。それがパートナーシップを遠ざけてしまうんですよ。
ぜひそこを勇気を出して、冷静に優しく「どうしたの?」って聞いてみると状況が変わる可能性があります。
婚活している人がこういうことが起きるのは大体2人だけの真剣交際に入った後ですよね。もちろん成婚した後も結婚後も、お互いが親密な状態の時、自分自身からコミュニケーションをして状況を変えることができます。
ちょっとズレがあったことを話すことでまたもう1回つながる体験ができる、それがまたパートナーシップの醍醐味ですからね。何度も言いますけどね。
そうですね。
ぜひ楽しみながら。
では今日はこの辺で、ありがとうございました。
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