【婚活映画レビュー】『傲慢と善良』に学ぶ、結婚を早める“ビジョン”の力とは?

UnsplashのJAN Picturesが撮影した写真 婚活 必勝法

婚活が長引いてしまう理由のひとつに

「本当に自分が何を欲しているのか分からない」という悩みがあります。

映画『傲慢と善良』は、そんな婚活迷子にこそ見てほしい一作。

結婚するために必要なのは「条件」よりも「ビジョン」。

今回は、この映画を通して浮かび上がった結婚観と、

婚活カウンセラーが感じた“本当の幸せへのヒント”を深掘りしていきます。

  (こちらのブログは下記YouTubeと共通のテーマです。)

この記事を書いた人
yuda

*湯田佐恵子プロフィール*
2000年「婚活カウンセリング&結婚相談所リアルラブ」を開設し夫博和とともに今年で25年。そもそもは自分の「結婚できない症候群」のため学び始めた心理学やセラピーだったが、婚活相談以外にも、人間関係、夫婦関係、妊活、子育てなども好評。

『傲慢と善良』が問いかける、結婚の本質とは?

婚活心理をお伝えしている東京・恵比寿にある結婚相談所、

婚活カウンセリングのリアルラブ 婚活メンターのさえ&ひろです。

今日のテーマは映画「傲慢と善良」から「結婚のビジョンがありますか?」

以前も、約1年前にこの「傲慢と善良」の話は小説の段階でしていまして。

それが今回映画化されたということで、早速見てきました。

結婚相談所の先生役が前田前田美波里さんで、すごい堂々としちゃって素晴らしかったです。

舞台は婚活の世界。だけど描かれていたのは“前時代的”な空気?

さて、映画を観てからの私たちの感想は、「 いつの話?」みたいな感じが実はありましたねえ。

結婚相談所関連とか、 その中で活動する人のこととか。

ちょっと前時代的な

10年以上前じゃないの? みたいな。

現場にいるものとしてはどうしてもそんな印象を 拭えないですね。

取材した時期がちょっと前だったのかもしれないですけど。 ただ、話の内容自体、確かにそこに登場人物たちは縛られているらしい。 これはきっと不評じゃないかな?と思いましたよ。

途中まで思ってたと。

そうそう。 でも終わったら、 なるほどねと。

 

「善良」って本当に良いこと?仮面のような“いい人”に潜む壁

善良っていう言葉の意味ですね。

「善良って どういう意味か」を夫と二人で話しても、 なんかちょっとずれてる感じがあって。

思うに「善良」ってのは、 結局「いい人のフリ」なんですよね。 このストーリー 自体が善良であるっていうところの仮面がはがれていく。「予告編はここら辺までなんだ」と。そんな感じのところから始まる。

それは一つのモチーフかもしれないね。始めと最後

そう。剥がれていくわけですよね!

 

交際していたはずの主人公の女性が途中でいなくなっちゃって、彼は彼女を探して彼女の実家 の前橋に行くんですけど、 そこで前田美波里さん扮する結婚相談所の先生が出てきて、この人が言う 素晴らしいセリフ!

結婚相談所の先生の名セリフ「ビジョンがある人が、結婚が早い」

この人のセリフは、 婚活してる人には本当に大事なセリフだと思ってもらいたいですねえ。

「結婚が早い人っていうのは、ビジョンがある人。」と言うんですよ。「自分が何を欲しているか?分かっている人なんです」と。

このビジョンね。その後彼がその結婚相談所で結婚した人の話を聞くシーンがあるんだけど、彼らがなんで早く結婚できたかっていうのがすんなりわかる感じがしたんです。

「この人はこういう結婚がしたかったから今、子供が2人もいて こうやってファミレスで何か食べてるんだ」っていうのが 分かる気がしたんですよ。

自分が欲しいものが明確になった時に、人は結婚するんですよね。

ビジョンが見えている人ってどういうことなのかが、このシーンを見てて映像的に何か分かったような気がしたんです。

この人は あの消えてしまった彼女からはお見合いでノー って言われたけど、今結婚しているあの女性からはものすごくイエスと言われたんだなと。なぜなら今結婚してるあの女性は何を求めているかが明確なんだっていうのがわかるんです。

「デート2, 3回目で彼女が結婚したいって言ってくれた」と言ってましたね。

「本当に望んでるものは?」ですよね テーマ的に。

持っている自分の長所みたいなものだけじゃなくて、 その人のスペックだけじゃなくて、「あーなんか恥ずかしいな」と思ったり、 「隠したい」と思ってるようなところも含んで愛していくみたいなね、 そういうビジョンが見えるような作品ですよね。

 そう、 なるほど。ビジョンが見える。

そうですよ、結婚するときってみんなそうですよね! ピピッとくるかどうかですよね!

婚活の善良さはみんなにとっていいことだという暗黙のルール

それでね、すごく思うのは その善良っていうこと。

正直さとか 愛情とか人としての真実とか…善良さってそういうことではないんですよね。

「枠の中に入っておくことがみんなにとっていいこと」という暗黙のルールがありますよね。

合わせるとか 適用するっていう

そこに頑張ってしまう…。パーティーでは一生懸命ホストファミリー の「お手伝いをしましょうか」と言ったり。そういうこと私たち自然とやってますよね、全然悪気もなく。

「親の期待」や「世間体」が入り込んでいないか?

「気配りできる人はいい人だね」という評価をね。

うん、評価をもらうためにやってるわけじゃなくて、それが普通になっているからですよね。

 

ただ、まだそこを気遣っている時ってそこまで本当の意味で安心できるような関係になってない。近しい関係になってない。

本当の意味のね。

だから善良っていう 仮面をかぶっている時は、まだそこまで近しくなってないんじゃないか?

そこまで親密になっていない

本当の意味でね。枠の中にとりあえず収めておく。それがすごく分かりました。

「スペック」ではなく「自分は何を欲しているのか」が鍵

婚活のサイトなどではその枠の中にとりあえず収めて何点なのか?みたいな、そういうものの考え方をいっぱい紹介してるんですけど、それはほんの入り口でしかないですよね。ただのスペックとか キャラクターとかだけで収まってしまうと全然その人がどういう人なのか正体が分からない。

本当の結婚したいモチベーションは、本当の自分自身を見ていく事が大事ですよね。

「いい人」として当たらず触らず過ごしているその奥で、どんなことをその人が感じているのか?

そういうことまで本当の意味で知り合うのが結婚ですよね。そこで初めて対等になれる。

自分のビジョンを持つと、相手を巻き込みやすくなる理由

お互いに対等な、触れ合う感じとか、息遣いとか、 何が見えてるか、 だからどうしていきたいのか…一番大事なことはさっき前田美波里さんの言ってた、 自分が何を欲してるのか。

自分が欲してることがはっきりしてるのはすごい大事。

例えば自分がはっきり「これを欲してる」と思っていると、相手にはそこまでこれを欲していただかなくてもいいんですよ。「これが共通してる」ということがとても欲しいわけではない。

これも皆さん、勘違いしないでくださいねー。

「『これを欲している』というその人」を望むことができるんですよ。

「はっきりこれを欲してる」っていうものを持ってる人が強い…というか。だから 誰と誰が相性がとかよりも、

「自分にははっきりこのビジョンがある」っていう 人が早く結婚ができる。っていう話です。

なるほどそういう意味ね。相手も巻き込んで!

巻き込んで 一緒に幸せになろう!「だって私はこれを欲してるから あなたの協力が必要よ!」というところに謙虚さが生まれる。

なるほど相手も「それなら僕できますよ」と。

あるいは「僕ちょっと無理です」とか。

そこが大きいわけです。

 

一方的な「傲慢さ」があったら、ここで超えられますよね。そうすると対等になる。

結婚を実現させるビジョンの力とは?

はいそれでは今日のまとめでございます はい。

「ビジョンがある人は結婚が早い。」 はい、 以上!

結婚が早いからビジョンを描きましょうと。

そうそう。 本当に 自分が本当に欲しているものに正直になりましょう!ということです。

こんな世界だったら幸せで作り出したいとか 。ビジョンですからね視覚的なイメージですよね。

ちなみに「学歴はこれこれこうで どこどこ大学出身」というのはちょっとビジョンと違うんですよ。「条件」と言いますね。

ビジョンっていうのは具体的に思い描けることなんですね。 こんなお家で こんな感じで、例えば人によっては親からだいたいどれぐらいの距離があってとか 自分がどこどこに勤めながらこうやって暮らしているとか、子供が2人ぐらいいるとか、思いがけてる感じ。

キッチンで2人で料理しているとか。そういう具体的なイメージをビジョンっていうんですね。

相手がこういう条件を持っているというのはビジョンとちょっと違うんですよ。

条件にとらわれると婚活がうまくいかない理由とは?

条件に執着するととても結婚がしにくいっていうのがあります。

なぜなら、その条件の多くがネガティブな理由から生まれているからですね。

「身長は何センチ以上じゃなきゃ見下げちゃうからイヤ!学歴は頭悪い人だと話が合わないからイヤ!年収は…お金に苦労したくないからイヤ!…」など。

こういった条件の一つ一つはいかに思い込みが影響しているか気づきましょう。話が合うかどうかは学歴じゃじゃないですよね、(笑)。

ネガティブな動機から上げて「それ以外の人」とイメージしても、そのネガティブなイメージに自分が囚われてしまっていますからね。むしろビジョンとしてはそれをイメージしているような働きをしてしまうんですよね。

よく「ビジョンは否定形は通用しない」と言われます。(例:「白クマを思い出さないでください」と言われても、しっかり映像として見てしまう…)

自分の“欲しているもの”は、本当に自分のもの?

具体的にどういうビジョンがいいのか、 何を欲しているのか、 意外に自分が欲しているのかわからなかったりしますよね。

自分では「こういうものを欲している」と思って 思い込んでるんだけど、 実はそれは親が欲してたものだったりとか、 親のためになんとかして結婚しなきゃいけないと思ってたりとか…。

親との癒着から擦り込まれちゃってる場合もあるので、そこらはカウンセリングが必要なんですね。

まとめ|結婚したいなら「私はこれが欲しい」と言える自分になろう

結婚の決め手は、“ビジョンの明確さ”です。
どんな人と、どんな生活を、どんな価値観で送りたいのか。
それがぼんやりしていると、条件が良い相手に出会っても、結婚には至りません。
逆にビジョンが見えている人は、相手とすぐに親密になりやすく、早く結婚にたどり着けるのです。「自分本当に望んでいること」を見つけたい方は、ぜひカウンセリングをご活用ください。

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