婚活中の女性の皆さん、
お相手を替えて何人と会っても「好きになれない」なんてことありませんか？
がんばり屋さんほど、好きになろうと努力して苦しんでいます。
そして悲しい事に、意外なくらい多くの方が、結婚自体を諦めてしまうようです。
「素敵な男性があまりにも少なくて。」…わかります。
でも、もしかしたら、それだけじゃないかもしれません。
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本日のテーマ
お見合いで相手を好きになろうとしていませんか？
要するに頑張ってるっていうこと？
頑張ってるってこと。
【頑張ってる】人ほど「好きになろう」とします。
好きになろうと努力してるみたいなこと？
例えばよくある話は、私達カウンセラー側もよく言うことですけど、「1回会っただけでその人がどういう人かなんてわからないわよ。できるだけもう1回会った方が良いわよ」というアドバイスね。
そうね。
私達もそういうこと言ったりしますよね。それは別に間違いじゃない。
できるだけ2回会った方がいろんな側面が見える。
そうそう、学びになるからね。
それを受けて真面目な人ほど、「私はとにかく会う人は1回目のお見合いでは断らないようにしてるんです」たまにそういう人いるよね。「せめて3回ぐらいは会うつもりです」とかね。【頑張って】ます。
お相手の人がそういうふうに言う先生が多いね。
本当そういう感じで作戦を考えて婚活をしてる人ってすごく多いんですよ。
もちろんね、1回会うだけじゃわからない。そのことは別に間違ってない。全然間違ってないんですけど、とにかく【頑張っちゃう】んですよね。
相手を代えて会っても好きになれない
それで全然好きになれないって人は、女性でいっぱいいるんです。時々男性でもいますけど、女性が多いんですね。何人と会っても好きになれないと。「私が好きになれる相手は誰なの？」みたいな。
そうね。なんかこう心が動かないとか、それはたまに聞きます。
気持ち悪いとかね。全然尊敬できないとかね。
近寄られたくないとかね。
そうそう、おじさんだ！とかね。
そういうふうに1回お相手に文句を言って、もう1回目で全部切っちゃってさまよって、お見合い歴何十人みたいな人もいるし、一生懸命3回4回会ってそろそろ真剣交際でみたいな話がでた時に、「【頑張って】真剣交際に入ってみます」なんて人もいて、うわーそうか…みたいな。
だからせめて少しぐらい何かあるのかと思ってたら、意外に「【頑張って】みれば好きになれると思ったんです…ダメでした」みたいな。
そうそう、真剣交際にいけば、結婚に向き合う二人だけになれば変わるかも？って期待してる人多いね。
期待、そうね。
期待っていうと何に期待してるかっていうと、自分に期待しちゃってるわけですよ、過剰に。
何かが変わるかもしれない。だけど変わらないんですよね。
すんごい期待値高すぎて。なんて言えばいいんだろう、普通の人がオリンピック選手の高跳びを飛ぶような感じ。
そうか。
そうなの。だからちょっとファンタジー入っちゃってるんだけど、でも本当にその人は真面目に考えてやってるから、すごく大変だしそのおおもとに何があるかっていうと「自分は駄目な人だから」。
大事なのはそこなんですけど、「自分は駄目な人なんだからこの人でもこういう人でも好きになろうとすればなれるに違いない。きっとこういう人でも好きになれる時がくるに違いない！」
自分の何が駄目だっていうの？女性性とかそういうこと？
いや、いろんな意味でですよ。もう本当女性はいろいろだから理由は様々なんですけど。
自己嫌悪や自己卑下がある
でもその奥にあるのは自己嫌悪とか自分を卑下してる感じ。
それで罪悪感がある。「人を好きになれないなんて自分は人間として駄目な人だ」とか、そういうふうに自分を問い詰めてしまっているんですよ。
だから一生懸命努力してるのに婚活が長くなる。頑張ってもなかなか上手くいかない。そこのところですよね。
さてそもそも何でこんな話になってるかをちょっと一言。
男の人って割とすぐに女を好きになるじゃないですか。お見合いでもね。
ちょっとでも気に入ればね。
でも女の人っていうのは、お見合いですぐ好きになるなんてことは、余程ハプニングでも起こらないかぎりあまりないんです。それが「当たり前」なんだってまずは理解してもらいたいです。
男の人っていうのは、男性ホルモン「テストステロン」っていうのが豊富にある。テストステロンっていうのは性欲でもあるし攻撃性でもあるのね。
女の人は、オオカミに睨まれたウサギちゃんになっちゃう。「なんか怖い」って。
それは会う前から見合いと考えただけで「自分は狙われているウサギちゃん」ていう身構えになってくる。プロテクトしてるんですよ心を。
だから好きになれない。それもある意味当たり前だと思った方がいいですね。
「お見合いで人を好きになれないなんて自分は駄目な人だ」と思うのはそれは違うと。そこですね。で、どうしたらいいかですよ。
じゃあ本当に好きになるにはどうしたらいいんですかね。何が必要かみたいな。
安心を手にいれる必要がある
まずはこのブロック、身構えちゃってる鎧。もう全然安心できてない。そこを「安心させていく」。そういった自分に対するアプローチが必要ですね。
女の人は好きになる手前に、あの「依存心」がでてくるわけですよ。期待が。
「この人は私を本当に安心させてくれるだろうか？」「この人を信じていいんだろうか？」みたいなのが出てくるわけですよ。
だからこのせいで、警戒を緩めたいけど緩められない。「もし緩めたら私は傷つくかもしれない」みたいな。
この葛藤、お見合い終わって交際に入っても、その交際の2回目3回目って過ごす中で、ちょっとでも緩むと、ちょっと相手が違って見える。緩まらないと何にも変わらない。「なんか退屈」みたいなまま。
でも自分はそうやって鎧着たまま話してるわけだから、自分の話だって実は相手は面白くないんだけど、でも男の人は一生懸命「女の人はまだ恥ずかしいから心を開いていないんだなー」って思うわけ。
まぁ男の人は、とにかく気に入ったらテストステロンで何とかこの関係を進めたい。
最初の段階は男の人が一生懸命女性をリードするじゃないですか。
そして駄目な時はさよならになるわけだけど、駄目じゃない時は「ちょっと違って見えてきたわ」って女性が感じる。そうなったら、もしかしたら違う結果になる可能性がありますよね。
そしたらそのプロテクトに気付きながら、上手く外していく。
まぁ、これは「努力（頑張り）」とはちょっと違うけど。まぁでも努力なんですよね。
ただ「外していく」ってのは力技で頑張るんじゃないんです…！
まずね、わかってほしいのは、「気持ち悪い」とか「おっさん臭い」とか「加齢臭」とか、そんなことばっかり反応している時っていうのは「プロテクトしてる」ってことですよ。
まずは「プロテクトしていることに気が付く」のが大事。
何人会ってもダメなら自分の状態を観る
「自分自身が抱えてる問題として、自分の状態に気が付く」ってのが大事。相手がどうのじゃなくて。
もちろん駄目な人だっていますよ。だけど、「何人と会っても駄目な人ばっかり？」っていう時は「自分の状態を見ろ」っていうことです。
見てて「何かブロックしてるんだな…」ってところ。
このブロックをちゃんと大事にしながら、ブロックを「ブチ破ろう」じゃなくて、「ブロックしてることに気付きながらお話をする」んです。
そうすると、もうちょっと優しくできるでしょ。
優しくってもわざとらしく優しいとかそういうんじゃなくて。本当の優しさを出すためには、少し開いてないと優しくなれないから、自分の中の状態をまず見てあげる。無理に開かない。
それから、皆さん「この人だって良い人に違いない。こんなふうな点もあるけれど、きっと良いところがあるに違いない。きっと尊敬できるところがあるに違いない。こんなところも良いかもしれない」って一生懸命【頑張って】探すんですよ、相手のいいところ。
それが、あまり効果的ではない。
「この人が良い人かどうか」詮索するよりも、「私がブロックしてる？」と気づくこと。
時に「この人良い人だな」とか、「明らかに私の事を気に入ってくれてる」とか、そういうのがわかると、ある意味情にほだされて、冷静に心を開けると思います。
お見合いって、相手の都合もあるじゃないですか。相手はすごく早く結婚したいと思ってたりとか、自分の中で「この人私の心が開いたとして本当に結婚までたどり着くだろうか？」とか、そういうときもありますよね。
「ちょっと無理かもね」って思うんだったら我慢をしない。もうそこはそこでおしまいにするってのがすごい大事。
おしまいにしてまた新たな人をお見合い相手として捕まえたら、またそこから自分の心の状態をちゃんと眺めていく。
前の人で開きかけたマインドがあがっていく感じ。なにも次の人とはまたゼロからいかなくても、あがったとこからいける感じだよね。
そうそう。自分自身の状態ってのがだんだんわかってきたら「ごめんなさいね私って今の状態だとまだまだあまり優しく出来なくって」と、相手に伝えるといい。
そういうのも自己開示した方がいいんだよね。
自己開示すると相手も「あぁそうなんですね」と安心する。
自分のせいじゃないと思うし。
「ぜひまたお会いしたいです」みたいな形になったりするから。
そうだよね。変に我慢して引っ張る人がいたりするからね、確かに。せっかく出会いがあったんだから自分から切るなんて…みたいな。
そうなの。そこで我慢しない。
ありのままの自分を求めてくれる人と結婚する
とにかく「我慢する」ってその中には、やっぱ自分に対しての相手に申し訳ない罪悪感とか自己卑下とか、そういったものがあるので、それはいらないんです。
基本は自分のありのままの状態を相手が求めてくれる人と結婚出来ればいいわけだから、自信を持ってやっていきましょう。
というわけで、今日は女性に対してお伝えしました。
女性が心開くってのは、お見合いの場で大変なことなんです。勇気があることなんですよ。
ぜひそういう自分を承認して「私頑張ってるな」って感じで。
頑張りすぎる必要はない。
そうそう、気楽に婚活を続けていきましょう。
何かあったらぜひカウンセリングを体験してください。
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あなたの持つお悩みを明確にして、自己理解を深めていきましょう。
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