婚活男性がお見合いで沈黙を怖がる時、よく陥りやすいワナ

婚活 お悩み

婚活している男性のみなさん、

お見合いやデートで、女性と「話が続かない」時、ありませんか?

あがけばあがくほど良い結果にならずに、相手に嫌な顔をされ…

どうして「話が続かない」と焦ってしまうのでしょう?

沈黙を怖がる時、特に男性が陥りがちな悪しきパターンをご紹介し、

その原因と対処のための心構えをお伝えします。

この記事を書いた人
yuda

「私、結婚できないかも…?」若いころから超自己肯定感が低く、やっと40歳を前に一念発起。心理学・性格学・カウンセリングやセラピーを学び、41歳で結婚・42歳で出産。実体験をもとに「婚活カウンセリング&結婚相談所リアルラブ」を開設し、夫とともに今年で22年。婚活だけでなく夫婦関係、子育て、セックスレス、妊活などの相談も好評。

本日のテーマ

お見合いで沈黙を怖がる男性が陥りがちなワナ。

これは男性だけではないですね。

私も女性会員さんから聞きますね、そういう方いらっしゃいます。

そういえば昔ね、ニュースステーションっていう番組で、

久米宏さんって人がいたじゃないですか。

テレ朝のね。

そうそう。そこに松ちゃんと浜ちゃんが初めてでた時があって。

ダウンタウンがでた。

デビューしたての頃ね。

すごいブームになってね。

久米宏さんもイケイケの状態の時。出演しながら松ちゃんと浜ちゃんがふと長ーく沈黙したんですよ。で、久米宏が「こういう時にさえ沈黙できるあなた方が羨ましい!」と言ったのね。

彼は「沈黙が怖い」というのがとてもよく分かった。

怖いというか、放送コード、何秒以上ってのがあるらしいからね。

そういう理由ではなかった。松ちゃん浜ちゃんが喋らないで平気でいることに久米さんが慌てた感じ。

とにかく、「喋れる人だから沈黙を怖がらないわけじゃない」。

なるほど、それを言いたかったわけね。

逆に喋れるからこそ怖い人もいる。

お見合いの場合は、初めて会うのが当然じゃないですか。

それでね、話すことっていうのは特に決まってるわけじゃないから、下準備をしたりして一生懸命沈黙にならないように頑張るわけですよね。

なにが起きているのか?

その不安を感じている人達がどんなふうに陥っちゃうか?です。

結局相手の話をあんまり聞いてない。

相手のプロフィールのメモとってきて、

何を喋ろうかって方に意識が行ってる感じ?

そう。相手の話に集中出来てないから、相手が突然違う話すると「準備してた内容と違う話をしてるー」みたいな。慌てたりなんかしてね!

そうすると、どこからかひねり出して、「これだったらこないだの映画の話と似ている」とか思って出しちゃうんですね。「僕ね、すごい面白い映画を観ましたよ、こないだねこういう映画を観てあーだこーだ…」って言って。

一見二人の話はとっても繋がってるように見えるけど、全く対立してるという言い方もできるんですよね。

だってその彼女が例えば「こないだこういう映画を観たんです」って話を聞いてほしくて話してるとしたら、「僕はこういう映画を観ましたよ」ってどう?そういう会話がありますよね、すごく。

別に男性ばっかりじゃないかもしれないんですけど、なんか「競争」みたいになっちゃう。「私はこうです」「僕の好きなのこういうのです」

似たような話をしてるから客観的に見るとなんか話が合ってるように見えるから、この話題だったらこの話題でいいだろうと思ってるその本人が全く気が付かない。相手がどんな気持ちになっているか。

お相手はどんな気持ちなのか?

相手は「私の話を聞いてないな?」って感じになるんですよね。それと同時に「話を盗られちゃった…」ってなるわけですよ。

実は話してた中の「この部分が自分が一番ヒットした」って思ってることを、話すか話さないかのうちに、相手がただ「映画」というだけの共通の話をしちゃうっていう。

これって私達の日常会話でもよくある話でね。分かってもらえない人にこういうことはよくされちゃう。特に男の人は多いんですよ。

だからコミュニケーションは、女性の方が上手。それはすごくあると思うんです。

男性はそれに比べて「まぁいいじゃないか」と。「同じような話題振ったんだからそれで許してよ」って感じ?

まあ、それを許してあげるっていうのも女性のおおらかさとして大事なことだとは思うんですけど、これをずっとお見合いの1時間くらい繰り返されると「はー…私何を喋ってもこの人に盗られちゃう」って感じ。

いっぱいいっぱい喋って男の人は「今日は楽しかったです、いろんな話で話が合いましたねー」みたいに感じているとき、女性は「全然楽しくなかった…」みたいなね。

こういう時女性も、何が自分の中で疲れちゃったのかっていうところを言えなかったりするんですね。

「なんかいっぱいお話したんです」とか言って、「案外盛り上がったんですけど、なんかすごく疲れちゃってもう会いたくありませんでした」みたいな感想になる。で、そういう結論になっちゃうんです。

だから起きてる事がなんなのかってのをよくよく聞いてみないと分かんないですよね。

こういうことってビジネスなどでもたくさんあります。

例えば人前でお話する時ってあるじゃないですか。人前でお話をしてる時って男女関係なく、今のお話=男性がお見合いするときみたいに「緊張」を感じたりしていますよね。

沈黙が怖いの正体

「沈黙が怖い」っていうのは、沈黙すること自体が怖いんじゃなくて「何を相手が考えているかがわからない」のが怖いのかな、と思うんです。

想像できないというか。

だから相手の人が1人だと、比較的楽は楽なんですよね。相手の様子を見てればいいわけだから。話しながら、この「相手の様子を見る」っていうことが出来てる人は、男性でも全然問題ないわけ。相手の様子が見れない人は、女性でも問題ありなわけね。

その相手が興味深そうにこちらを眺めているか、それとも下を向いちゃっているかとか、あっち向いちゃっているかとか、そこを観察するだけで2人の会話が楽しくされてるかどうかってのが分かります。

で、これが「1対大勢の人」だったりすると、もっと難しいわけですよね。

「いろんな人がいるから聞いてない人もいる」って分かってても、そこに自分がめげちゃうと「沈黙が怖い男性」と同じような状態になってしまうわけね。

「なんか聞いてないや、どうしよう?」みたいになっちゃった瞬間に、口はロレロレしちゃう。

そこで本当に話したい事を分かってもらえそうな人を見つけて、「分かってもらえてるな」っていう瞬間を感じてる時は、自分の本当に話したいことが喋れる。

そして相手の興味をキャッチできてる、そんな感じ。

なので、なんでお見合いでこんなに緊張しちゃうか?

自分の自己イメージを考えて「自分はどう思われるか」=承認欲求満載の状態だと、どう見られるか一挙手一投足ぎこちないってことになっちゃうわけですよ。

自信がないからそうなってくわけだからね。

そういう結果を作りだしてきた過去があるからね。

自分がどう見られるかって意識が集中されてしまうわけだけど、自分じゃなくて相手に意識を集中するってことが大事で。

この人は何を喋るのか、この人がどういう表情してるのか?を観察する。

観察していると例えば「沈黙」がありますよね。「ん?どうしたの?」みたいになるじゃないですか。

この「観察してる間(ま)」は「自分の間(ま)」としては感じなくて済むんですよ。「観察してる」という仕事をしてるから。

観察してて、「あぁ大丈夫だな」ってちょっとした間(ま)が起きるじゃないですか。それがあるといいんです逆に。

集中すればするほど、この間(ま)がむしろ必要だったりするんです。

この間(ま)に動じないことがすごく大事。

つまり、「どう見られるか?」じゃなくて「相手はどうなのか」とか「自分が本当に言いたいことを大事にしたい」とか、そっちに集中をしている間(ま)ですよね。そういう人って芯が感じられますよね。お話聞いてても芯が感じられる。

なんか腹が座ってる感じね。

対処法は?

最初のお話の「話題競争」みたいになってる時に、突然「えぇと。」みたいな、瞬間黙って「別のところに行きましょうか!」など「ちょっと切り替え」みたいなことができるといいですね。

そこはなんかある意味「深い呼吸」が必要だったりします。

そこで全然変わりますからね、相手に対する印象は。「どう見られるか」を気にしている人はより相手に集中しよう。

そしてより自分が話したいことに集中しよう。「相手のこと知りたい」って思ったらいっぱい話したいこと聞きたいことが出てくる。

お見合い相手とお話をするっていうことは、お見合い相手と繋がるためですよね。

ちょっとした絆をつくるってことだね。

だから、最初ちょっと失敗したりとか、いろいろあって相手の女性がやたら警戒してたりとかね、そういうことって案外あると思うんですよ。

「嫌な顔してるなこいつ」みたいな「なんでこんな詮索した態度になってるんだろう」とか「俺が何したっていうんだよー」みたいな時はあると思うんです。

それでもそんな話はちょっと置いといて、「今日はどちらの方から?」みたいなね。まあでもあんまり詳しい個人情報もつっこむとまた警戒されるけど。

君が言いたいのは、失敗感みたいな、それから間が空いちゃうとかさ、あったとしても何度でもやり直しはきくよってことでしょ。

そうです、そこで自意識がでてくるからね、失敗感に。

そこに意欲を持つのが大事だってことでしょ。持てるかどうかってことですよね意欲をね。

目的を忘れない。男の人は特に「女性に喜んでいただくってことにエネルギーを費やす」ってのは案外大事ですね。その女性本人が笑顔になれるようなそんな感じの会話ができるとやっぱ次もありってことですね。

では今日はここまで。

沈黙を怖がる人達は「沈黙があっていいんだよ」って。「むしろ沈黙があった方が切り替えが上手くいきますよ」ってお話でした。

以上です。

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