今回は結婚できない理由シリーズのその1
「状況のせい」にしていると、いつまでも結婚できない!
プロフィールを見てお見合いしたはずなのに、
お相手の条件面を理由にお断り?
そして理由を深掘りすると、
「自分はどうしたいのか」という観点が見えません。
何かを期待していると、男性からは敬遠されがち。
かと言って口を閉じて自立のふりをしても婚活はうまく行きません。
「自分は何もできない…」という思い込みを持っていませんか?
クレクレ星人には誰も近づこうとはしません…
さあ、それじゃどんなチャレンジをするとうまくいく?
こちらの内容はYouTubeでも公開中です!
本日のテーマ「依存」
さて、結婚できない理由シリーズでいきたいと思いますが、その一、依存について。「状況のせいにしているといつまでも結婚できない」というお話です。
婚活しているとお見合い後に「とても良い方なんですけど」みたいなふうに書いてあるんですね。結果報告に。
相手の住居地域の遠さを理由にお断り
「とても良い方で話しやすかったです。でもお相手の方は〇〇という地域にずっと住み続けているし、○○という地域を離れたくないというふうにおっしゃっていました。ですので私は、土日○○になんて遠くまで行くという気持ちになれそうもないし。これはお断りにするしかないのかなと思っています。」なんて書いてあるわけです。あぁそうなんだと。そういうことじゃ両者とも駄目だろうなと思いますよね。
ところが向こうから交際希望がくるんですよ。「え?自分はそこの居住地以外にどこも行きたくないと言ってたから、土日にそんな遠くにまで行きませんて言ってたはずなのにどういうこと?」ともう一回うちの会員さんに確認するわけですよ。
そうすると、「実は相手の方には言わないで頂きたいのですが、相手の方はとても体重は重いみたいですけど、お会いする時にびっくりしたぐらいお太りになっていらして」と。あーらそう…。って感じなんですね。
「加えて、こういう事情があってとても交際するって気持ちになりませんでした」と。だったら最初から「加えて」の前を書いてほしいと。
で「『相手が太りすぎて気持ち悪い』って書いたらいいでしょ」って言うと「そんな誹謗中傷を書いていいのでしょうか…」って。このやり取りをしている間にもう一日経っちゃった。その返事の前に、先方から「昨日のお見合い結果はどのようになりましたでしょうか」って催促が来ちゃって。
先方からくるよね。心配だもんね。
それで、「いやぁすみません、実は」…と言って「お断り理由があいまいなので本当に断っていいのか確認中で」などと伝えると「あぁそうなんですね、ということは、その状況を本人が考え直してくださったら交際希望でしょうか??」などと期待され「それはわかりません…お待ちを」と。なんか二度手間三度手間みたいな感じで。まぁ私達が二度手間三度手間するのは別に構わないんですけど。
この方「状況を丁寧に報告する」という点ではすごい立派なんですよ。「誰も悪者にしないように」とね。
だけど「あなたはどう感じてるの?」っていうところが何も書いてないみたいな。最初の段階で。
私達の考えは…まあ「私達」って言っても、「結婚相談所の先生」の考え方はそれぞれ違いますからね、いろんな人がいるので。
とにかく私達の考え方は「状況は、その方の考え方によってどのようにでも変えられる」と思ってるんです。
例えばこの人は結婚当時「歳をとったら僕は田舎に住みたいな」と言ってましたけど、まだ田舎に住む生活は実現してません。要するに、居住区など「希望自体が時が経てば変わっていってしまうこともある」って言いたいんです。
私達を取り巻く「状況」ってのは変わるわけですよ。お互いに折衷案をその都度考えだして、それでやりくりしていけばいいじゃないですか。
相手の状況のせいにしない
結局、自分が相手の交際を希望するか希望しないかを、相手の状況のせいにしても、自分の選択責任を果たしてないっていう言い方ができるくらい。
すごい大事だよね。ポイントですね。
どんな状況でも「この人素敵」って思えてしまえば、案外頑張れたりしますよね。
条件的に難があってもね。
多少苦しくても。それはどこの選択でもそうなんですよね。例えば真剣交際に入っていながらその人と本当に結婚するかどうかっていうふうに決めるときも。
なるほど。自分の意見を言わないで状況のせいにする依存的な人っていうのは、例え結婚できたとしてもなにかそういう問題を必ず探すっていうか出てくるっていうか。
「依存」っていうのは中毒みたいなもので、前からちょっとお伝えしていますけれども。自分じゃない誰か別のものが主人公になって、そこに振り回されてるみたいな。そういう状態が依存じゃないですか。
自分ではない誰かを、自分じゃなくて相手を真ん中に据えてしまってる感じ。「私はあなたに振り回されています…」みたいになってるわけです。
まるでその彼女の人生を決めるのは、自分以外の何か。
「彼ら(世間?)」みたいになってるわけですね。
「あなたの人生を、誰かがあなた以上にわかるわけないでしょ?」ってこと。でも「それぐらいわかってくれるべき!」ってなってるわけですね。
なんかこう、「彼のために今後の人生を生きていくんだから、私を本当に大事にしてくれるかしら?大事にしてくれなかったら困っちゃうのよ!こうもしてもらいたいしああもしてもらいたいのよ」と、クレクレ星人になっちゃってるわけですよ。
これをずっとずっとやってると、多くの男性は愛想をつかすわけですよね。
やっぱりね、いわゆる「重たい女」
気づきがないと重たい女に
まさに「重い」ってやつですね。それ最初の頃出てくると、本人も気づいて「うわ重たい女になっちゃった」って黙っちゃうんですよ。でも黙っちゃっても駄目なんだーこれがまた。
「依存はいけないから、私そんなふうに相手に迫ったりしません」って、口をつむいじゃうと、これがまたもーっと重たい女になっちゃうのね。「なんかよくわかんないけどこの女楽しんでないぜ、だから全然楽しくないぜ…」みたいな。
こじらせた人みたいになっちゃうね。
だからそこはやっぱりちゃんとお話する必要があるんですけど。依存のクレクレ星人の時のお話の仕方っていうのは「ねぁ結婚したらどうする気なの?これこれこういうやつはどうする?だけど、あなたはどうなの!?」みたいなね。
なんかエネルギーをこう引きずりまわす。「うぅ~」みたいなね。
「自分は何もできない」という思い込みをもっちゃうとそういう気持ちがわぁっと。
不得意感とかね。なるほど、私もそうだ。
心の中は同じ。そういう時はクレクレ星人なんですよ。
そうねぇ。
でもこのクレクレ星人になっていることに気がついちゃったら、どうしたらいいかですよ。ここが大事ですよね。
依存を隠して自立してもうまくいかない
「クレクレ星人じゃないようなフリをして、しっかりした自立した女性として生きる」っていうのはブー!なんですね。これが皆さん勘違いなんです。
しっかりした女性のフリをすればするほど、袖の下の方でクレクレって言ってる。「私はしっかりしてますよ本当に」って言いながら、無意識にクレクレ言ってる感じですね。
それを微妙に相手は感じ取って、みんな半径何メートル自分の周りから逃げていく!そういう状態になって初めて、「やたら私寂しいんだけど?」みたいな。そういう結論になっちゃう。
「誰かに対して何かを期待してる」わけですよ。
例えば私達の関係で、私が夫に期待してしまってると「あれやった?」みたいなね、「あそこでこれやってあそこでこっちをやんないと」とか、「あの人に対してこれを言ってもらわないと私困るんだけど」とかね。そういう、ちょっとしたことも心配になったり、相手を疑ったりしてるわけです。
疑ったり心配したりっていうネガティブなエネルギーをポジティブに変えるためには、やっぱりちゃんとコミュニケーションをする必要がある。
その時に「あなた、あれやってないんじゃないの?」って言ったらもっとひどくなる。
火に油を注ぐ。
「あれ、よろしくね」とか「これ了解だよね」とかね。なかなか気を使いながらコミュニケーションをする。
上手にね。そして?
それと、大事なことですが、
「人に頼む」っていうことばっかりを考えてると、なんかわかんないけどすごく「自分が出来ない人」って気持ちにだんだんなっちゃう。
自己イメージ自体が「自分が出来ないから人に依存してる」みたいな気持ちになっちゃって、どんどん昔の駄目な頃の子供の時の弱かった自分の状態に入っちゃう感じがあるじゃないですか。
だからそういう時は自分自身から体験していくってことが大事で。
体験する。
人に頼まないで私がやる。「ちょっと私やってみるね」っていって、やってみちゃう。
そうすると、体験したこと自体が楽しかったり、意外にできるじゃんみたいな。
そうそう、そういう体験は多いね確かに。
「何でできないと思っちゃったんだろう?」と。それが爽やかな風を。
それで一個でも成功体験があるとどんどん自身がついていくよね。
それでまた、出来ない時もお願いするのに優しくなれる。「そうそう、私はできないんだから」と。
良い循環が生まれると。そのためにもまず一歩体験してみると。
間違っちゃいけないのは自分がちょっと依存的になっちゃってる、クレクレになってるなっていうことに気付きを持つことが大事。
依存がいけないんじゃないんです。
「依存してるな」と思いながら「お願い」って言っているなら「依存」ではなく「助け合い」です。そのためにも依存してる自分を責めない事。
「依存は絶対ダメ」だと身動きがとれない
「引きこもってるな…依存してるな…結局人に期待してるんだな…自分は駄目だと思ってるんだな…」っていう気持ちがわかったら、「よしじゃあやってみよう」とか、それに自信がなかったら「よしじゃあ任せてみよう」とか、その後の選択が大事なだけで、だから「依存は絶対駄目」ってなっちゃうと身動き取れなくなっちゃうんですよね。
「前に進みたいと思ってるんだけど怖くてできないんだ」ってことに気付けば、人に不満を持たなくなるでしょ。だからそこが大事ですよね。
とても深い話でした。
そうですね。とにかく何かをチャレンジしてみる。気付きの眼を向けて何かチャレンジしてみると上手くいかなくても上手くいっても、すごく爽やかな気持ちになります。
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