婚活女性の共通の悩み…
「結婚したい気持にさせてくれる男性が見つからない…!」。
そして意外に「元カレが忘れられない」という女性、多いです。
そこには「自分以外の何かが、自分を幸せにしてくれる」
という思い込みがありませんか?
それを、心理学用語で「偶像崇拝」と言います。
そんな過去の偶像を超えて、
現実の世界で大好きな人と恋して結婚へ進むには?必見!
元カレが忘れられない
好きになれないと結婚できないと悩んでる人にお答えします。
「恋愛感情が湧かないとなかなか結婚できない」と言いながら「実は私好きな人がいたんですけど、その人とはうまくいかなくて別れたんです…でもやっぱりその人がいいんです…」って。で、今も結婚できない人っていっぱいいるじゃないですか。

いるよねー。

「過去の彼と比べちゃうんです」とか。

「やっぱり思い出しちゃうんです」とかね。

で、過去の彼はどんなに良いことがあったかって聞くと、「そんなに虐げられてたの?」みたいな。

そんな幸せじゃないんだよね。

そうなんですよ。
それって何が起きてるか考察してみました。
恋と愛は違う
「恋する」事と「愛する」事は違うって分かりますよね、皆さん。
恋ってのは自然発生的で、愛するってのは非常に能動的で自発的な行為。

恋に落ちるって言い方あるからね。

恋は自然と落ちちゃうのよねー。それはいいとして。
「恋ができる」事に対する無上の憧れが、私達、特に女性には多いような気がします。
それはもしかしたら、心理学用語の「偶像崇拝」ではないかと。
英語では、この「偶像崇拝」という心理学用語を「アイドル」と言うんです。このケースその心理が介在してる?って感じがすごくするんです。
偶像崇拝って何が問題かっていうと、自分じゃなくて「自分の外に幸せがある」。だから、それをゲットしたり、拝むなりしないと幸せにはなれない。その対象に「依存」することですね、平たく言えばね。

「これが手に入れば幸せになれる!」みたいなね。
そうそう。例えば「〇〇大学に合格すれば…」とか、「結婚すれば…」とか。そういう場合も、「もうこれさえ手に入ったら私は安泰だ!」みたいな心理が偶像崇拝。

いくつか経験しているよね、誰でもね。

「これさえできればきっと上手くいく」と思って期待して…それをゲットしても上手くいかない!

そうそう、「そんなに幸せじゃない?」っていうか。
そういう、何かに過剰に期待しちゃうような心理を偶像崇拝と言います。そうやって勘違いをしてしまう。自分以外のものを、「そこにこそ幸せの鍵がある!」と思い込んじゃう事なんですね。

思い込み。
それが例えば「元彼」とかね。「私の好みのタイプ。」みたいなのもそうですね。「背が高くなきゃダメなんです」とか。

あるねー。

すごいありますよ。
そういうふうにして起こるんだなって感じですね。それを崇め奉る。そこに執着する。
過去に縛られている
自分の頭の中にある偶像なので過去のものなんですね。瞬間瞬間更新されてるわけじゃないからその崇拝しているものはどんどん過去になっていく。

そうね、時代は進んでいくっていうか。
素敵な男性もだんだん歳をとるし。執着っていうのは全て「今までの事」に執着してるんですよね。
「どうしても好きなんです」って事ってあると思うんですよ、誰しもね。
私昔から思うのは「その好きっていう事の裏に何があるんだろう」と。

興味がある、そそられる。
「好き」って何でしょうね?偶像崇拝になってしまうケースってどう違うんだろうと。
一つ気づいたことがあって。最近「推し活」ってあるじゃないですか?それに例えていうと…昔の私達の時代のファンて、ただただ追っかけてましたよね。
それこそタレントに偶像崇拝してる感じで、実際に会えるとそれだけで「キャーッ」って大騒ぎ。でも、そのキャーッって言った後、例えば相手がくるっと振り返って「君、〇〇なの?」なんて聞いた瞬間に…口が聞けない!みたいになっちゃったり。

何か失神したりしてたよね。
そう。口をきける相手だと思っていないから超びっくりしちゃう。考えてみるとそれってすごく気持ち的にも「対等」じゃない感じ。「崇拝」してる感じで、神話とかファンタジーみたいな感じですよね。
推し活から学ぶこと
でも最近は、タレントに対して「推し」っていう言い方をしますよね。

「推しメン」とかね。
「推し」っていうのは、何かこう自分自身が「そのタレントを推す=応援することによってエネルギーをもらってる」っていう意識なんですね。この間NHKで説明してました。「推し活」ってのはそういう活動をすることで自分を元気にする事らしいんですよ。
だから「自分は何推し」と表明して積極的にその人を応援する。スケジュール管理して見にいくのは一緒なんですけどね。
その感覚は昔の「追っかけ」と比べると「偶像崇拝から脱しようとしている」感じをちょっと思ったんです。

なるほど。
「偶像崇拝は対等じゃない」んですよ。
「推し活」は「この人を通して自分が輝いていく」というニュアンスですね。「この人が好きだ」という自分の気持ちをありのまま承認して、それを自分の生き方の一部として生きていくっていう感じ。堂々としてて健康的な感じ。偶像崇拝から脱却してる感じなんですね。

それは面白いね。
そういうふうになっていくのは素晴らしいですね。偶像崇拝すると、特に独身の場合、自分が好きだっていう事に夢中になりすぎちゃって中毒みたいにエネルギーを奪われちゃう感じ。
「この気持ち自体が幸せ」みたいな気持ちでストップして妄想している。それがファンタジーって事ですけどね。
ファンタジーだから、相手に気持ちが届いた瞬間キャーって言って口がきけなくなっちゃう。「本当は口をききたいわけではなかったかも?」って事です。
こういう感じの「元彼の事が忘れられないんです」って言いながらいやいや婚活してる人に「じゃあ元彼のところにもう1回アプローチしてみたらいいじゃない?もしかしたら彼女と別れてるかもしれないし!」とアドバイスするわけですよ。
ところが「でも良いんです」とか言って「だって彼は結局〇〇(「
結婚してくれない」とか「家族問題がある」とかetc)なので。」
なーんだ!って。「忘れられないって言ってるわりにはリアルには考えてないんじゃない?」と聞くと「そうなんです」みたいな感じ。
「偶像崇拝をする事によって何をしなくて済んでるか」。
それは「現実と向き合わなくていい」っていう結論になってるわけですよ。
中途半端な状態で元彼に執着し、元彼と成就する事も本気では考えてないし、今の婚活にももちろん身が入らないって状態を続けている。
現実逃避と向き合う
だから元カレのことを思うのはやめろと言っているのではないんです。
むしろ「自分はなぜこの元彼のある部分を好きなのか」って気持ちに向き合うといいです。その元彼全部が好きなんじゃないんですよ結局。

例えば「元彼がギャンブラーで」とか、
いろいろ困ったことが起きて「女好きで」とか。

実際話聞くとね。

だけど「こういうところが好きだった」
っていうのがあるわけね。

要素だね。
でね、こういう要素が好きだったなら「そういう要素を持っている相手を見つけてみよう!」と思うと、婚活に意欲が湧きます。
例えば「私の話を興味深く聞いてくれた」とか、その好きだった要素が具体的にできると「私はこんな事をしてもらえると嬉しいんだ」って分かる。だから、そういう人を探す。
そういう事でお相手探しに現実感が生まれます。「自分がなんでこれが好きなのか」を過去の男性全部振り返ってみると、こういう人そういう人ああいう人…「そういう人リスト」になってるわけですよ。
「このリストを満足させてくれる男はいるかなー?」と探すと、意外といるんですよね。おぉー!みたいな。
ものすごく「過去に執着してる」とか、「憧れてるんだけど手に入っても別にそんなに嬉しくない」とか、そういうところにハマって現実を見なくなっちゃってる自分に対して、「そういう人リスト」を作るという作業はリハビリ効果がありますね。
「私が好きなのは何なのか」リスト。「あの人を通してどういう自分の嗜好性に気が付いたか」っていう事をまとめる。
ただ注意点があります。
リストにする時に例えば、元彼にあった要素で「背が高い人」。
こういうのは違うんですよ。分かりますか。

外見はねー。
「背が高い」というのは外に求めてる事ですよね?むしろ偶像崇拝です。なので、例えば「背が高い人とお話をすることによって何が手に入ってるの?」って問いかけです。「背が高いと何が満足になるの?」みたいな。

あくまでこっちの気持ち。
そう、何かこう「優しく包んでもらえてるような感覚」とか。

なるほど、そこがポイントだね。

例えば背が高くても上から目線でやられたら
ちょっと求めているのと違うじゃないですか。

なるほど。
「その人と一緒にいることによって、自分の中の何が満たされた気分になるのか」っていうのが大事です。
偶像崇拝っていうものは「愛を与える」んじゃなくて「愛を求めてる」んですね。
「自分が愛を与える」。「愛っていうのは与えれば与えるほど幸せになる」んですけど逆もまた真なりで「愛は求めれば求めるほど不幸になる」んですね。
その結果「求めて求めて求めても得られないからあんな素敵な人の事を崇めちゃおう。崇めちゃっても得られないからファンタジーの中で生きよう」っていう感じ。
そうすると、自分の人生をストップしちゃうんですね。

そこだよね。人生の大事な時間を。
やっぱり「自分の中に幸せの鍵はあるんだ」っていう事。
どんなに素敵な人が相手でも、自分の中にある幸せの鍵を自分が使わなければ幸せにはならない、ですよ。
その事をぜひ忘れないように。

与えていくってことだね。
私達もお互いに忘れないようにしないといけないですね!
以上です。ありがとうございました。
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