婚活していると、「プライド」がやたら高そうな人に巡り合うことありませんか?
せっかく心から惹かれたお相手が現れたのに、自分から断る?! そんな行動に出る男女は意外に少なくないです。
苦しい胸の内には怪しげな承認欲求が!
でも「一見高すぎるあなたのプライド」も大事なあなたの個性です。
対等な形のパートナーを手に入れるにはどう向き合えばうまくいくのか? 説明しています。

*湯田佐恵子プロフィール*
2000年「婚活カウンセリング&結婚相談所リアルラブ」を開設し夫博和とともに今年で25年。そもそもは自分の「結婚できない症候群」のため学び始めた心理学やセラピーだったが、婚活相談以外にも、人間関係、夫婦関係、妊活、子育てなども好評。
婚活中に交際終了が続く…その裏にある意外な心理とは?
婚活心理をお伝えしている結婚相談所「婚活カウンセリングのリアルラブ」
今日のテーマは「自分から交際終了。その原因はプライド高すぎ?」
婚活していれば、誰しも断ったり断られたりしますが、あまりお相手に気になるところもないのに自分から断っちゃうという。その原因ですよね。
こういうこと時々あります。お相手は案外ステキで、最初はすごい乗り気だったりしてたのに。

はい。ではその原因を一緒に探求していきましょう。
男性から交際終了、その本当の理由は?
女性は自分から断る人多いですけど、男性はどっちかというと、よっぽどでなければ…ひどい態度をされたとかでなければお断りしない人が多いです。もちろんお見合い段階でどんどん自分から断っちゃう人もいますけど。
最初は前向きに交際してて、交際がある時になったら自分から断っちゃう。
何でなのかとか聞いてみたら、あまり問題が起こったとかいうことでもないようで。
これは…どうもプライドが介在している?と思ったんです。
そこで、「どんな話したんですか?」と訊いたら、結婚後のビジョンを語ったそうなんです。
前に進むには真剣交際のハードルがありますからね、そこを何とか越えたいので、案外、突っ込んだ話をしていく音は必要不可欠だったりもします。
そして結婚後のビジョンの話をしたら「あれ?」ってなっちゃったと。
理想の“〇〇像”と現実のギャップ
「あれ?」って思ったのは、「自分が思っていた“女性としての”おとなしやかな感じ」とか、「優しい感じ」とか、「遠慮がちな感じ」よりも、ちょっと踏み込んだ女性像が出てきたと。

ほー、詰めていく段階で!
そう、その段階で「はい?」ってなっちゃったと。しっかりしてそうに見えたけど、「この女性は御しきれない!」と…。

そういうケースね。まあ、君なんかは、ほら。最初からすごかったからね。
そう、私なんか最初からすごかったからね!お見合い段階でバーッと斬られてね!
…私の話じゃないでしょ。

そう。はいはい。
だからね、最近入った会員さんなんかも、会ってみて「うわぁ、こいつ怖い」と思って、バーッと切るんじゃないかと思いますけど。
御しきれないっ!ってね。

昔の言葉で言うと「尻に敷かれそう」みたいな。
そういうことでございます。
それって“男としてのプライド”っていう言い方もできるのかもしれない。一般論的に。
婚活を邪魔する“偽りのプライド”とは?
正体は“守りのプライド”

知りたくなるのは心理的な背景ですよね。心理学的には大まかに2つ。
1つは、高すぎる自尊心ゆえに、相手の欠点に敏感になってしまうケース。
欠点というかね、逆じゃないの?
相手の欠点っていうよりは、自信がなくなったっていうんじゃないの。

本人のことでしょ。
そうです。

2つ目。結婚へ向かってのプレッシャー。
そういうもので、自己防衛反応が起きているのではないか。
それは大きいですよね。自己防衛反応。
それは男女とも言えるかもしれないですけど、いよいよ真剣交際に入るっていうのは結婚準備の段階ですからね。
結婚に対してのプレッシャーで自己防衛反応?

一歩踏み出せばもう…ね、結婚みたいな。
だから結婚準備に一歩踏み出すということに対して、自己防衛反応が出てくるってのはありますよね、きっとね。圧倒されちゃうような感じになっちゃうんですよね。だから共感力も何も以前の問題で。でもなんか、終了ボタンをポンと押しちゃう。ある意味投げやりなね…自分の人生も投げちゃうの?、みたいな感じになっちゃいますよね…。
“偽りのプライド”を乗り越える3つの対策

はい。さあ、ここからは対策に移りましょう。どんな対策があるのか?
対策① 偽りのプライドに気づく
1番目、偽りのプライドは手放す。

偽りのプライド。
プライドといってもいろいろありますね。

例えばどんな
学歴とか収入とか。それがプライドだってなっちゃってるじゃないですか?その執着を手放す。

そこにまず気づいて手放していく。
そうそう

なるほど。
それがあればあるほどその対等さを変えちゃうわけですよ。俺はこんなにすごいんだぞ、すごいんだぞって言っても褒められなきゃしょうがない。

じゃあ2つ目は
対策②少し距離をとる
1泊置く…。
さっきの妄想でいっぱいになっちゃう。これは御しきれないとか

そういう時に
すぐに、核兵器のボタンを押すんじゃなくて、やっぱり一泊置くというのが大事ですよね。
相手がたとえ違うことを言ってたって、自分はこう思ってたっていうことを説明することによって、もしかしたらすごくマリアージュができるかもしれないじゃないですか?
そういう風にして結婚生活って作っていきますよね。
それこそ「私は海が好き。あなたは山が好き」って言って、海か山のどっちかを選ぶっていう場合もあるかも知れないけど、いやいや、「明日は海に行って明後日は山に行く」ことだってできるわけですから。
とにかくまず「すぐに終わりにする」ってことはやめる。一つ我慢する。

わかりました。はい。三つ目は
対策③ 真のプライドを受け取るという視点
三つ目は、「自分の本当のプライドを受け入れる」っていうのが大事です。
真実、「これが自分」っていうラインがあると思うんですよね。
面白いんですけど、みんなそれぞれその分野において「自分はこの程度でいい」と思ってる分野もあるし、「これに関してはこの程度でなきゃ」っていうのあったりするじゃないですか?

あーそういう意味のプライド。
そう、

「生きる意味」というか?そういうところまで。
そのプライドっていうのは自分が生きるためのモチベーションを持ってるわけだから、別にこのことに関してはどうでもいいっていう部分と

そういうのいっぱいあります。
これだけはって思うときもあるわけ。

99%、僕なんかはどうでもいいけどこれは譲れないってありますよ、
あなたに対しても。
うん、100%何もないっていう人はいないんですよね。やっぱこれだけはっていうのがあるんです。その自分のプライドっていうのは曲げないっていうのがすごく大事。その高い高いプライドのために生きてるっていうか、そのプライドを本当にごまかさない。ごまかしたら自分じゃなくなっちゃう。
つまり、世間からどう見られるかということではないんです。
一番自分が「ここは絶対にこうしたい」っていう風にこだわってるところってそんなにたくさんないはずなんですよね。
どうしてこういうのを望むのかっていうと、「やっぱりこういう状況が欲しいから」っていうその一点に案外絞られたりするから。特に結婚していくとなった時に、自分自身が持っている、これが一つの自信になって、相手と対等にやり取りするっていうことがとても やりやすくなる。
自分に自信がないと「何でもいいです」みたいな。「別にどこ行ってもいいんです」とか「別に何を言ってもいいんです 」みたいな。
適当に合わせちゃう。合わせることに何か焦点が当たっちゃうみたいなね

相手に合わせちゃう。
そうそう。で自分を安売りしちゃうみたいな。

あるところまで行っちゃうとね、相手に退屈だと思われる
そうなんですよ。やっぱり自分自身が何かこうはっきり持っている っていう生き方をしてると、すごくそれと響く相手を見つけやすいんですね。

進みたい方向というか 進みたい 歩きたい道というか。
そういう感じかしらね。そんな感じですね自分らしさというか。
高学歴がプライドになっている人へ
例えばですよ、学歴が高い人っていうのはやっぱりそこに何かものすごく知りたい欲求とか知る喜びがあるから、さらにそれを進めていきたいというモチベーションがあるんですよねもともとね。
この学歴になったという人はそういう本当の意味のプライドがちゃんとあるから、学歴という名前にこだわる必要もなくてやっぱりその人はそういう生き方なんじゃないかなと思いますね。
「学歴が高い人は年収が高い」と一般的に思われてるけど、逆に学歴ばっかり高いけど自分の好きなことやってる人とかいるし、逆に年収は高いけどすごく学歴はこだわらなかった人もいるし。
世の中やっぱり自分が本当にやってる人はいろんな様々なパターンがありますね。

うんうん。 なるほど。 じゃ、今日のまとめにいきましょう。
真のプライドを育てて、婚活を前進させよう
そして本当の自分の内側にある 真のプライド。 そのプライドを大事にして 生きていきましょう!
その方が絶対いい婚活になりますよね。本当に自分らしさを発見しようと思っている人は 本当に自分らしくなりたいと思っている人を引き寄せてきますよね。そういう会員さん、過去何人もいますよ。
そこで2人で「出会った!」となって、すごい意気投合していくっていうのもいいことですよね。
お互いに自信を持っていれば大丈夫っていうのもありますね。

そこが一番肝、というか一番大事なところにたどり着けたような気がします。
そう。今日一番大事なことは、「 一旦立ち止まること」。 ですね。ちょっと立ち止まって一泊置いてみると。

本当に一泊置いてもいいんですよね一晩というか?
そうそうそう一晩置いてみたほうがいいですよね。終わりにしてしまうのは簡単すぎますよね。
真のプライドとは、自分も相手も尊敬・尊重すること。
やっぱり相手も一人の人間なのでそれを尊重することが必要だし、結婚は一回決めたらその相手とずっとやっていくことなので婚活でもできるだけ一人の人とたくさん体験をしてみることが、結婚相手を見つけるために最善の策じゃないかと思います。

そのプロセスの一つ一つを大事にしていく。
一人で悩まないで、リアルラブの婚活カウンセリングでご相談を
とにかく相談できる相手っていうのは必要ですよね?相談できないとすぐに自分で交際を続けるか断るか決めなきゃいけない…ってなっちゃいますけど 私たちはそういう時に「ちょっと相談があります」ってlineで送ってきてもらて応えてますし。
皆さんまだ入会する前の方は、体験カウンセリングをぜひ利用していただきたいと思うんです。
他の結婚相談所に入っている人でも構いませんのでぜひ一度いらしてみてください。
無料体験カウンセリングは実質1時間程度ですが、必ず何か発見がありますよ。

Q&A
Q:メンタリングセッションて、普通の結婚相談所の婚活カウンセリングとどう違うんですか?
Q:ワークショップやセミナーにはどのような内容がありますか?
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